子どもを自立させる



子どもに失敗を経験させたくなくて、

「転ばぬ先の杖」とば かり、

何でもかんでも援助の手をさしのべようとする親御さん がいます。

 

確かに助けなければ、

子どもは失敗するでしよう。

そうはさせたくないという親心から、

親は自分の失敗した経験と情報を

すべて子どもに与えようとします。

しかし

伝わるのは、言葉の情報だけです。

体験そのものは、

伝えることはできません。

転びながら自転車の乗り方を学ぶように、

本人が身を持って体験しないと、

身につかないこともあるのです。

レクチャーしても、無駄なのと同じことです。

 

もちろん、ある程度コツを教えることで、

半分の時間で自転車に乗れるようになる、

ということはあるでしよう。

しかし、

子ども自らが経験をつむ時間をゼロにすることは不可能です。

本当に子どものためを思うなら、

過度に助けようとすべきでは ありません。

ある程度、転んでみなければ身につかないことも

多いのですから、

「小さなケガ」をさせながら、

「大きなケガ」 をしないコツを教えれば良いのです。

 

兄弟ゲンカも無理やり止めないこと。

子どもたちはケンカする中で、

その収め方、謝り方、ケガを しない方法を覚えていきます。

子どもに失敗させなければ、

教えた知識は、いつまでも役に立ちません。

 

親が与えた情報と、

自ら失敗した体験がペアになってこそ、

子どもの自立が確立されていきます。

 

教育の目的は

「子どもを助ける」ことではありません。

子どもが「自立できる」ように していくことです。

子どもの失敗を恐れる必要はありません。

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