対立主題の構造(現代文の勉強法)

前回は、筆者が主張を肯定しながら論を進めていくという

同一主張の構造の文についてお話をしました

今回は、

筆者が自分の主張を強調するために、

あえて反対の主張を提示して比較するパターン、

対立主張の構造の文についての説明です

 

この文の構造には3つのパターンがあります

対比のパターン

例えば

日本について述べたいがために西洋と比べたり、

現代について述べたいから過去と比べたりするパターンです

同一主張の構造の分では、

筆者の主張を強調するために、

同じ内容の主張を言葉を変えつつ繰り返しましたが、

それとは反対の主張を提示することによって、

逆に本来の筆者の主張を引き立たせる構造です

対比のパターンの分の場合は、

筆者の主張と対立する主張の違いをはっきりとつかむようにしましょう

 

2つめは

譲歩のパターンです

このパターンでは、

最初に対立主張が提示されます

それを一歩譲って認めるかのように語りつつ

「なるほど、そういう見方も成立するだろう、しかし一方…」

という具合に、

次の段落で必ず対立主題を否定するのです

筆者の意見を読者に印象付けようとするために

対立する主張を正しいと思わせておいて

その正当性を否定することにより

かえって自らの主張に信ぴょう性を高めるのです

対立主張はあくまでもかませ犬にすぎません

本来の筆者の主張を見失わないように

字面を正しく追いかけていきましょう

 

最後のパターンは、

弁証法のパターンです

アウフヘーベンとも言います

このパターンは対立する二つの主張を提示したうえで

それらの意見を統一して、

もう一段階高い次元の主張を展開するというものです

ここで注意しなければならないのは、

弁証法のパターンは、

折衷案ではないんということです

瀬中案果たしてに2で割るという妥協の産物ですが、

弁証法のパターンは

異なる二つの主張の欠点を補い合い

長所を生かす新たな主張を展開することにあります

このように高い次元に押し上げることによって

筆者の主張の正当性を読み手に印象付ける効果が出てくるのです

kkgakuin

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