長文問題の解き方 番外編 随筆文の場合

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国語の入試問題では,必ず評論文の長文問題が出題されます。
一方,小説の長文問題は必ず出題されるかというと,
そういうわけではありません。
都道府県や学校によっては,
小説の代わりに随筆が出題されることもあります。
随筆の長文問題は,
基本的に小説と同じ方法で解くことができます。
唯一つ小説の長文問題と異なる点は,
本文への書き込みの仕方が,ほんの少しだけ違うという点です。
小説では「主人公の行動・心情の変化を読みとる」
ということが最も重要なポイントでした。
この点が随筆では,
「主人公」→「筆者」
となります。
つまり随筆「筆者の行動・心情の変化を読みとる」
ことが最も重要なポイントとなるのです。
ですから,こちらの記事
「長文問題の解き方(小説の場合)その4 本文への書き込み」
http://ameblo.jp/koriyama-surala/entry-11950876079.html
で説明をしている,「主人公」に関する本文の記述へのチェックの仕方を
そっくりそのまま「主人公」を「筆者」に置き換えてチェックをしていけばよいのです。
具体的には以下のように本文へ書き込んで生きます。
☆筆者を○で囲む
本文中に筆者が出てきたら○で囲みましょう。
筆者の名前はもちろんのこと,
「私」が筆者を指していれば○をつけます。
「あなた」が筆者を指していれば○をつけます。
「彼」が筆者を指していれば○をつけます。
代名詞が指しているのが筆者である場合にも
○をつけてチェックしておくようにしてください。
本文中のどの部分に筆者が登場するのかを見えるようにしおくことで
筆者の行動・心情の動きについて触れている部分を見つけやすくなります。
☆筆者の行動・心情の動きの部分にサイドラインを引く
筆者の行動や,心情の動きが記述されている部分にサイドラインを引きます。
この部分は筆者が主語になっている文を見つけて,その文の述語にサイドラインを引く場合が多いです。
日本語の文章は,主語が明確に記述されていない場合も多いので,
それぞれの文の主語を確認しながら読むように心がけましょう。
具体的には,
・「~思う」「感じる」「考える」「気持ちになる」など気持ちを表す言葉 (例)うれしい,楽しい,辛い
・声に出さない心の声
・感情の出ている台詞 (例)「そんなの,信じられない!なぜ?」などの怒り,驚き,
     「……」などの、言いたくない無言表現も。
・感情の出ている表情・仕草・態度
とにかく、筆者の感情が表現されている記述をチェックするということです。
☆風景描写にサイドラインを引く(小説の場合と同じ)
レベルの高い本文になってくると,
風景描写にも登場人物の感情が反映されることが多くなっていきます。
言うなれば,あえてはっきり感情を書かず,雰囲気の中から心情を味わわせる作品です。
このような作品が本文として出題された場合,
風景描写が主人公の心情の変化を読み取る大きなヒントとなります。
(例)
「あたりが暗くなり,急に雨が降ってきた」→不安な気持ち
「日が差し,暖かくなってきた」→明るい気持ち など、
☆場面の変わり目に▽を記入する(小説の場合と同じ)
場面の変わり目(時間や場所の変わり目)に区切りの線を入れておくと,
話の流れを大まかにとらえるときに便利です。
ほとんどの場合,場面が変わるとともに,段落も変わります。
ですから,段落の変わり目が場面の変わり目となっていないかどうか確認をしながら読み進めていくようにしましょう。
時間や場所が変わっている描写が明確に文中にある場合は,
文と文の間に▽を記入し,話の変わり目が一目で分かるようにしておきましょう。
本文への書き込み以外は,
随筆であっても,評論文や小説と同じ順番で解答をしていくことに変わりはありません。
こちらの記事を参考にしてください。
ただし,福島県の高校入試に限っては,
大問5に評論問題が出題されます。
その一つ前の大問4は毎年小説が出題されています。
(過去5年間の出題傾向による)
このように,入試問題の傾向はそれぞれ異なりますので,
ご自身の受験する都道府県や私立学校の出題傾向を
過去問でしっかりと分析しておくことを忘れないようにしてください。

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