2018/09/12
今回は、高校受験生が必ず覚えておくべき数式?のお話しです
2年の1分野では、酸素と化合する金属の勉強をしますよね
ここは、テストによく出題される頻出箇所です
たとえば、
「1.2gの銅と過不足なく反応する酸素の質量は何gか?」
みたいな問題です。
実際の問題には表やグラフが載っていますので、
計算をすれば、
過不足なく反応する金属と酸素の質量比を
求めることはできますが、
高校受験で出題されるものは、
銅と酸素、ま
たはマグネシウムと酸素の化合の場合がほとんどです。
そのほかは、
まれに鉄と酸素の化合が出ることがあるくらいです
ですから、
計算をしなくても問題が解けるようにしておくことで、
時間の短縮につながり、
ゆとりをもってテストに取り組むことができるようになります
このゆとりが、好成績につながるんですね
ぜひとも以下の3つの金属と酸素が過不足なく反応した場合の質量比を
覚えておいてください
覚えておくべき質量比その1
銅+酸素→酸化銅(2Cu+O2→2CuO)
質量比
銅:酸素:酸化銅=4:1:5
例:4gの銅は1gの酸素と過不足なく反応し、5gの酸化銅となります
覚えておくべき質量比その2
マグネシウム+酸素→酸化マグネシウム(2Mg+O2→2MgO)
Mg:酸素:酸化Mg=3:2:5
例:3gのマグネシウムは2gの酸素と過不足なく反応し、5gの酸化マグネシウムとなります
酸化鉄は2種類ありますが、
中学校で出題されるとしたらこうなります
鉄:酸素:酸化鉄(Ⅱ)=7:2:9
※酸化鉄は条件によって酸化第二鉄や、酸化第三鉄となることがあります
おまけに、鉄と硫黄の化合も覚えておくとばっちりです
鉄+硫黄→硫化鉄 (Fe+S→FeS)
鉄:硫黄:硫化鉄=7:4:11
銅と酸素、マグネシウムと酸素の化合についてだけでも
必ず覚えておいてください