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脳科学に基づく、これが正しい勉強法だ

time 2019/01/08

ドイツの心理学者エビングハウスによると、人は記憶して20分後に42%、1時間で56%、9時間後に64%、6日後には76%を忘れてしまうそうです。

彼の実験から、立て続けに覚えようとするよりも、ある程度の間隔をあけて覚える方が、効率よく脳に記録されることが証明されています。sる情報を忘れかけたころに再度同じ情報を脳に送ることで記憶の定着がよくなります。逆に言えば、短期間に集中して勉強してもすぐに忘れて習得できません。それよりも、定期的に繰り返して勉強を続けた方が効率よく習得できるのです。

脳は容量が決まっています。ですから、情報をすべて記憶するわけにはいかないので、脳は一時的に気を苦した後に忘れてしまっていい情報と長期的に記憶すべき情報の仕分けをしています。仕分け作業を担っているのが海馬といわれる脳の部分です。

記憶のメカニズムは、簡単に説明すると以下の通りです

長記憶・・・側頭葉→海馬→側頭葉

短期記憶・・・側頭葉→海馬→破棄

人間が振れた情報は、脳の側頭葉と呼ばれる部分から海馬に送られ一時的に保存されます。そしてその情報を一時記憶にするか、長記憶にするのかを仕分けるのです。

海馬に一時的に記憶が保存されている状態で同じ情報が海馬にい頻繁に送られてくるようならば、脳は、「この情報は重要だ」と判断し、側頭葉に送り返して長期保存します。一方、同じ情報がしばらく送られてこないと、脳はこの情報はさほど重要ではないと判断して破棄してしまいます。これが一時記憶です。

例えば

あなたが英語の勉強として、英単語を暗記していると仮定します。ある英単語を暗記しようとすると、その情報は側頭葉を通じて海馬に送られます。そして一週間後、また同じ英単語の暗記作業をすると、その情報は再び海馬に送られます・さらに一週間後同じ作業を繰り返します。これを何度か繰り返すと、この英単語の情報は、頻繁に海馬に送られてくるために、脳は、この情報は記憶しておくべきと判断して長期保存をします。

もしもあなたが、どこかのお店にたまたま電話をしたとします。その電話番号は一時的に海馬に送られて保存されますが、その後しばらくそこのお店に電話をしなかったとしたら、同じ情報は海馬に送られません。そうすると脳はこの情報は長期保存をする必要がないと判断し、情報を側頭葉に送らず、破棄してしまいます。

海馬での仮保存期間は1か月といわれています。このことが分かれば、最適な勉強方法がわかってきます。

 

最も効率的な勉強方法

STEP1 Aという事柄を勉強する

STEP2 1週間後にAの復習をする

STEP3 STEP2の2週間後に2回目の復習をする

STEP4 STEP3の1か月後に3回目の復習をする

 

上記のように3段階の復習をするのが、最も効率の良い勉強方法です。ヒトの脳がどのような働きをするのか、どのような仕組みで情報が記憶されるのかということは、勉強を始めるにあたって、知っていて損はありません。

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