2022/08/25
接続語は文と文をつなぐ言葉であり、
私たちは接続語を役割にとって使い分けています
つまり、文どうしの論理的関係によって使い分けているわけです
それなのに空所問題が出ると何となく選んで、
感覚で処理している受験生がほとんどです
空所問題は前後の論理的関係をさえることが重要
それだけで文章は握力が飛躍的にアップします
今回は接続語の役割についてのお話です
因果(原因・結果)の接続語
「したがって」「だから」「ゆえに」「そこで」
などがきたら、接続語の前に理由がある
イコールの接続語
「つまり」「すなわち」「ようするに」「いわば」
などがきたら、接続語の後の部分は前の部分の要約または言い換えである
逆接の接続語
「しかし」「だが」「ところが」「けれども」
などがくると、接続語の後に筆者の主張がある
補足・説明の接続語
「もっとも」「ただし」
などがくると、接続語の前に筆者の主張がある
「AむしろB」
「むしろ」という接続語がきた場合は
筆者が強調したいのはBである
呼応関係の接続語
呼応関係の接続語は、
文末表現から接続語を類推することができます
「なぜかというと~である」
「けっして~ない」
「まるで~ようだ」
「いかにも~みたいだ」
「もちろん~わけない」
「ただ~だけ」
などが呼応関係の接続語です
これらの接続語の働きは最低限覚えておきましょう
文章の論理の流れがつかめるようになるでしょう