2022/08/25
どうしたらいい?と方法論にばかり意識が向いてしまって、考えがまとまらず、結果が出せない子どもは多いものです。
そういう子どもには、「どうなってたらいい?」と、自分がこうありたいと思う姿に意識を向けられるようにサポートをしてあげましょう。
子どもが「英語の成績が上げるにはどうすればよいのか?」ときいてきたら、
「英語の成績が上がるというのは具体的にはどのような状態なのか?」とたずねます。
すると子どもは「英語のテストでいい点数が取れる状態です。」と答えました。
わたしは「英語のテストでいい点が取れるというのはどんな状態ですか?」とたずねると、
子どもは「長文の配点が高いので、長文で得点できるような状態です。」
そこでその子は気がついたようです。
「そうか、長文で点が取れる工夫をすればいいんですね。」
このように、目指す姿が明確になると、どうしたらいいか、やるべきことは何かということが自然と考えられるようになります。