【中学受験】社会は暗記でばっちり！中学受験のための社会科勉強法

time 2021/11/01

社会科は記憶するものだから、という理由で、お子さんの社会科の勉強を後回しにしていませんか？

算数は差がつくから、国語はすべての教科の基本だからといって、社会科をおろそかにしてはいけません。社会科では、勉強に力を入れた分、点数に反映されます。また、社会科は中学受験の合否を左右する重要な科目です。ここでは、地理を中心とした社会科を効果的に勉強するためのコツをご紹介します。

過去の試験問題を徹底的に研究する

過去問を徹底研究社会科には、地理、歴史、公民があります。社会科では、大量の情報を覚えるのに苦労することがあります。しかし、この情報を覚えておけば、社会科の授業でも十分に力を発揮することができます。志望校の合格最低点よりも1点以上高くするためには、社会科を無視してはいけません。

中学入試の社会科の問題は、それぞれの学校の特徴を表しています。お子さんの志望校が絞れたら、社会科の問題をしっかり調べて準備しておくとよいでしょう。例えば、地理で使われる図の種類や、よく取り上げられる歴史的な時代を調べてみましょう。そうすることで、重点的に取り組むべき分野が見えてきます。

家庭学習では暗記を中心に！

社会科の暗記は、ご家庭でお子さんと一緒に取り組んでください。まず、文章を理解した上で、重要なポイントを暗記することから始めます。その後、知識を定着させ、応用力を身につけるための一連の演習を行います。

暗記は最も時間のかかる作業です。社会科の成績が良い子は、暗記に時間をかけます。お子さんと一緒に、単語帳や年表、地図などを作って、家庭でも実践してみてください。親子で楽しく知識を増やすことができます。子どもたちの記憶を助けるために単語リストを使うことは、歴史を学ぶときにも役立ちます。

地理学習のヒント

地理は、歴史や公民と一緒に出題されることが多く、総合的な社会性を問う問題です。良い成績を取るためには、暗記することが大切です。覚えておくべきポイントは5つあります。

１．日本列島の地図を覚える

まず、お子さんが都道府県の形や位置を知っているかどうか。勉強部屋やトイレなど、目につくところに地図を置いておけばいいのです。遊び感覚で知識をインプットできるのが魅力です。大切なのは、お子さんが「楽しい」と感じること。

２．県庁所在地の暗記

次のステップは、お子さんに県庁所在地を覚えてもらうことです。県名と県庁所在地の名前が違うところは18箇所しかありません。郡の名前さえ覚えていれば、それほど難しいことではないはずです。

３．地元の名産品を知る

その土地の名物料理を覚えておけば、それぞれの地域の魅力を理解することができます。「北海道」「東北」「関東」「中部」「近畿」「中国・四国」「九州」の7つの地域のいずれかを覚えていれば、自信が持てるでしょう。

４．河川、平野、盆地、山を覚える

都道府県名と特産物がわかったら、川の名前と平地、盆地、山の名前を関連付けることができるようにします。そのためには、白地図を描くのが良いでしょう。例えば、県庁所在地を赤で、山を緑で、川を青で表記するなど、子どもたちが覚えやすいように工夫します。

５．産業を知る

お子さんには、産業を地域別に整理することを勧めてください。お子さんがイメージしやすいように、白地図を使ったり、自分で描いたりしてください。お子さんが作業をしやすいように、まとめのノートを作るのもいいでしょう。

まとめ

中学受験を成功させる子どもたちの特徴のひとつに、「苦手な科目をやらない」というものがあります。社会科は暗記科目だからといって勉強を後回しにしていると、学習が間に合わず、大きな弱点になってしまうかもしれません。また、時事問題を出題する学校も多いので、過去問だけでなく、最新の時事問題を勉強することも大切です。早めに勉強して学力を高め、社会学を自分の得意教科にしていきましょう。