2022/08/25
苦手な科目は敬遠せず、興味関心で判断しましょう
うちの子は文系?それとも理系?大学進学や将来の進路を考える上で、文系・理系の選択は重要です。うちの子は読書が好きだから文系」「うちの子は算数が得意だから理系」など、保護者が勝手に決めつけてしまうことがあります。保護者の考えを無意識に子どもに押し付けることは、子どもの可能性を閉ざし、進路選択の幅を狭めることになります。文系・理系を選択するポイントをもう一度考えてみましょう。
高校1年生の秋までに選択教科を決める
文系・理系選択は、高校2年生以降の学習内容を決定するものです。文理選択は、将来の進路に直結する大きな選択ですが、大学受験の際に文系と理系のどちらを受けるかを決める選択でもあります。多くの高校では、2年次から選択科目が始まります。そのため、1年次の秋までに文系か理系かを選択し、希望科目を提出することになります。この選択は、2年次以降の科目数や授業時間数に影響しますので、お子さんとよく相談する必要があります。(※文系・理系の選択時期は学校によって異なる)
大きく分けて、
(1)将来就きたい職業を選ぶ、
(2)学びたい科目を選ぶ、
(3)趣味や興味を持つことを選ぶ、
の3つの選択肢があります。やりたいことや興味のあることがすでに見つかっている場合は、そこから絞り込んでいくことができます。しかし、まだ好きなことや興味のあることが見つかっていないために、文系か理系か決められないというケースも少なくありません。そんな段階での進路選択には、保護者が気をつけるべきことがいくつかあります。
まず意識してほしいのは、「苦手な科目は無理に勉強しなくてもいい」ということです。現在の大学入試センター試験や新たに導入される大学入学共通テストでは、5教科(または6教科)7科目の受験が必要となり、科目負担が少ない私立大学でも、大学入学後の専門学習の基礎は、高校までに身につけた基礎力ということになる。また、小中学校時代に好きだった科目、得意だった科目で文系・理系を決めるのは得策ではありません。大学で数学を専攻する人が、小学校時代に算数が好きだったり得意だったりするとは限りませんし、苦手な科目が成長の過程で得意科目に変わることはよくあることです。ですから、苦手な科目を避けるのは絶対に「逃げ」の選択ではなく、苦手なことに手を抜かず、「いつか役に立つから頑張れ」と励ますことが大切です。
- 文系・理系を選択したからといって、苦手な科目を勉強しなくていいというわけではありません。専門的な勉強をするための土台として、すべての教科で基礎力を身につけることが大切です。
- 子どもたち自身に選択させることが大切です。逃げの選択」ではなく、興味を持ち、将来を見据えての選択です。
- 保護者は日頃から子供と話すことを習慣にすること。子どもの考えや好きなことを奨励し、サポートする。
子どもの可能性を広げるために、興味や好奇心を育む機会をつくる。
もうひとつ、保護者に意識してほしいのは、子どもが選択する前に保護者が判断していないかどうかです。父保護者や母保護者が文系だから、子どもは文系になる」と保護者が無意識に思い込んでいると、子ども自身もその思い込みに影響される危険性があります。保護者の期待や希望に応えようとするあまり、他の選択肢に目をつぶり、自らの可能性を狭めてしまうのです。近年、大学入学後に退学する学生が増えていますが、こうした「思い込み」も大学と学生のミスマッチの一因かもしれません。人生の節目やターニングポイントで正しい選択をし、自分に合った道を選んでほしい。これが保護者が子に抱く唯一の願いであるはずです。保護者の方は、お子さんが自分で考え、答えを出すことを応援してあげてください。
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