2022/08/25
やさしい言葉に惑わされるな!
国公立の1次試験で、普段の実力を発揮できなかった受験生に対して、学校や塾の先生、友だち、おうちの人などは
「大丈夫だよ」
「2次試験で逆転できるよ」
というような、やさしい励ましの言葉をかけてくれることがあります。
こんな言葉をかけられたら、落ち込んでいた気持ちから救われて、とても安心できるかもしれません。
ところで、受験生の目的は何でしょう?
目先の安心ですか?
ちがいますよね、志望校合格です。
大学入試共通テストが足きり程度にしか使われず、1次の点数が圧縮されてしまい、実質2次試験の点数で合否が決まるような超難関大学を除けば、ほとんどの国公立大学では、1次試験での失敗は、試合終了を意味します。
2次試験で小論文しかないような大学は、1次試験で合格が決まると言ってもいいでしょう。
そんな現状を全く無視して、安易な慰めの言葉にすがるようでは、すでに試合終了です。
共通テストで点数がとれなかったのは実力不足です。
ケアレスミスが原因だったとしても、その程度の実力だった当ことです。
運が悪かったとか、たまたま調子が悪かったというわけではありません。
「実・力・不・足・で・す」
共通テストでの失敗は致命傷になるので、そんな未来が現実にならないように、入試本番まで必死の努力で勉強をしましょう。
志望校を変更すべきか
とはいえ、共通テストで失敗したからと言って、底で諦めたら本当に試合終了です。
共通テストで失敗した時に、何ができるかということを感が手見ましょう。
真っ先に頭に浮かぶのが、受験校をどうするか?という問題です。
共通テストの得点率が、志望校のボーダーを少し下回るくらいであれば、まだ傷は浅い。
2次試験で70~80%取れれば合格可能性があるからです。
共通テストでの失敗がこの程度であれば、諦めずに2次試験当日まで死に物狂いで勉強をしましょう。
1日10時間は当たり前です。せいぜい1~2か月くらいなので、それこそ死に物狂いで勉強をしてください。
受験直前期の勉強は以下の記事で解説しています
【大学受験・英語】プロ家庭教師おススメの効率的な大学受験英語の勉強法はこれ!最速で英語の得点を挙げる方法教えます
【大学受験・数学】難関大学合格を目指す大学受験生のための数学の勉強計画
2次試験の得点率が90%以上でも合格できないじょうきょうであれば、残念ながら諦めるしかありません。
自分の得点率で合格できそうな大学に志願先を変更しましょう。
共通テストで失敗してしまったら
共通テストで失敗してしまい、2次試験で80%くらいとらなければならない人も、志願席を変更した人も、2次試験当日までやるべきことは同じです。
今までの人生の中では想像もつかなかったくらいに一生懸命にたくさん勉強をするのです。
根拠のない励ましにすがってはいけません。
勝負の世界では、100%勝てるなんてことはありえません。
ということは、共通テストで失敗しなかった人でも、2次試験で失敗すれば、合格できません。
つまり、共通テストで失敗してしまっても、2次試験で失敗をしなければ、共通テストで失敗していなくても2次試験で失敗してしまった人と入れ替わって、合格できるチャンスがあるということです。
そのためには、想像を絶するくらいの勉強量が必要です。
志望校の過去問を何回も何回も解き直してください。
問題を暗記してしまうくらい解き直しをしてください。
無理でも奇跡を起こしてみせます!というくらいの強い意志を持つ人なら可能性があります。
逆転合格するための勉強法
共通テストで失敗してしまったのは、復習不足が原因です。
2次試験に向けては、過去問の復習不足が会ってはいけません。
死に物狂いで勉強をしなければなりませんが、ただ闇雲に問題を解いても意味がありません。
2次試験までの貴重な準備期間は、勉強時間の8割をその日のノルマを進める時間に、残りの2割をその日の勉強の復習の時間に充てるようにしてください。
こうすることで、問題の解きっぱなしを防止することができます。
間違えた問題は、解き直しを何度も何度も行いましょう。
通常の勉強での解き直しは5回を勧めていますが、受験直前期の目安は10回以上です。
スラスラできる問題だけが入試で解けます。
共通テストで失敗した人は、今の勉強法や考え方のままではいけません。
今までもめちゃくちゃ頑張ってきたと思いますが、今まで通りだと現状維持になってしまいます。
現状を変えるには、今までの自分の常識的な勉強量を超えていくことが必要です。
過去問は聖書なり!
勉強する内容として、最もおすすめなのは受験校の過去問題です。
過去問題は全て覚えましょう。
よく学校や塾の先生で、過去問不要論を説く人がいます。
過去問題と同じ問題は二度と出ることはありませんが、過去問を解くために必要な知識はまた出ます。
出題の角度が変わるだけなんです。
過去問題で出題される内容はその大学が重要と判断した知識なので、同様の知識を用いて解く問題が繰り返し出題されるのは当然です。
「過去問題はもう出ない」と考えて解きっぱなしにしてしまうのは最悪手です。
絶対に10回以上解き直して、覚えてください。
過去問演習と合わせて、間違えてしまった単元の内容を確認しておきましょう。
問題集を解く必要はありません。
参考書を読んで確認しておくだけで大丈夫です。
間違えた問題は、その知識だけをピンポイントで忘れているわけではありません。
その知識と周辺領域もまとめて忘れてしまっています。
入試本番で、的を少しずらして出題されたとしても得点できるように、間違えた問題の単元は内容を総チェックしておきましょう。
ここまでできれば、言うことなしです。
どうでしょう?これだけのことをやろうと思ったら、とても今までの勉強時間では足りませんよね。
そういうことです。
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