2022/08/25

高校英語の助動詞 中学英語で使われる助動詞の数は少ないので、覚えるのはそれほど難しくありません。しかし、高校英語レベルになると、助動詞の数が増え、それぞれの単語の意味も考えられるようになります。それぞれ個別に覚えようとすると、とても大変な作業になります。そのため、共通の意味を持つ単語をまとめて、カテゴリー別に覚えるとよいでしょう。今回は、助動詞の使い方と、意味による分類をご紹介します。
中学英語とは違う意味の助動詞
中学生の時に助動詞を習った人の多くは、助動詞を含む言葉については「最初に習った意味」を残す傾向があります。そこで、「中学校で習ったものとは意味が異なる助動詞」というカテゴリーを使って、習った助動詞の新しい使い方を見てみましょう。
推測で使われるcan
推測の「can」は「できる」ではなく「~し得る」という意味です。
Traffic Accidents can happen. = 交通事故は起こり得ます。
Willは意図を意味する
中学英語の「will」は「~するだろう」という意味でしたが、高校英語は「~するつもりだ」という意味も加わります。否定形の 「will not 」は、試験の際によく使われ、また、主語が無生物の場合にも使われます。
The door will not open. = ドアが開きません。
許可のMay
中学英語では「かもしれない」という意味で使いましたが、高校英語では「~してもよい」という意味を持ちます。
You may buy it now.
今すぐにでも買えます。
Should には明確な訳語がない
中学英語では「should」は「すべき、すべきである」という意味だと習います。しかし、高校の英語では、「should」の具体的な使い方は他に3つあります。
提案、命令、願望のshould
1つ目は “should “で、”suggest, command “のように、提案、命令、願望を表す動詞のthat節で使われます。
この “shoulder “が省略されることがあります。注目すべきは、省略された場合、主語が三人称単数であっても、動詞が原形になることです。
I ordered that she (shoud) finish her job early.
= 仕事を早く終わらせるように命じました。
文章の後半部分は「finish」であるべきように見えますが、「should」が省略されているため、本来の「finish」になっています。
善悪、感情を示す「should」
shouldの2つ目の特殊な使い方は、”strange, a pity, important “のように、良し悪しの判断や感情を示す言葉の後にthat節でshouldを使うことです。この「should」は、感情をより主観的に表現するために使われます。
It is surprising that she should say so.
= 彼女がそんなことを言うとは驚きだ。
疑問を強調する「should」
Shouldの3つ目の特別な使い方は、問題を強調することです。以下はその一例です。
How should I do? = どうすればいいですか?
以上、中学までに習った助動詞を分類して、最初の意味以外で覚えられるようにした例をご紹介しました。新用法の助詞を意識的に覚えておくことで、翻訳時に意味を取り違えてしまうリスクを減らすことができます。
中学の語彙と関連して覚えておきたい高校の助動詞
ここでは、中学校で習った単語に関連して、覚えておきたい助動詞を紹介します。
ought to
「ought to」は「すべき」と訳され、「should」の同義語になっています。「ought to」の後には不定詞が使われます。否定形として使いたい場合は、否定不定詞のルールに従って、「to 」の前に「not」を付けて、「ought not to」とします。
You should get up early. = 早起きした方がいいよ
You ought to get up early. = 早起きするべきだ
You ought not to go there alone. = そこには一人で行くべきではない
had better
「had better」 は「した方がよい」と訳せます。「should」よりも強い意味を含みます。「better」は助動詞なので、その直後に「not」が続き、「better not」となります。
I had better stay at home and study tonight. = 今夜は家にいて勉強した方がいい。
need
高校では、「need」が助動詞として使われることがあります。助動詞の「need」は「~する必要がある」と訳されています。肯定文の中で助動詞として「need」を使うことはできません。
You need not bring anything to the party.
= パーティーに何かを持ち込む必要はありません。
would とused to
「would」と「used to」は、高校英語では「過去の習慣」を表す助動詞として使われます。「would」と「used to」の違いは、現在との対比があるかないかです。「used to」には現在との対比というニュアンスがあるのに対し、「would」にはありません。また、”used to “と 「used to ~ing =~することに慣れている」を混同しないように注意してください。
I used to go surfing in summer.
夏によくサーフィンに行きました。(今は行っていない)
I would often go surfing in winter.
冬によくスキーに行きました。
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