福島県の中学生・高校生専門オンライン個別指導

福島県の中学生・高校生専門のオンライン個別指導!講師は全員受験のスペシャリスト!指導教科:古文・漢文・現代文、数学、英語、理科、小論文、情報

【大学受験古文漢文】古文が苦手な人は「文法」と「読解」のどちらを優先すべき?

time 2026/06/08

【大学受験古文漢文】古文が苦手な人は「文法」と「読解」のどちらを優先すべき?

「古文の勉強を始めたけれど、単語や文法が多すぎて一向に長文が読めるようにならない」

「学校の先生には『とにかく文法を完璧にしろ』と言われるけれど、文法書を眺めているだけで日が暮れてしまう」

「模試の古文になると、知っている単語はあるのに、全体として誰が何をしているのか全くストーリーがつかめない」

大学受験を控えた多くの受験生、そして我が子の模試の成績表を見て頭を抱えている保護者様から、このようなご相談を本当に数多くいただきます。

主要科目である英語や数学に比べて、どうしても対策が後回しになりがちな古文。しかし、共通テストを筆頭に、国公立大二次試験や難関私大の入試において、国語の総合点を安定させるための「キャスティングボード(命運を握る存在)」となるのが、実はこの古文・漢文です。

古文に苦手意識を持つ受験生がまずぶつかるのが、「単語や文法などの『基礎暗記』を完璧にするのが先か、それとも実際の長文をどんどん読む『読解演習』を優先すべきか」という疑問です。

結論からお伝えします。古文が苦手な人が進むべき絶対的な優先順位は、「文法(ただし、長文を読むための最小限の文法)を最優先で固め、すぐに読解と並行させること」です。「文法だけ」を完璧にしようとしても挫折しますし、かといって「文法なし」で長文に挑むのは羅針盤なしで大海原に飛び込むようなものです。

この記事では、なぜ多くの受験生が古文の勉強順序で失敗してしまうのか、その理由を解き明かし、最短ルートで古文を「得意科目」に変えるための具体的な勉強法を徹底解説します。

2. なぜ「文法だけ」「読解だけ」の片輪走行は爆死するのか?

多くの受験生が「文法を完璧にしてから長文に入ろう」とするか、あるいは逆に「文法はつまらないから、とりあえず現代語訳付きの問題集をたくさん解こう」という極端な二択に走ってしまいます。まずは、この「片輪走行」がなぜ受験本番で通用しないのか、その構造的な原因を知っておきましょう。

① 「文法オタク」になっても、主語が消える古文は読めない

学校の定期テストのレベルであれば、文法書の表を丸暗記していれば高得点が取れたかもしれません。しかし、大学受験の初見の長文になると、途端に歯が立たなくなります。

なぜなら、入試の古文は「主語(誰が行動しているのか)が徹底的に省略される」という最大のトラップがあるからです。どれだけ助動詞の意味や接続を完璧に暗記していても、「誰が誰にそのセリフを言っているのか」という物語の構造(人間関係)を見抜く訓練をしておかなければ、文法知識をどこに適用すべきか分からず、脳がフリーズしてしまいます。

② 「多読・なんとなく読解」は、選択肢の罠に100%引っかかる

一方で、文法を曖昧にしたまま「とにかく長文をたくさん読んで慣れよう」とする多読派も危険です。古文は日本語の祖先ではありますが、現代語とは全く異なる文法規則(特に敬語や助動詞)で動いています。

文法という武器を持たずに感覚だけで読んでいると、共通テストや私大入試の「現代の常識に合わせた、もっともらしい嘘の選択肢」に綺麗に吸い寄せられます。「本文に書いてある単語が選択肢にも含まれているから」という理由で選んだ答えは、高確率でバツになります。

古文の成績を最短で爆発させるためには、文法と読解をバラバラに捉えるのではなく、「長文を読むために、文法をどう道具として使うか」という『連動性』が不可欠なのです。

3. 最短で偏差値60へ!古文攻略の「3ステップ構造」

では、具体的にどのようなバランスと順番で勉強を進めていけばよいのでしょうか。今日から実践できる、最も効率的な3つのステップを提示します。

ステップ①:【最優先】「助動詞の表」と「敬語の方向性」だけを1〜2週間で叩き込む

古文文法の中で、大学受験において命綱となるのは「助動詞」「敬語」の2つだけです。四段活用や上二段活用といった「動詞の活用型」をダラダラと何週間もかけて覚える必要はありません(これらは長文を読みながら修正していけば十分です)。

まずは1〜2週間という短い期間を区切り、以下の要素だけを集中的に暗記してください。

  • 助動詞の「意味」と「接続」: 「る・らる(受身・使役など)」「ず(否定)」「き・けり(過去)」など、長文の文末に出てくる助動詞の意味を瞬時に判別できるようにします。特に「る・らる・す・さす・しむ」の識別は入試の超頻出ポイントです。

  • 敬語の「種類」と「誰から誰への敬意か」: 尊敬語(=主語を高める)、謙譲語(=目的語・客体を高める)、丁寧語(=聞き手を高める)の3つの区別を徹底します。

💡 なぜ敬語が最優先なのか?

先ほど「古文は主語が省略される」と言いましたが、**省略された主語を特定するための唯一のヒントが「敬語」**だからです。文章に「のたまふ(尊敬語)」とあれば、主語は身分の高い人(帝や貴族)だと分かりますし、「聞こゆ(謙譲語)」とあれば、動作の相手が身分の高い人だと分かります。敬語の基礎知識を入れるだけで、長文の視界が一気にクリアになります。

ステップ②:学んだ文法をすぐ試す「1段落だけの短文読解」に移行する

助動詞と敬語の基礎を頭に入れたら、分厚い長文問題集を開くのではなく、「3行〜5行程度の短い古文」が載っているドリルや入門書に進みます。

ここでは、ストーリーを味わう必要はありません。

「この『けり』は過去の助動詞だな」「ここに謙譲語があるから、動作の相手は光源氏だな」というように、ステップ①で覚えた文法知識が、実際の生の文章の中でどのように使われているかを『確認・検証』する作業を行います。

文法書という「説明書」を読んだら、すぐに実際のミニコンポーネント(短文)を組み立ててみる。この往復運動によって、生きた文法力が身につきます。

ステップ③:古文特有の「常識・背景知識」を仕入れながら、本格的な長文読解へ

短文での文法確認に慣れてきたら、いよいよ200〜300字程度の入試レベルの長文読解に挑戦します。

このフェーズで優先すべきなのは、テクニックではなく「古文世界の常識(古文常識)」のインプットです。

平安時代の貴族たちの暮らしや価値観は、現代の私たちの常識とは180度異なります。

  • 「男は夜、女性の家に通い、素顔を見ずに結婚が決まる(垣間見・通い婚)」

  • 「病気になったら医者を呼ぶのではなく、お坊さんを呼んで祈祷してもらう(物の怪)」

  • 「ちょっとした不吉な予兆があると、会社(内裏)を休んで家に引きこもる(方違え・物忌み)」

こうした背景知識(ストーリーの前提)を知っているだけで、本文の漢字の並びを見たときに「あ、これは男が女の家に忍び込もうとして失敗する定番のパターンだな」と、展開が手に取るように予想できるようになります。長文演習の解説ページにある「背景解説」や「コラム」は、本文の現代語訳と同じくらい熟読してください。

4. 漢文は「英語のパズル」!古文の知識をスライドさせて満点を狙う

「古文だけでも手一杯なのに、漢文まで手が回らない……」という受験生も多いですが、実は漢文こそが受験国語の中で最もコストパフォーマンスが高く、短期間で満点が狙える科目です。漢文を攻略する上での優先順位も整理しておきましょう。

漢文の構造は、日本語よりも「英語(S+V+O / S+V+C)」に非常に近いです。そのため、漢文の勉強は以下の順序で行うのが鉄則です。

  1. 「返り点(レ点、一二点)」のルールをマスターする: パズルを解くように、どの順番で漢字を読むのかという視線の動かし方を1日で覚えます。

  2. 「重要句法」の暗記: 「使役(〜をして……しむ)」「受身(〜る、〜らる)」「反語(何ぞ〜んや、いや〜ない)」などの重要句法を、例文ごと音読して暗記します。

  3. 古文の知識の流用: 漢文を書き下し文(日本語)に直した際、文末にくっつくのはすべて「古文の助動詞」です。つまり、古文のステップ①で文法を固めておけば、漢文の文法は半分以上自動的にクリアされたことになります。

漢文は、覚えるべき単語や句法の数が古文の3分の1以下です。古文の「助動詞・敬語」の基礎が固まった段階で漢文をスタートさせれば、1ヶ月程度で共通テストの漢文を武器にすることができます。

5. 保護者様へ:古文に苦しむお子様への理解と、家庭での正しい接し方

最後に、模試の自己採点を見て「古文が全然できない」と落ち込んでいるお子様を持つ保護者様へ、受験生の心理に寄り添ったサポートのアドバイスをお伝えします。

① 「古文は外国語である」という前提を共有してあげる

保護者様の中には、「日本語なのに、どうしてうちの子はこんなに古文が読めないのだろう。読書量が足りないのではないか」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、高校生にとっての古文は、日本語というよりも「英語やフランス語と同じ、完全に新しい外国語」です。単語の意味も文法システムも現代とは異なるため、現代文のセンスや読書量がある子でも、ノー対策では1点も取れないのが普通です。

「日本語なのに情けない」と責めるのではなく、「古文って実質、外国語の勉強と同じだよね。英語と同じように、まずは単語と基本文法という『ルール』を覚えるところから腰を据えてやろう」と、心理的なハードルを下げてあげてください。

② 暗記の「定着度」をライトにテストしてあげる(お勧めの協力法)

古文の文法や単語は、一人で単語帳や文法書を眺めているだけだと、どうしても眠くなり、暗記の効率が落ちてしまいます。

もし可能であれば、1日5分だけで構いませんので、お子様が使っている参考書から「『き』の意味は?(➔過去)」「『なむ』の識別、この形は何?」「『いとほし』の意味は?(➔気の毒だ・かわいい)」といったように、クイズ形式で問題を出してあげてください。

親にアウトプットする(声に出して答える)という刺激が加わることで、脳への記憶の定着率が劇的に高まります。また、家庭内で受験の孤独感を和らげる素晴らしいコミュニケーションにもなります。

まとめ:文法を「道具」として使いこなした瞬間、古文は得点源になる

大学受験の古文・漢文において、「文法だけ」の暗記に終始するのも、「読解だけ」の多読に頼るのも、どちらも合格ラインには届きません。

  • 助動詞と敬語という「最小限の武器」を短期間で脳内にインストールする。

  • 覚えた武器をすぐに「短文」で使い、長文での主語の特定に役立てる。

  • 古文世界の常識(背景知識)をストックし、物語の展開を味方につける。

この「文法と読解のハイブリッド(往復)」のサイクルを正しく回すことこそが、古文の苦手意識を根底から覆す唯一の必勝法です。古文は、一度この「読み方のコツ」を掴んでしまえば、英語や数学のようにひねった難問が出にくいため、本番で最も確実に満点が狙える「超・安定科目」へと変貌します。

もし、「文法書のどこを覚えてどこを捨てればいいのか分からない」「解説を読んでも、なぜその主語になるのか納得がいかない」と壁にぶつかっているなら、お子様の思考のクセを見抜き、その場で疑問を解消できるプロの指導(個別指導やオンライン家庭教師)を導入するのも、限られた受験期を無駄にしないための賢明な選択肢です。

古文という「千年前の先人たちからのメッセージ」をスマートに読み解く戦術を身につけ、受験国語の得点力を一気に引き上げましょう!


福島県の中学生・高校生専門という品質

「福島県の中学生・高校生専門」は私たちのこだわりです。福島県の高校入試を知り尽くし、福島県の高校の授業と大学入試知り尽くした経験豊富なプロ講師がによるハイレベルな授業を、福島県の多くの方々にも受けいただきたい。そして秘めた才能を開花してほしい。そんな思いで始めたのが駿英家庭教師オンラインです。
勉強が得意、教えるのが得意…というだけの講師ではありません。生徒との信頼関係を一番に考え、相手の立場に立ちながら教えることが何より重要であると考えております。一人一人、目標はそれぞれです。教える相手の気持ちに寄り添います。

指導経験豊富な専任講師陣、充実のサポート

1対1個別授業は、生徒様と講師の相性が非常に重要です当社の家庭教師は、指導力だけでなく、コミュニケーション力・人間性を採用基準に設けており、優秀な講師のみを採用しております。 成績、料金、指導体制など、安心してご利用いただけるよう、充実したサポート体制を整えております。を整えております。

オンライン授業対象市町村

福島市 会津若松市 郡山市 いわき市 白河市 須賀川市 喜多方市 相馬市 二本松市 田村市 南相馬市 伊達市 本宮市 桑折町 国見町 川俣町 大玉村 鏡石町 天栄村 下郷町 檜枝岐村 只見町 南会津町 北塩原村 西会津町 磐梯町 猪苗代町 会津坂下町 湯川村 柳津町 三島町 金山町 昭和村 会津美里町 西郷村 泉崎村 中島村 矢吹町 棚倉町 矢祭町 塙町 鮫川村 石川町 玉川村 平田村 浅川町 古殿町 三春町 小野町 広野町 楢葉町 富岡町 川内村 大熊町 双葉町 浪江町 葛尾村 新地町 飯舘村


無料体験・お問い合わせは今すぐこちら!

Count per Day

  • 1527909総閲覧数:
  • 423今日の閲覧数:
  • 1610昨日の閲覧数:
  • 378今日の訪問者数:
  • 1287昨日の訪問者数:
  • 2014年1月1日カウント開始日:

カテゴリー

アーカイブ

カテゴリー

アーカイブ