2022/08/25

「英語の成績が伸びない」「リーディングが時間内に終わらない」「リスニングが全く聞き取れない」――高3の夏を迎えた受験生の多くが、共通テスト英語に対してこのような不安を抱えています。しかし結論から言えば、高3からでも共通テスト英語は十分間に合います。
なぜなら、共通テスト英語は難解な文法知識や英作文ではなく、「読む力」と「聞く力」=英語の実用的運用力が問われる試験だからです。つまり、正しい方法で効率的にトレーニングを積めば、数か月で劇的に得点を伸ばすことができるのです。
この記事では、高3からでも共通テスト英語対策を成功させるための勉強戦略、教材の選び方、日々の学習スケジュールの立て方まで、実践的なノウハウを丁寧に解説します。
共通テスト英語の特徴と「間に合う理由」
まず、共通テスト英語の出題傾向を確認しておきましょう。
【1】リーディング(100点)
文章量はセンター試験時代より増え、設問はほぼすべて読解ベース。
文法・語法の直接的な出題はゼロ。
→読み慣れとスピードがカギ。
【2】リスニング(100点)
センター試験時代より設問数が増え、2回読みが1回読みになっている箇所も。
→聞き取りの「慣れ」と、場面の推測力が重要。
このように、共通テストは大量の情報処理と状況理解能力を問う内容になっており、テクニックではなく英語力そのものの地力がスコアを左右します。
ここで重要なのは、「高3の段階からでも、地力は鍛えられる」という点です。特に英語は毎日の学習の積み重ねが成果に直結する科目。高3の夏〜秋からスタートしても、正しい戦略を取れば十分に8割・9割台を狙えます。
高3からの共通テスト英語対策|リーディング編
ステップ1:単語・語彙の再確認(8月〜9月)
読解力の土台は語彙力です。共テリーディングは一文一文の文法が簡単でも、語彙が難しい文章が多いため、まずは語彙力の底上げを最優先にしましょう。
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使用教材:『ターゲット1900』『システム英単語』『速読英単語(必修編)』など
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勉強法:1日30〜50語を「日本語→英語」「英語→日本語」で往復チェック
→3周以上を目安に
時間がない人ほど、語彙に投資した時間がリーディング全体の効率化に繋がります。
ステップ2:精読で文構造をつかむ(9月〜10月)
共通テストは文法問題が出ない代わりに、「構文を正確に把握できるか」が問われます。英文をなんとなく読む癖をやめ、1文ごとに「主語・動詞・目的語」を明確にしながら読む練習を取り入れましょう。
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使用教材:『英文解釈の技術70』『基礎英文問題精講』『高校英文法解釈100』など
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勉強法:1日1〜2文をSVOCの構造で分解→訳出→音読(最低3回)
構文が見えるようになると、長文読解のスピードと精度が飛躍的に上がります。
ステップ3:共通テスト形式で実戦演習(11月〜本番直前)
基礎が固まったら、実戦演習と時間管理に移ります。
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使用教材:『共通テスト過去問(河合・駿台・Z会など)』『共テ予想問題パック』など
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時間配分:試験時間80分を意識し、各設問にかける時間を調整
→「1題8〜10分」を目安に
復習では、どこで時間を取られたか・根拠の取り方が妥当だったかを自己分析しましょう。選択肢の消去法トレーニングも有効です。
高3からの共通テスト英語対策|リスニング編
ステップ1:音声を毎日聞く習慣をつける(8月〜)
リスニングは「聞いていれば伸びる」ではなく、「聞き取りと理解を意識して聞く」ことが大切です。
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使用教材:『共通テストリスニング対策問題集』『スタディサプリ(音声再生可能な教材)』
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方法:1日10〜20分、スクリプトを見ながら聞き、聞き取れなかった箇所を確認
音読・シャドーイング(音声にかぶせて読む)をセットにすると効果倍増です。
ステップ2:問題演習で場面推測とスピード処理の力をつける(10月〜)
共通テストのリスニングは、場面把握・会話の流れを読む力が重要です。聞こえた単語だけで答えるのではなく、状況をイメージして先回りする感覚を育てましょう。
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問題演習は週1回→徐々に頻度を上げる
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本番形式(マーク式、1回読み問題含む)で慣れておく
本番までに15〜20回分のリスニング演習ができれば、8割以上は十分狙えます。
おすすめの共通テスト英語対策教材(高3向け)
分野 | 教材名 | 特徴 |
---|---|---|
語彙 | 『ターゲット1900』『システム英単語』 | 定番の大学受験用英単語帳。共テ語彙に完全対応 |
精読 | 『英文解釈の技術70』 | 難しすぎず構文把握力を育てるのに最適 |
長文読解 | 『共通テスト英語リーディング実戦問題集(Z会)』 | 実際の形式に近く、演習効果が高い |
リスニング | 『共テリスニング徹底対策(河合出版)』 | 出題パターンごとの練習が可能 |
総合演習 | 『共通テスト過去問(駿台・河合・東進)』 | 時間感覚と得点力を磨く仕上げ用教材 |
高3からの学習スケジュール例(8月〜共テ本番)
月 | 学習内容 |
---|---|
8月 | 語彙・構文・音読中心。読解の基礎固め。 |
9月 | 精読+リスニング基礎開始。音声を日課に。 |
10月 | 形式別問題演習開始(設問ごとの攻略)。 |
11月 | 本番形式での演習強化。時間配分を習得。 |
12月 | 実戦演習+過去問総仕上げ。弱点分析を徹底。 |
1月 | 予想問題で最終調整+復習の繰り返し。 |
まとめ|今からでも、やれば伸びる。それが共テ英語
共通テスト英語の最大の特徴は、「やればやった分だけ点が伸びる」ことです。文法暗記や難解な英作文の力ではなく、読む力・聞く力・理解する力という、まさに“日々の積み重ね”で身につく力が試される試験だからです。
高3からでも間に合います。むしろ、「今からやるしかない」と腹をくくった瞬間から、最短距離で得点力を伸ばすことができるのです。
焦らず、でも止まらず。1日30分の単語と1日1文の英文読解からでも、今日スタートすれば未来は変えられます。あとは、あなたが踏み出すだけです。
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