福島県の中学生・高校生専門オンライン家庭教師

福島県内の中学校・高校に通う生徒様にオンライン家庭教師による1対1個別授業を提供しております。講師は全員高校・大学受験のスペシャリスト、難関大学の理系科目(数学1A~3C、化学、物理、)英語、古文・漢文・現代文対策、小論文・推薦文の作成まで、勉強に関するあらゆる課題をサポートします

【小論文】小論文は「考える力」が命!論理力を鍛えるトレーニング法

time 2025/06/27

【小論文】小論文は「考える力」が命!論理力を鍛えるトレーニング法

小論文は、ただ文章を書けばいいというものではありません。与えられたテーマに対して、自分の意見を論理的に展開し、読んだ人を納得させる力が求められます。つまり、キーワードは「論理力=考える力」です。

しかし、学校の定期テストや一般的な授業では、この「論理的に考える力」を十分に鍛える機会は意外と少ないものです。そのため、「何を書けばいいのか分からない」「主張はあるけど、うまく文章にできない」と悩む受験生が多いのも事実です。

では、小論文で求められる論理力とは具体的にどんなものなのか? どうすればそれを日々の勉強の中で鍛えることができるのか?

本記事では、小論文における論理力の本質と、それを身につけるための実践的なトレーニング法を、高校生と保護者の方に向けて、わかりやすく解説していきます。


小論文に必要な「考える力」とは何か?

まず、「論理力」や「考える力」とは何を指すのでしょうか。

これは単に難しいことを知っている、語彙が豊富である、といった知識量の問題ではありません。むしろ以下のような思考の流れをスムーズに行える力を指します。

● 論理力の構成要素

  1. 問いを正確に読み取る力(何が問われているのかを理解する)

  2. 自分の立場を明確にする力(賛成なのか反対なのか、どの視点から論じるか)

  3. 理由を順序立てて説明する力(なぜそう考えるのかを説明する)

  4. 具体例で補強する力(現実的な事例や身近な例を使って説得力を高める)

これらをスムーズに展開できて初めて、「筋の通った小論文」になります。


「考える力」が弱いと、どんな文章になるか?

論理力が不十分な場合、小論文は次のような状態になってしまいます。

  • 主張がコロコロ変わる

  • 話が飛躍し、説得力がない

  • 一見正しいが、どこか論点がズレている

  • 例が抽象的で読者に伝わらない

こうした文章は、どんなに丁寧な表現で書かれていても、評価は上がりません。読み手に「筋が通っていて納得できる」と思わせることが、小論文で点を取るための絶対条件なのです。


論理力を鍛える3つのトレーニング法

それでは、受験生が日常の中で「論理力=考える力」を高めていくには、どのようなトレーニングを行えばよいのでしょうか。

ここでは、実際に多くの指導現場で効果を上げている、3つの具体的な方法をご紹介します。


1.「なぜ?」と問い返す習慣を持つ

どんなニュースや意見に触れたときでも、「それってなぜ?」「本当にそう言える?」と、自分で問い返す習慣を持ちましょう。

たとえば、

  • 「スマートフォン依存が問題だ」→なぜ依存するのか? 依存するとどんな害があるのか?

  • 「大学の学費が高すぎる」→どれくらい高いのか? なぜ高くなっているのか? 解決策は?

このように「問い返す」ことで、物事の因果関係を意識できるようになり、考える力が一段深まります。

★ワンポイント

親子でニュースを見ながら、なぜ?どうして?を一緒に話し合うのも効果的です。日常の中で論理的思考の土台を作ることができます。


2.「三段論法」で意見を整理する練習

小論文で重要なのは、「主張→理由→具体例」という論理の型です。この型は「三段論法」とも呼ばれます。

●三段論法の例:

主張(意見):大学に進学する意義は大きい。
理由:なぜなら、専門的な知識を学べるからだ。
具体例:例えば、工学部では社会インフラに関する知識を深く学べるため、将来の技術者として役立つ力をつけられる。

このように、主張・理由・例の3つを1セットとして練習することで、文章が明確かつ論理的になります。毎日1テーマ、短くてもよいのでこの型で意見を書く練習をしましょう。


3.「反対意見を考える」トレーニング

論理力が本当に鍛えられているかどうかは、「反対意見にどう答えるか」で試されます。

●トレーニング例:

テーマ:「制服は必要か?」

→自分の立場:必要だ
→反対意見:個性が失われる
→対抗意見:個性は制服以外の部分(考え方や言動)で表現できる

このように、「反対意見→再反論」を考える練習を重ねることで、説得力のある小論文が書けるようになります。論破するのではなく、相手の主張も認めながら自分の立場を保つ、というバランスも大切です。


家庭でできる論理力の育て方(保護者向け)

お子さんの小論文力を高めるために、家庭でもできるサポートがあります。

● ①「話し合い」の時間を持つ

食事中などに、「今話題のニュース、どう思う?」と問いかけ、意見を交わす習慣をつけましょう。正解を求めず、筋の通った説明ができるかどうかを意識させてください。

● ②「自分の意見を書く時間」を応援する

毎日5〜10分でもよいので、1テーマについて意見を書き、本人が説明できるようにしていく習慣を作ると、思考力が育ちます。

● ③「間違いを責めず、考えた過程を評価する」

論理の訓練は「試行錯誤」の連続です。間違った意見でも、「なぜそう考えたのか」を一緒に振り返ることが、思考力の成長につながります。


小論文は「トレーニング次第」で誰でも伸ばせる

小論文は、才能ではありません。論理の型を知り、考える練習を日々積み重ねれば、誰でも必ず力をつけることができます。

むしろ、コツコツ考えることを積み上げられる人の方が、小論文では高得点を狙えます。スポーツや楽器の練習と同じで、時間をかけて鍛えるべき分野なのです。

高1〜高2の段階から、「考える習慣」「書く習慣」を持てるかどうかが、受験期における伸びを左右します。早いうちから始めておけば、高3での志望理由書や推薦入試、小論文型の一般入試にも自信を持って挑めるようになるでしょう。


まとめ:論理力は一生の武器になる

小論文で鍛えた論理力は、受験だけでなく、大学生活、就職活動、そして社会に出てからのプレゼンや交渉の場面でも活きてきます。自分の考えを筋道立てて説明できる力は、一生の武器になります。

だからこそ、小論文はただの「作文」ではありません。「考える訓練」であり、「人としての知性を高める場」なのです。

今から始める論理力トレーニングが、受験を超えた成長につながる。その第一歩を、今日からぜひ踏み出してみてください。


福島県の中学生・高校生専門という品質

「福島県の中学生・高校生専門」は私たちのこだわりです。福島県の高校入試を知り尽くし、福島県の高校の授業と大学入試知り尽くした経験豊富なプロ講師がによるハイレベルな授業を、福島県の多くの方々にも受けいただきたい。そして秘めた才能を開花してほしい。そんな思いで始めたのが駿英家庭教師オンラインです。
勉強が得意、教えるのが得意…というだけの講師ではありません。生徒との信頼関係を一番に考え、相手の立場に立ちながら教えることが何より重要であると考えております。一人一人、目標はそれぞれです。教える相手の気持ちに寄り添います。

指導経験豊富な専任講師陣、充実のサポート

1対1個別授業は、生徒様と講師の相性が非常に重要です当社の家庭教師は、指導力だけでなく、コミュニケーション力・人間性を採用基準に設けており、優秀な講師のみを採用しております。 成績、料金、指導体制など、安心してご利用いただけるよう、充実したサポート体制を整えております。を整えております。

 オンライン授業対象市町村

福島市 会津若松市 郡山市 いわき市 白河市 須賀川市 喜多方市 相馬市 二本松市 田村市 南相馬市 伊達市 本宮市 桑折町 国見町 川俣町 大玉村 鏡石町 天栄村 下郷町 檜枝岐村 只見町 南会津町 北塩原村 西会津町 磐梯町 猪苗代町 会津坂下町 湯川村 柳津町 三島町 金山町 昭和村 会津美里町 西郷村 泉崎村 中島村 矢吹町 棚倉町 矢祭町 塙町 鮫川村 石川町 玉川村 平田村 浅川町 古殿町 三春町 小野町 広野町 楢葉町 富岡町 川内村 大熊町 双葉町 浪江町 葛尾村 新地町 飯舘村


Count per Day

  • 1059140総閲覧数:
  • 389今日の閲覧数:
  • 466昨日の閲覧数:
  • 265今日の訪問者数:
  • 317昨日の訪問者数:
  • 2014年1月1日カウント開始日:

カテゴリー

アーカイブ

カテゴリー