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【英文法149】受動態3 受動態の文型構造

time 2024/05/11

【英文法149】受動態3 受動態の文型構造

熟語動詞の受動態

熟語を1つの動詞とみなす

laugh at~「~を笑う」のような熟語は1つの動詞として扱うことで、svoの文となる(0が発生する)ので、受動態の文に変えることができます。あくまでlaugh atで1
つの動詞扱いなので、受動態はbe laughed atになります。atを残すのがポイントです。

Tom’s classmates laughed at Tom.
クラスメイトはトムのことを笑った

Tom was laughed at by his classmates.
ノアはクラスメイトに笑われた

「atが残るのが変」 「at byというつながりがヤダ」と思って、atを消すのは許されません。laugh atで1つの動詞なので、「atを消す」=「動詞の綴りを勝手に消す」く
らいメチャクチャなことだからです。もしlaugh と atを別々に考えてしまうとOが存在せず受動態にはできなくなります。

 

受動態で使われる「熟語」

  • laugh at~ 「~を笑う」
  • speak to~ 「~に話しかける」
  • run over~「r(車が)~をひく」
  • cut down~ 「~を切り倒す」
  • call on~ 「~を訪ねる・(先生が生徒)を当てる」
  • hear from~「~から連絡がある」
  • deal with~「~を処理する」
  • put off~「~を延期する」
  • call off -「~を中止する」
  • put away~「~を片づける」
  • throw away~「~を捨てる」
  • bring up~「~を育てる」
  • bring about~「~を弓は起こす」
  • look up to~「~を尊敬する」
  • look down on~「~を軽蔑する」
  • do away with~「~を廃止する」
  • take care of~「~を世話する」(=look after)
  • take advantage of~「~を利用する」
  • make fun of・make a fool of~「~をからかう」
  • catch sight of~「~を見つける」
  • lose sight of~「~を見失う」
  • pay attention to~「~に注意を払う」
  • make use of~「~を利用する」

 

第4文型(SVOO)の受動態

be p.p.の後ろに名詞はこないのが受動態の大原則ですが、これが崩れるのが第4文型(svoo)・第5文型(svoc)の受動態です(be p.p.の後ろに名詞がくる)。受動態にする=目的語を主語にすることでしたが、そもそも目的語が2つあるなら、1つ目的語が先頭に出たところで、もう1つが残るはずです。そもそもsvoo・svocをとる動詞は(svoに比べて)かなり少ないので実は簡単です。

Test takers are sent their admission tickets two weeks before the examination date.
受験者には、受験日の2週間前に受験票が送付される。
※admission ticket「入場券・受験票」/ two weeks before~「~の2週間前」

sendが受動態になって、“is sent”の形になっています。are sentの直後にtheir admission ticketsという名詞がきています。

write+「人」+「物」=「人に物を書いて送る」の受動態は、「物」is written「人」になるはずです。しかし実際は一旦前置詞を使った形「write+物to人」にしてから受動態にするほうが圧倒的に好まれます。

Thank you note was written to me by Tom.
お礼の手紙はトムから私に送られてきた。20-3

 

第5文型(SVOC)の受動態

SVOCの受動態で、Oを前に出した後、Cの扱いは2つのパターンがあります。

そのまま残す:Cに原形以外(名詞・形容詞・to不定詞・分詞など)がきたとき

名詞の場合:受動態は‘’be p.p.+名詞”の形

The lion is often called “the king of beasts.” 
ライオンは「百獣の王」と呼ばれることが多い。
※ by peopleは省略/能動態はPeople often call the lion” the king of beasts.”

 

形容詞の場合:受動態は“be p.p.+形容詞’’の形

Prostitution was made illegal in Japan in 1956.
日本では、売春は1956年に違法とされた。
※ makeOC「OをCにする」の受動態

 

to不定詞の場合:受動態は「人 is p.p. to 原形」の形

The students were told to go home by the teachers.
生徒たちは、教師たちから家に帰るよう言われた。
※能動態はThe teachers told the students to go home.

 

形を変える:Cに原形がきたとき ※原形→to不定詞に変える

Cに動詞の原形がきた場合は「原形→to不定詞に変える」という特別ルールが適用されます。原形をそのまま残すのではなくto~に変えるだけです。

Mari was made to work till late at night.
マリは夜遅くまで働かざるをえなかった。 ※直訳「働かせられた」

能動態はThey made Mari work till late at night.「彼らはマリを夜遅くまで働かせた」となりますが、受動態ではMariが先頭に出るとMariとwas madeで新たなペアができる反面、動詞workが余ってしまいます。そこで、相方を失ったworkは、動詞ではなくto不定詞に成り下がるしかないので原形不定詞ではなく、to不定詞なら動詞の直後にくっつくことができます。

Tom was seen to come out ot tne supermarket.
トムはそのスーパーマーケツトから出てくるところを目撃された。
※知覚動詞の受動態(be p.p. to+原形)は「使えない」という意見もありますが、入試には出ます

 

疑問詞と受動態

Who was th-is novel written by?
この小説を書いたのは(一体)誰なんですか?
※直訳「誰によって書かれた?」

元々は、Was this novel written by Hana?「この小説はハナが書いたの?」で、人名(Hana)がwhomになり(byの後ろなので目的格)、それが文頭に出ると、Whom was this novel written by?となります。ただしこの形は現代英語では見かけない硬い文なので、Whom→ Whoで代用したのが、上の英文です。

 

What is S called?
Sは何と呼ばれていますか?

call OC 「OをCと呼ぶ」の受動態S is called Cから、Cがwhatになって先頭に出ると、What is S called?という形になります。海外旅行中、何かを指さしながら、What is this called in English?「これは英語で何と呼ばれますか?」と使えます。

What is “phak chi” called in English?
「パクチー」って英語で何て言うの?

lt’s called “cilantro.”
「シラントロウ」だよ。

 


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