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【英文法154】比較級4 比較級の重要表現

time 2024/05/20

【英文法154】比較級4 比較級の重要表現

ラテン比較級

比較相手にthanではなく、toを使うものがわずかにあります。ラテン語を起源にする単語ばかりなので「ラテン比較級」と呼ばれます 。

  • be superior to-「~より優れた」
  • be inferior to-「~より劣った」
  • prefer A to B「BよりAが好き」
  • be preferable to-「~より前に」

The enemy is superior to us in numbers.
敵は優勢

ラテン比較級の注意点

  • thanでなくtoを使う
  • moreは不要
  • much/farで強調可能

 

preferの詳細

  • prefer A to B 「BよりAが好き」 ※toは前置詞
  • prefer to V 「Vしたい」 ※toは不定詞/would prefer to = would rather
  • prefer toV1 rather than {to} V2 「V2よりV1したい」※ rather thanを使う/rather thanの後ろのtoは省略OK (to V1のtoと重複するため)
  • prefer that s {shouId} +原形「svするのをよいと思う・好む」

I prefer summer to winter.
私は冬よりも夏のほうが好きです

I’d prefer you to call me Dave.
ぼくのことはデイブと呼よんでくれたらいいよ

I prefer to stay here rather than to go there.
そこに行くよりもここにいたい。

She preferred that he should cooked for her rather than ordering delivery food.
彼女は彼に出前を注文するよりも、手料理を作ってほしかった。

 

the+比較級を使った表現

比較級なのにtheがつく3パターン

最上級にはtheをつけますが、比較級にtheは不要です。ただし一部の慣用表現には比較級なのにtheを伴うものがあります。

  • the 比較級 of the two 「2つのうちで~なほう」
  • all the 比較級 for ~ [because ~] 「~なので、その分だけ比較級だ」※ forの後は名詞/because の後はsvがくる
  • none the 比較級 for~ 「~だからといって決して比較級なんかじゃない」
  • the 比較級①, 比較級② 「 比較級①すればするほど、比較級②だ」

I decided to rent the cheaper of the two apartments I looked at.
私が見た2つのアバー トのうち、 安いほうを借りることに決めました。

all the 比較級 for ~ [because ~]は直訳「その分だけ比較級だ。どの分だけかというと~の理由の分だけ(for / because ~)」→「~を理由に、その分だけますます比較級だ」となります。

He is all the more charming for his faults.
彼には欠点があるからなおさら魅力的なの。

all the 比較級 for ~ [because ~]のポイント

  • allは強調の役割 ※強調にすぎないので省略OK
  •  theは「その分だけ」という意味 ※「指示副詞のthe」と呼ばれる用法
  •  for / because は「理由」を表す ※to「のほうがよく使われる

none the 比較級 for~ 「~だからといって決して比較級なんかじゃない」は、強調のall→否定のnoneに変わったので、否定で訳しますが、考え方自体ま(all the+比較級のときと)同じです。直訳「~を理由に、その分だけ比較級だということは決してない(none)」→「~だからといって決して比較級なんかじゃ
ない」となります。

I like him none the worse for his faults.
欠点があるがやはり彼が好きだ.

 

The比較級,the 比較級 「~すればするほど、…だ」のポイント

  • “主語+動詞”を伴うのが原則:”The比較級sv, the比較級sv”の形
  • “主語+動詞”部分には省略・倒置がよく起きる(リズムの関係などから)

The longer they worked,the more tired they became.
彼らは長く働けば働くほど、ますます疲れてきた。

The sooner we leave, the more likely we are to avoid getting caught in rush hour traffic.
出かけるのが早ければ早いほど、ラッシュアワーに巻き込まれないで済む可能性が高まる

 

その他の比較級を使った慣用表現

  • 比較級 and 比較級「ますます比較級だ」
  • more or less「多かれ少なかれ」/sooner or later「遅かれ早かれ」
  • no longer「もはや~じゃない」 ※not – any longe「の形でもOK
  • 比較級+than expected「予想より比較級だ」
  • know better than to~「~しないだけの分別がある」

More and more couples these days are deciding not to have children.
最近は子どもを持たないという選択をしている夫婦がますます増えている。

I was more or less drunk.
いくぶん酔っていた

He is no longer able to sing.
 彼が歌うことはもうない

That’s smaller than expected.
それは意外と小さい。

You should know better than to trust such a dubious story. 
そんな疑わしい話を信じるほど君はばかではないはずだ

 

more than~の3つの意味

more than+数字「数字より多い」

more than oneは厳密には「1より多く」なので「2以上」という意味になります。英語の世界ではあまりこだわらないので、翻訳でもmore than 40を「41以上」と訳さず、[40以上」とするのが、暗黙の了解になっていますが、厳密には以下のようになります。

  • Xより多い:more than X / over X / above X ※ xは含まない
  • X以上:X or more ※直訳「Xかもっと上」/ at least X / not less than X「少なくともX」
  • Xより少ない(X未満):fewer than X / less than X / under X / below X
  • X以下:X or less※直訳「Xかもっと下」/ at most X / not more than X「多くてもX」

 

強調のmore than~ ※直後の単語を強調する

more than welcome「大歓迎」/ more than happy「すごく嬉しい」など

 

範囲外のmore than~「~ではない・~だけではない」

直訳「~するより多くのもの」→ notの意味「~ではない」やnot onlyの意味「~だけではない」となることがあります。

This is more than I can bear.
こんなこと、我慢できない。 ※直訳「私が耐える(bear)ことができる範囲を超えている」

 

比較対象の省略

It couldn’t be better!は「良くない」ではありません。not+goodなら「良くない」ですが、not+better では事情が異なります。比較級では”than ~”が省略されることがよくあります。better は goodの比較級なので、than~がなければ省略を考慮しないといけません。ここでははthan now「今(の私の状態)より」を補って、It couldn’t be better than now.と考え、直訳「今の私の状態より(than now)良い(better) なんて、仮の世でもありえない(couldn’t be)」→「もうこれ以上、上がりようがないほど良い」→「絶好調」となるのです。Couldn’t be better.とNever better.も同じ意味です。

 

than nowやthan thisを補う

省略された内容はその都度文脈から考えるのが理想ですが、実際はthan now「今より」かthan this「(今言っこ)このことより」を補えば解決します。こういった理屈がわかると、普段見かけない表現でも自力で理解できるようになります。

 

比較対象の省略を使った頻出表現 発展

  • I couldn’t agree more.「大賛成です」
  • I couldn’t care less.「まったく気にしない」
  • Could be better.「あまり良くない」/ Could be worse.「悪くはない」
  • earlier this month
    earlier this monthは比較対象の省略でearlier this month {than now}です。単に「今より早く」ということで、もし今日が月末なら、earlier this monthは20日ごろも十分に含まれます

 

自者比較(1つの中で2つのものを比べる)

普通の比較(他者と比べる)に対して、1つの中で2つの性質を比べるものを自者比較と呼び、この場合、「more 原級 than 原級」→ 「~というより…だ」という形になります。

That man is more serious than talented.
あの男は才能があるというより、真面目なんだ。

最上級にも自者比較はあります。”theをつけない最上級’’という形ですが、実際は普通の形(the最上級)で代用されます。

I’m happiest when I’m reading comics.
僕はマンガ読んでるときが一 番幸せ。

【英語長文読解】・

中学生向け高校受験
高校生向け大学受験対策
大学受験対策
英語長文読解リスニングトレーニング教材

読解・リスニング練習用の本文は「News in Levels」からの引用です
The text for reading and listening practice is taken from News in Levels

高校受験用・中学レベル

※音読トレーニングの方法は記事後半で解説しています。

出典元へのリンク

News in Levels “”

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和訳

 

大学受験用・高校レベル

出典元へのリンク

News in Levels “”

スクリプト

 

スクリプト(注釈入り)

 

native音声

 

和訳

 

単語・イディオム(英辞郎 on the webより)

 

音読のポイント

  1. 1日1回以上音読するようにしましょう。
  2. スラスラ読めるようになるまで音読しましょう。
  3. 英文の意味を頭の中で逐語訳しながら音読しましょう。
  4. 全ての単語の意味が分かるようになるまで音読しましょう
  5. 「2.~4.」を達成したら次の長文音読に取り掛かりましょう。

リスニングトレーニングの方法

  1. 聞き読み…英語の音声を聞きながら、スクリプトを黙読する練習です。英語を語順通りに読み下す習慣を身に着けます。
  2. オーバーラッピング…英語の音声を聞きながら、スクリプトを音読します。
  3. シャドーイング…英語の音声を聞いたら、スクリプトを見ずに真似して発音し、復唱します。リスニングと同時にスピーキングも鍛えらます。
  4. ディクテーション…音声を聞いて、一つ一つの単語を正確に書き取ります。リスニング力を高める方法の一つですが、リスニング力だけでなく、ライティング力を強化することもできます。

正しい勉強法を知り、実践すれば成績アップは簡単です。

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