2022/08/25
仮定法現在の一般的な説明
仮定法現在については、提案、主張、要求、命令、決定を表す動詞の目的語であるthat節の中でshould+V原形または、V原形となる、と説明されますが、shouldが付くのかつかないのかは、単なる省略というわけではありません。
The doctor suggested that Chris should get a blood test.
The doctor suggested that Chris get a blood test.
医師はクリスに血液検査を受けるよう勧めた。
仮定法現在に用いられる動詞には以下のようなものがあります
提案 suggest/propose/redommend
主張 urge/adocate
要求 request/require/demand/insist/ask/desire/prefer
命令 order/command/advice
決定 decide/dtermine/arrange
いずれも命令の意味がベースとなっています。提案は遠回しで優しい命令、主張は軽い命令、決定は度が過ぎた命令です。程度に差があるだけで、結局は命令の意味がベースになっています。
shouldがくる場合の文法的解釈
命令系統の動詞の目的語となるthat節内にshouldがくるのは、イギリス語法の発想です。この場合、that節の内容はまだ現実にはおこっていないので、仮定法のルールにのっとりshouldが使われるのです。
Renya Mutaguchi ordered his soldiers should march on Imphal.
牟田口廉也は兵士たちにインパールへの進軍を命じた。
shouldがこない場合の文法的解釈
命令系統の動詞の目的語となるthat節内にshouldがこないのは、アメリカ語法の発想です。命令系統の動詞が主節に来たときは、that節内の文も命令文にするというシンプルな発想です。命令文は動詞の原形と用います。that節の中なので主語が必要にはなりますが、動詞自体は命令文と同じ動詞の原形が用いられることになります。
Mother ordered that her son study harder for the exam.
母親は息子にもっと試験勉強をするよう命じた。
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