2022/08/25
itとoneとthatの違い
前に出てきたものを指す単語にit、one、thatがあります。itとoneの違いはよく説明されますが、実際に英語を使うときは3つの観点が必要になります。1つ目は特定か不特定か、2つ目は前置修飾か後置修飾か、もう1つは可算名詞か不可算名詞かです。
特定か不特定か
itは特定の名詞を受け、「ズバリそれ」という感じです。本は書店に何冊かありますが、自分が読んでいる本のは世界で一冊です。前に出てきた名詞をズバリ指すのがitの感覚です。
oneは不特定のものを指し、「同じ種類のそれ」というイメージです。「私も同じものを持ってるよ」というときは同じ種類の不特定の一つなので「I have one too.」となります。
oneは相手が表す言葉によって具体性が変わります。
A: I got a new smartphone . —- B: I got one too.
と言えば、oneはさまざまなスマートphone全体を指しますが、
A: I got a new iPhone . —- B: I got one too.
という場合のoneはiphoneをというスマホの一機種を指すことになります。
thatは「それ」「あれ」という意味なので、そのものズバリ特定測定して指す単語です。
前置修飾か後置修飾か
itは前からも後ろからも修飾することはできません。人称代名詞は、その単語に必要な情報がすべて入っていることが前提です。例えばsheでも。「背が高くて、優しい彼女」というようにしいの「tall」と「kind」の情報が含まれているわけです。話者間でお互いに特定のものを指しているのが共通認識としてあるので、代名詞に対する修飾の必要はないわけです。
one対する全治就職はよく使われます。「This one」「a small one」などです。後置修飾もありで「the one in the box」箱に入っているものなどという使いかたをします。
thatの前に修飾語はつきません。thatは語源がtheと同じなので、theの前に形容詞がこないのと同じ理由です。これに対して後置修飾はあります。「that of ~」の形がよく使われます。またthatの複数形thoseには「人々」の意味があります。このthoseはよく後ろから修飾されます。 「Those who ~」の形です。
The house of his brother and that of his father are very big. The house of his brother and that of his father are very big.
兄の家も父の家もとても大きい。彼の兄弟の家と彼の父親の家はとても大きい。
Those who brought me up are dearer to me than those who only brought me forth.
私を育ててくれた人たちは、私を生んでくれただけの人たちよりも、私にとって大切な人たちだ。
可算名詞か不可算名詞か
Itもざっとも可算名詞・不可算名詞の両方を受けることができます。
oneは可算名詞だけを受けます。そもそもoneは1なので、数えられるものだけを受けるわけです。
Do I have a smart phone? I think I have one.
私はスマートフォンを持っているだろうか?持っていると思う
The bread she makes is so much better than that from other stores.
彼女の作るパンは他の店のものよりずっと美味しい。
↑パンは切っても同じものなので不可算名詞、よってoneは使えないということになります。
oneの用法
oneに形容詞が付いたとき
oneに形容詞がつくと、冠詞や複数sが必要になります。
a big one a small ones
所有格+oneの形にはならない
oneワンは代名詞の所有格と共に使われることはありません。「my one」というのであれば、「mine」で充分というのが英語の発想です。
複数形ワンズの注意点
onesには形容詞が必要になります。形容詞がない形では使えません。その場合は、themやsomeなどを使います。
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