2022/08/25
やる気があれば何でもできる!
かの有名なプロレスラー、アントニオ猪木氏の名言です。
「何でもできる」とまで言い切ってしまうのはいささか言い過ぎかもしれませんが、やる気があれば、大抵のことはできるものです。
勉強もその一つ。
どんな分かりやすい授業をしても、どんな効果的な勉強法を教えても、本人にやる気が無ければ、成績は上がりません。
やる気を出すことさえできれば、勉強の半分は成功したと言っても過言ではありません。
ただ、そのやる気を出させることが難しい。
100%やる気を出させる方法があれば、全国の学校や会社ですでに実践されている筈。
数値目標や、お金、モノでやる気を出すのは一次で気には効果がありますが、すぐに慣れてしまうので長続きしません。
パワハラをかけてやる気を出しても、本人のメンタルを傷つけてしまいます。
本当にやる気を出させるというのは難しいのです。
私の教員、塾講師、家庭教師としての経験から言えることは、「やる気を引き出すのは難しいが、やる気を失わせないのは簡単だ」ということ。
子どものやる気を削いでしまう保護者様の言動が結構多いのです。
保護者の皆様はお子さんのを思って言っているのですが、客観的に見ると、子どものやる気を削ぐ形になってしまっていることが数多。
保護者様の言うことは、大筋では正しいです。
しかし、ちょっとした言い方の違いで子どものやる気を削いでしまっているんです。
何気ない一言が子どもの成績を下げる結果につながり、さらにマイナスな言動に出てしまうという悪循環。
どんな言動がやる気を削いでしまうのかをかくにんして、今後のお子さんへの言葉かけに活かしていただければと思います。
勉強しなさい
子どものやる気を削いでしまう言葉の代表格がこれです。
- はやく勉強しなさい
- 宿題やったの?
- 勉強まだしてないの?
- いつ勉強するの?
このような言葉をかけると、子どもから帰ってくる返事は
「うるさい、わかってる」
「今やろうと思っていた」
「お父さん(お母さん)の言葉でやる気を無くした」
などです。
このようなせかす言葉をかけてしまいたくなったら、子どもの気持ちを考えてみてください。
勉強をやらなければいけないのは分かっているんですが、やる気が出なかったんですね。
そんな状態の子に、勉強をやれと言っても逆効果しかありません。
「勉強しろ」と言われなくても自発的に勉強をする子どもは成績が良いことが多いですが、自発的に勉強するから成績が良いわけではありません。
成績が良いから自発的に勉強できるんです。
勉強すれば成績が上がるというご褒美があることを知っているから、勉強ができるんです。
何のご褒美も得られないなら、勉強なんて誰だってしたくありません。
言われないと勉強しない子には、少しでも勉強をしたら、めちゃくちゃ褒めるのが効果的です。
成績が上がるかどうかは二の次として、勉強したら賞賛が得られるということを経験させるのです。
結果はともかく勉強をすれば褒められる、というポジティブな気持ちでやっていると、後から成績も伸びてきます。
褒めるには、子どもが自発的に勉強をするタイミングをじっと待ちましょう。
机に向かって勉強をしていなくてもかまいません。
ちょっとでも勉強をしているのを見かけたら、そのタイミングを見逃さず、褒め言葉をマシンガンのように浴びせてください。
勉強が苦手
子どもがテストで点数が良くなかった時に、「勉強苦手だから仕方ないよ」と声を掛けるのは子どものやる気を削ぐ可能性大です。があります。
この言葉を言われた子どもは、「自分は勉強が苦手なんだ」というイメージを持ってしまいます。
自分は勉強が苦手だと信じ込んでしまったら、どんなに勉強をしても成績を上げるのは難しくなってしまいます。
お子さんのテストの結果が振るわなかったときは、「よく頑張ったね。惜しかったね。」と言ってあげてください。
そして、お子さんには、100点とをる力があることを伝えてあげてください。
この子は100点が取れる、と保護者が信じてれば、子どもも「自分はやればできるんだ」という気持ちになり、勉強に前向きに取り組むことができるようになります。
その結果成績をグングンアップさせているんです。
これはピグマリオン効果を活かした接し方です
子どもの成績を上げるためには、子どものポテンシャルを信じる言葉かけが大切です。
〇〇さんは点数がいい
誰かと比較するということも、子どものやる気を削いでいきます。
お子さんのポテンシャルを否定する言葉になってしまうからです。
どんなに勉強ができる人でも、いつかは自分よりもできる人が現れ、敗北感を味わいます。
人と比べるということは、人間の本能のようなところがありますが、いつかは負けるのですから、これは無駄なんです。
一刻も早く、他者との比較ではなく、自分との比較に視点を切り替えましょう。
誰かと勝負するのではなく、過去の自分と勝負するのです。
点数や偏差値で自己記録を更新する、ということを目標にするのですね。
自己記録を更新し続ければ、志望校合格名の土の目標達成が近づいてきます。
誰かに勝つことは意味がありません。
やる気出しなさい
そもそも、やる気だ出せるのであれば、言われる前に出している筈です。
「やる気」は出そうとして出るものではなく、褒められたり、信じてもらえた時に湧いてくるものです。
今がどんなに苦しくても、希望があればやる気が湧いてきます。
未来に希望を持てる言葉をかけてあげれば、やる気は湧いてきます。
先生の教え方が悪い
意外と言ってしまいがちな最後の言動は、「先生(学校・塾)の教え方が悪い」という言葉です。
確かに授業が下手な先生はいますが、そんな先生に教わっていても、いい成績をとっている生徒がいるのも事実です。
その先生に教わっている生徒全員の成績が落ちてしまったのであれば、先生(学校・塾)の責任と言えなくもないですが、私の経験上、そんなことは一度もありませんでした。
仮に、先生の教え方が悪かったとしても、保護者の皆様がそれを言ってしまうと、子どもは「自分の成績が悪いのは先生のせいだ」と現実逃避をしてしまいます。
特に学校は先生が選べませんので、授業下手の先生にあたっても自分で何とかするしかないのです。
「学校の授業はわかりにいかもしれないけれど、こうすればいい」という解決策を示してあげることが大切です。
塾でもいいですし、わかりやすい参考書でもいいです。
スタディサプリのような安くて高品質な映像授業もあります。
自分の成績不振を責任転嫁で片づけてしまっては、絶対に成績は伸びません。
「学校の先生」のせいにしてしまっては、「じゃあ勉強できなくても仕方ないや」と思ってしまうようになります。
学校の授業が合わないなら、他の勉強方法を提示して、勉強ができるようになる方法を考えさせるように言葉かけをしてください。
「先生の教え方が悪い」…この言葉は、以外と言ってしまいがちなので気をつけましょう。
こちらの記事では、スタディサプリの解説もしておりますので、併せてお読みください。
【高校受験】スタディサプリが中学生に断然おすすめな理由!スタディサプリが向いている中学生と向いていない中学生の特徴&対策について解説します
【高校受験】中学生のためのスタディサプリ活用法!高校入試対策はスタディサプリと過去問で完璧!
【大学受験】スタディサプリで難関大学に合格する方法!高校生&大学受験生のためのスタディサプリ活用法!
まとめ
成績がいい子の保護者様は、上記のコトバとは反対のことを言っている傾向があります。
子どもを思う保護者様の気持ちは同じです。
勉強のやる気をなくそうと言っている人なんかいません。
しかし、言葉のかけ方が違うだけで結果が全然違ってしまいます。
生徒のことを一番理解しているのは、学校の先生や、塾講師ではなく、保護者様だと思います。
しかし、子どもが一番反発しやすいのも保護者様なんです。
上記で紹介した言葉は特にお子さんに反発されやすいので、ご注意いただければと思います。
うちの子の成績が全然上がらない…
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
間違った勉強法を続けていては
成績は上がりません
正しい勉強法に変えるだけで
成績は面白いほど伸びていきます
勉強ができないのは
頭が悪いわけでも
才能がないわけでもありません。
間違った勉強法で勉強をしてしまってるだけなのです
実際に私が勉強法を教えて
正しい勉強法に変えてくれた生徒たちは
定期テストの点数がアップするなど
面白いほど成績が伸びています
正しい勉強法を知り、実践すれば
成績アップは簡単です
マンツーマンの個別指導で
自己ベストを更新し続けてみませんか?
駿英家庭教師学院専任講師による授業で成績アップ!
大切なお子様の学習指導は
駿英家庭教師学院にお任せください
- 小中一貫校の中学校受験
- 中学生の高校受験対策
- 高校生の大学受験対策
- 高校生の看護学校受験対策 など
経験豊富な講師陣が
お子様の夢の実現をお手伝いいたします
お問い合わせはこちら↓まで