2022/08/25
英語長文に悩んでいて、どこから手をつけていいかわからないという方には、チャンクリーディングがお勧めです。
文章のまとまりに注目していく読解法です。
文章の構造を理解し、正しく解釈することができます。
「区切り」の見つけ方
「英語を分解する」方法がわからないと、チャンクリーディングの練習はできません。
まず、スクリプトの音声データ(英語の音読音声)を聞いて、話し手の息遣いの位置をメモします。
それぞれの呼吸の最後にスラッシュを入れてみましょう。
話し手が文の意味を理解していれば、文の意味が分断されているところでは自然と息を止めてしまいます。
ですから、話し手と同じ呼吸で読めば、文章の意味を理解しやすくなります。
このように、ネイティブの音読のパターンを真似することで、意味のある区切りを見つける練習ができます。
「区切り」を見つけるための10のヒント
意味の区切りを意識できるようになったら、自力で区切りを見つける訓練をしてみましょう。
大きな意味の塊を見つけるためには、次の10のポイントに注目することが大切です。
- 挿入された条項の前後
- 前置詞+名詞の前と後
- 不定詞の前と後
- 接続詞の前
- 疑問詞の前
- 関係代名詞の前
- 長い主語の後
- 長い目的語の後
- 場所と時間に関する副詞句の前と後
- 句読点の前
これらのブロックを見つけるには、まず文の主語と述語を特定します。
そして、上記の10個の点を使って、残りの単語をスラッシュで区切り、どのようにグループ化されているかを確認します。
音読の練習も忘れずに。
意味の区切りを見つけてスラッシュを入れただけで勉強を終えてしまっては、いつまでたっても英語長文読解りょきうは上がりません。
読書は口頭練習が基本であり、音読の仕方がそのまま読書に反映される、と言われています。
つまり、英文をスムーズに音読することができなければ、黙読することもできないということになります。
これは国語でも古文でも通用することです。
黙読は音読よりもはるかに難しい作業です。
音読で理解できない上程では、黙読で理解することはできません。
そのため、英語を読むときには2つのことを心がけることが大切です。
まず、前述したように、常に音読の練習をし、チャンクやスラッシュを意識することです。
スラッシュセンテンスは、どこで息継ぎをするか、何を強調するかを示してくれます。
チャンクやリズミカルに読むことで、文章の構造を理解することができます。
2つ目のポイントは、文章を読みながら頭の中で翻訳することです。意味を区切りごとに翻訳しながら声に出して読むことができれば、読解力を高めることができるでしょう。
まとめ
今回の記事では、チャンク読みを習得するための3つの提案として、
- ネイティブの音読をきいてチャンクを真似る
- 10のポイントに注目する
- チャンクをもとに音読練習をする
ということをお伝えしてみました
チャンクリーディング習得のためには、これらのコツを守って、できるだけ多くの読解練習をすることが大切です。
読む習慣が身につかなければ、チャンク読みをマスターすることはできません。
読解力を高めるためには、毎日、英語を読む時間を作ることです。
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