2022/08/25
三日坊主にならず、勉強を何年も続けていくコツは、毎日たくさんの勉強をせず、1時間でいいので習慣化し、何年も続けていくことです。この場合、勉強とは読書を含め、あなたを一段高いレベルに向上させるあらゆる活動を含みます。
1日10時間1週間勉強するよりも、毎日一時間の勉強を1年間続ける方が何倍も効果的です。習慣化すれば何の苦にもなりません。10時間もいやいや勉強すれば、嫌いになるのは当たり前です。1日10時間1週間勉強した場合は70時間ですが、1日1時間1年間勉強した場合は365時間にもなります。少しずつでもいいから勉強を毎日続ける方が、絶大な効果があることがお分かりいただけると思います。
これが、2年、3年とたてば、両者の差は歴然となります。あなたが勉強を続けていくことを選べば、ライバルたちをぶっちぎれる状態を作れるようになります。一方、勉強しない方を選べば、脱落していくことを意味します。
習慣づけるということは、潜在意識に行動パターンを刷り込むということです。習慣を変えるのは最初はしんどい作業です。しかし、これ以外に状況を変える方法はありません。
成功・不成功を繰り替えり、少しずつ習慣を身につけていけばいいのです。不成功の場合は、「失敗した」と考えずに、「改善のためのヒントを得た」と考えるようにしましょう。余談ではありますが、テレビや新聞などのマスコミは、その時目立っている人しか取材しません。若くして成功している経営者などがその例です。普通の人間は若くして成功する必要はありません。遅咲きでもいいので、毎日コツコツ勉強を続けて、最終的にいい人生を送ることができればよいのです。
一流大学に行けなかったからといって、卑屈になる必要は全然ありません。大学に行った、行かなかったということは、人勢のプロセスの一つにすぎません、いわば商品に貼られているラベルのようなものです。子供のころにやった人生けーむと同じで最終的に笑って上がることを目標にしましょう。そのためには、毎日少しずつでいいので勉強を続けることが大切です。
頑張っても成果が出ない、授業についていけない、高校受験に失敗した、第一志望の大学に行けなかった、家庭が裕福ではなかった…というような口実を見つけて、人生をあきらめていませんか?
小さなハンバーガー店に可能性を見出し、マクドナルドを世界的な規模のフランチャイズ店に発展させたレイ・ロックがビジネスを手がけたのは、彼が52歳の時でした。もし、若くして人生をあきらめていたら、このような大企業を作り上げることはできなかったでしょう。彼は、著書の中で「信念と継続だけが全能である」といっています。自分を信じ、勉強を継続すれば、あなたにも想像がつかないほどの成功を得ることができるのです。
人生でだれでも多少のハンデはあるものです。そのハンデを克服して、最終的に笑って上がるためには、逆転ホームランを狙うのではなく、シングルヒットを重ねて得点を挙げていくことです。つまり、毎日コツコツ勉強を続けて、最終的に笑顔で人生の終えることができればよいのです。