2022/08/25
忙しくて理想とする勉強時間を確保できない
その悩みを解消するひとつの方法は
スキマ時間の活用
今回は、5分ででき勉強法をお伝えします
本を読む
短い時間で読書をしても、
集中できそうもないし、
頭にも残らないのでは?
そんな疑問をもつ人もいるかもしれません。
じつは、時間が短く「制限されている状態」は、
勉強に有利に働くのです。
時間制限からくる緊張感が、
脳の海馬や扁桃体と相互作用して
記憶の固定を促す神経伝達物質・ノルアドレナリンの分泌につながる。
勉強における本の読み方としては、
ゆっくりと読むよりもタイムリミットを設け、
脳にプレッシャーを与えながら読むほうが効果があるのです。
いつどこでも開けるようにかばんに参考書などを入れ、
5分程度の空き時間があれば読書!
アウトプットをする
覚えた内容を書き出すなどのアウトプット型の勉強に、
スキマ時間を使ってみては?
「書く」ことには「頭の中身を見える化」できるというメリットがある。
たとえば、教科書の内容をひと通り勉強したあとで、
紙に書き出すというプロセスを踏めば、
本当に漏れなく覚えたかどうかを確認できる。
たった5分程度で効果があるのか?
時間制限を設けることは、
ここでもやはり意味をもちます。
覚えた内容を試験時間内にすばやく思い出す訓練になる。
実際の試験では時間が限られているため、
知識をのんびりと思い出していては時間不足に。
試験で求められるのは「すぐ引き出せる “使える” 記憶」
そういった有効な記憶を得るために、
スキマ時間が生まれたら、
勉強した内容を覚えているかどうか、
書き出して確かめてみましょう。
問題集を見返す
スキマ時間の1分間で「問題集を見返す」
問題集を1冊に絞り、間違えた問題だけを繰り返し解く。
まずは最初から最後まで解いてみて、
間違えた問題に×をつけておきます。
2回目以降は×のついた問題だけを解き、
×がなくなるまで繰り返す。
数をこなすことで、解答への道筋を理解し、
頭に刷り込んでいく。
すべてには目を通さず、間違えた問題だけを見返す。
自分のわからない箇所だけを、重点的に復習する。
この方法で、1~2分だけで勉強が完結できるようにします。
1冊の問題集を徹底的にやり込むことで、
最終的にすべての問題を理解したときに達成感につながる
1分というごくわずかな時間でも積み重ねていけば、
問題集を1冊制覇することも可能なのです。
暗記モノの勉強をする
長い時間を必要としない「暗記作業」は、
スキマ時間の数分でできる勉強の一つ。
スキマ時間は、日々の生活のなかで細切れに発生するもの。
スキマ時間とスキマ時間の間隔が、
記憶定着度を高めるうえで有効。
覚えたい内容を、まとまった時間を確保してその時間内だけで勉強するより、
複数のスキマ時間を使いながら復習を重ねつつ勉強するほうが、
記憶に残りやすい
まとまった時間に一気に覚えようとせず、
日々の細切れ時間に少しずつ暗記する
たった数分のスキマ時間に、
コツコツと知識を積み重ねることが肝心です