2022/08/25
肩に力が入りすぎて、勉強がはかどらない子には、「一度力を入れてみろ」と声をかけてあげましょう。
いったん力を入れてから力を抜けば、力みがほぐれていきます。
私たち人間は、緊張などで無意識に入った力は抜くことが難しいのですが、自分で意識して入れた力であれば、自分で簡単に抜くことができるのです。
この性質を利用して、まずいったん力を抜くと、一緒に無意識に入った力も抜くことができるのです。
これは筋弛緩法と呼ばれる方法です。
やり方に決まりはないのですが、
・いったん拳を強く握りこんでから力を緩める。
・手を上に上げて、背伸びをした状態から一気に脱力する。
・目をぎゅっと閉じてから、一気に目の力を抜く。
などの方法で実践させてみてください。
体が硬直していると、頭も硬直して本番で能力を発揮することが難しくなります。
余計な力を抜いて、ベストパフォーマンスを発揮できるようにさせてあげましょう。