「読解力が大事なことは誰だってわかっているよ」
「そんなの当たり前じゃないか」
そういう声が聞こえてきそうです。
そんなことはわかっている。
ではなぜ成果が出ないのでしようか?
とても簡単です。
わかっているだけだからです。
もっと具体的に言えば、
・ 読解力の重要さが認識できていない
・ 読解力不足が、成績が上がらない原因であることに疑念がある
・それがわかっていても対策を全くしていない、または対策がわからない
・国語の読解問題をたくさんやれば読解力がつくと思っている
・本を手当たりしだい読めば読解力がつくと思っている
残念ながらこの項目に一つでも思い当たるところがあれば
国語のみならず
すべての科目で伸びない要素を持ち合わせている
と言っても過言ではありません。
国語力とは別の言葉 で表すなら「咀嚼力」と言えると思います。
すなわち文章に 限らず人の話の内容などを噛み砕いて理解することです。
国語の問題というのは、
文章の内容や登場人物の心情などを理解する力をはかるものです。
国語力を鍛えた人は、
飲み込みの早さがありますから
他の教科もどんどん飲み込んでいけるようになります。
国語力を後まわしにした人は、
飲み込みが遅いので
他の教 科も飲み込みが悪くなる。
この状態が5年、10年と続いたことを想像してみてください。
学力に大きな差が生まれると思いませんか?
国語の力は、
正しいトレーニングを積むことによって、
伸ばすことが可能です。
しかも、大人になっても力を伸ばすことは可能ですから、
手遅れということもありません。
もちろん、中高生は早めに手を打った方がいいと思いますが。
手前みそな話ですが、
私は高校時代「化学」が本当に苦手でした。
勉強をいくらしても成績が上がらなかったのです。
今思い起こせば全く当然です。
教科書をかみ砕いて理解する力がなかったのですね。
読んでもちんぶんかんぶんなわけです。
センター試験は「地学」で受験をしましたので、
「化学」に足を引っ張られることはなかったのですが、
通知表の評定は、散々でした。
しかし、大人になった今はそれなりに経験も増え、
高校時代 より咀嚼力がありますから、
教科書の内容がよくわ かります。
「こんなことも理解できなかったのか…」
と、当時の自分が恥ずかしくなるくらいです。



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おすすめ教材
ここからは、中学生にお勧めの教材を紹介します。高校生にお勧めの教材は
こちらをご覧ください。
英語
キクタンは文字通り耳で覚える単語集(CD2枚収録)。教科書に出てくる単語だけでは不十分。定期テストは乗り切ることができても、実力テストでは教科書に出ていないものもバンバン出てきます。中学生必携の単語集です。
文法事項が詳しく説明されています。この参考書の良いところは動画で授業をしてくれるところ。英語嫌いの生徒でもすんなり頭に入るでしょう。
「ホントにわかる」シリーズよりも内容は易しめ。監修は山田暢彦先生。このテキストを使って
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数学
とても見やすく、動画付きで理解もしやすい教材。基礎から徹底的に学習するのにぴったりです。
数学と言えば数研出版。中学生用のシリーズもご多聞に漏れず秀逸です。数学が好きな生徒にはピッタリ。自学でもメキメキ実力アップ。
中学数学の総まとめ教材。カラーページが多く、数学嫌いの生徒や数学が苦手な生徒でも取り組みやすくなっています。
国語
現代文のカリスマ講師、出口汪による教材です。中学生向けに書かれていますので、わかりやすい表現になっています。文章の読み方、問題の解き方などを徹底的に解説。現代文が苦手な高校生にもおすすめです。
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