2022/08/25
数学というのは理論を養う学問であり、
英語(語学)は感 性を養う学問です。
そして国語は理性+感性=咀嚼力を養う学問と考えられます。
もちろん数学の学習が感性を養う部分もありますし、
英語 の学習が理性を養う部分もあります。
何が 言いたいかといいますと
分析思考型人間は
物事を感覚的に捕 らえることが苦痛で仕方がないのです。
つまり特に語学などを習得するのに理屈を交えてしまって
直感的に覚えたり話したりすることが苦痛なのです。
直感型人間は
物事を論理的に考えることが苦痛で仕方がないのです。
つまり数学や理科を習得するのに直感を交えてしまって
理 論的に考えることが苦痛なわけです。
この気持ちは痛いほどよくわかります。
しかし本気で成績を上げようとした場合、
その苦痛を乗 り越える勇気が要ります。
頭を「論理的思考」と「感覚的思考」を
自由に切り 番えられるようにしなくてはいけないのです。
それができる 人は概して国語の成績がいいです。
それは思考に自在性があるからです。
ずばり聞きます。
「あなたは論理的思考を捨てることができますか?」
「あなたは感覚的思考を捨てることができますか?」
思考を切り替えるとは片方の思考を捨てることでもありま す。
それは今まで著ってきた価値観を捨てる作業に近いです。
今まで正しいと思っていたものが否定される。
そしてそれが 執着だと気がついて捨てることができれば
自在性が生まれま す。
人間的に一皮むけたことになるのです。
私は成績を上げ るということはそういうことです。
執着心を削ぎ落としていく勇気を持つ。
それが苦手科目を克服する最大の鍵です。