進歩とは人との関わりの中からしか生まれない

皆さんの中にこう思う人はいるでしようか?

 自分はどんどん成績が下がればいいと思う |

「自分はどんどん退化すればいいな」

「自分はもっとダメな人間になればいいのに」

あまりこんなことを思う人はいないと思います。

誰でもみんな進歩、向上したいと思うものです。

苦しみを乗り越えた先には進歩があり、

人は進歩したとき大きな喜びを感じることができます。

ここでぜひ言っておきたいことは

「進歩とは人との関わりの中からしか生まれない」

ということです。

想像してみてください。

誰とも関わらずずっと部屋に引きこもるとどうなるでしようか?

外からの刺激が極端に減ります。

外からの刺 激がなければ向上する必要性も感じられませんし、

どう向上したらいいかもわかりません。

今は本やテレビ、インターネットがあるからいいのでは？

と思うかもしれませんが、

確かにこれらは進歩するきっかけにはなります。

しかし実行するにはなかなか独りではできないものです。

例えばビデオ教材を買ってきて

自分ひとりで勉強する自信はありますか?

参考書を買ってきて一人で勉強する自信はありますか?

それができれば学校や塾は必要ないと思いませんか?

多くの人ができないから学校や塾に通うわけです。

学校や塾だと宿題を与えてくれます。

周りの友達も宿題をやってくるし、

やってこないと次の授業で指された時に答えられないので

やらざるを得ない状況になります。

人は生身の人間と接していかなければ

なかなか向上できないものです。

ですから私は塾や家庭教師を積極的に利用することを進めています。

学校の先生の中には塾など通ってはいけない、

塾に通わなくたって自分で勉強できる、

などと否定的なことをいう人もいます。

もちろん中には塾に通わなくてもできてしまう人はいますが、

それほどまでに強い自律心を持っている子供はごくわずかです。

家庭教師をつける余裕がない場合は塾で、

塾に通う余裕のない人は通信教育でもかまいません。

通信教育は直接人と関わりませんが

解いた 問題を添削してもらうことは結構いい刺激になります。

自分の気がつかなかったことの指摘やアドバイスを

個別にしてくれるので、想像以上にためになります。