ノートはきれいなだけじゃ役立たちません。
重要なのは、
記憶に残るようにノートを使えるかどうかです。
使えるノートとは?
きれいな字で時間をかけて記されただけのノートは
必ずしも成績アップにつながりません。
きれいなノートを書くことにばかり時間を割いて
内容の理解も暗記も後回しになってしまうことは本末転倒。
自分の力をのばしてくれる
美しいノートとは
各教科の内容が情報として整理され、
振り返りやすく、
勉強の効率化が図られたノート。
そんなノートには、ある共通する法則があります。
東大生ノート7つの共通点
・とにかく文頭は揃える 大見出し、小見出し、本文を字下げで区別してわかりやすく
・写す必要がなければコピー コピーして貼ることで書き写す時間節約
・大胆に余白をとる 余白があると見やすく、あとから書き足しも可能
・インデックスを活用 各ページにタイトルをつけて目次をつくり、検索しやすく
・ノートは区切りが肝心 ひとつの事柄は1ページや1見開きでまとめると、ひと目でわかる
・オリジナルのフォーマットを持つ 自分の使いやすい書き方で統一する
・丁寧に書いている きれいでなくても、同じ調子で字が書かれていると読みやすい
ノートを最良の参考書にする
大切なのは、ノートを授業の場限りにするのではなく
自分だけの最良の参考書とすることです。
見返しやすく(1. とにかく文頭は揃える、4. インデックスを活用)、
あとから書き込みやすく(3. 大胆に余白をとる)、
読みやすく(5. ノートは区切りが肝心、7. 当然、丁寧に書いている)する工夫がポイントです。
一方で、ノートを作る時間は節約します(2. 写す必要がなければコピー)。
ノートにまとめる事自体
が暗記や理解に繫がる場合は手書きしてもいいかもしれませんが、
ただ写すだけのものはコピーで済ませます。
それならノートに問題文がなくてもよいのでは、
と思うかもしれませんが
ノートに問題文と解き方がまとまっていれば、
復習がしやすくなります。
通学途中に
問題集とノートの両方を開くのは難しいかもしれませんが
ノート一冊で済めばいつでもどこでも学習できます。
小さな工夫の積み重ねが、
頭に入りやすいノートづくりとなり、
学習の効率を高めていきます。
試験の前日に教科書全部見返すのは大変です。
睡眠を十分に確保して
コンディションを整えようと思ったら
時間的に不可能に近い。
そんな場合でも、短時間で振り返りができ
ノートづくりをした経験とノートの内容が紐づけられていれる
自作のノートは重要ポイントの記憶を補強する最強アイテムです。
ノートをきちんと作っている人たちはこう言っています。
「この1冊見なおしておけば明日は完璧!」と
にほんブログ村
おすすめ教材
ここからは、中学生にお勧めの教材を紹介します。高校生にお勧めの教材は
こちらをご覧ください。
英語
キクタンは文字通り耳で覚える単語集(CD2枚収録)。教科書に出てくる単語だけでは不十分。定期テストは乗り切ることができても、実力テストでは教科書に出ていないものもバンバン出てきます。中学生必携の単語集です。
文法事項が詳しく説明されています。この参考書の良いところは動画で授業をしてくれるところ。英語嫌いの生徒でもすんなり頭に入るでしょう。
「ホントにわかる」シリーズよりも内容は易しめ。監修は山田暢彦先生。このテキストを使って
YouTubeでとってもわかりやすい授業を公開しています。
こちらのテキストは教科書準拠。丁寧な解説に教科書の内容に沿った問題で学習を進めることが可能です。付属のCDでリスニング対策もばっちり!
中学3年間の基礎がコンパクトにまとまっています。高校入試の準備として使うと効果的です。
数学
とても見やすく、動画付きで理解もしやすい教材。基礎から徹底的に学習するのにぴったりです。
数学と言えば数研出版。中学生用のシリーズもご多聞に漏れず秀逸です。数学が好きな生徒にはピッタリ。自学でもメキメキ実力アップ。
中学数学の総まとめ教材。カラーページが多く、数学嫌いの生徒や数学が苦手な生徒でも取り組みやすくなっています。
国語
現代文のカリスマ講師、出口汪による教材です。中学生向けに書かれていますので、わかりやすい表現になっています。文章の読み方、問題の解き方などを徹底的に解説。現代文が苦手な高校生にもおすすめです。
国語は一度得意科目にしてしまえば、勉強をしなくてもコンスタントに高得点がとれる教科です。理論編で問題の解き方を学んだあとは、こちらの問題集で力を定着させましょう。
理科
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。理科の暗記学習はこれでばっちり!
付属のネット動画がとてもわかりやすく、まるで家庭教師の授業!基礎から標準レベルの力をつけるためには最適なテキストです。
タイトル通り、図や表がふんだんに盛り込まれたビジュアル参考書。勉強の仕方も説明されているので、テキスト通りに勉強を進めていけば、中学理科の各分野の理解が深まります。
基礎から標準レベルの知識を効率的に身に着けることができます。一人でも学習を進めやすく、編者のこだわりが随所に感じされます。
社会
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。社会の暗記学習はこれでばっちり!
ハイレベルな参考書。社会が大好きな生徒はこの一冊でどんどん自学を進めるとぐんぐん実力がアップします。
地理はやみくもに暗記してモス部に忘れてしまいます。地図と関連付けながら覚えていくのがポイントです。こちら教材の動画を見なが具体的なイメージを描いて勉強を進めていくことができます。
歴史の勉強は、頭の中に年表を作ることが重要。この教材は動画と連動した学習で、現代までの時代の流れを無理なく覚えていくことができます。
数学に定評のある数研出版社のテキスト。社会の教材ではことらがおススメです。演習書が付属しており、定期試験対策だけでなく、自高校入試の対策にも最適です。
こちらの教材は問題集ではありませんが、苦手教科の対策の第一歩としておすすめの教材です。名前の通りマンガで解説されていますので、スイスイ読み進めることができます苦手な人が多い歴史、公民、古文などをはじめとして、ほぼ全教科がそろっています。毎日気軽に触れることで苦手意識がなくなっていきます。
公民は身の回りの生活に深くかかわっており、内容的に社会の中で最も理解しやすい分野です。こちらのシリーズで定評のある動画授業でぐんぐん理解が進みます。
公民が苦手な生徒にはこちらがおススメ。基本からしっかり教えてくれるます。
偏差値50を目指す生徒におススメ。標準レベルの内容で3年間の学習内容を総復習できます。このテキストを完ぺきにこなせるようになったら、上のレベルにすってっぷアップしましょう。
受験生の50%以上が正解できた入試問題だけを集めているため効率的に基本問題を復習することができます。全ての問題に「受験生のどれくらいが解けた問題なのか」という正答率が表示されています。1ページあたりの問題量も少ないため無理なく進められ、モチベーションアップにつながります。
こちらの問題集は受験生の50%以下の生徒しか解くことができなかった難しい問題を集めた問題集です。偏差値は相対評価なので、みんなが解けない問題を解くことができるようになれば偏差値60が突破できるようになってきます。こちらの問題集もすべての問題に正答率がついています。正答率30%以下の問題が解けるようなれば、実力は相当なものです。何度も何度も繰り返し解いて応用力を伸ばしましょう。