どんなテストであっても、
解いた後に必ずするべきことは何でしょうか。
それは、復習です。
復習が大事なのは誰にでも分かっています。
大事なのは、どうやってテスト問題の復習をするのか?
一度テストを終えてしまうと、
次のテストに向けた勉強をしなくてはなりませんし、
新たな問題も待っています。
時間はないけど復習はしたい!
という時にやってほしいのが「ABC評価法」です。
復習効率が一気に向上する、簡単な方法なんですね。
分からなかった問題だけを復習する
復習が終わらない人は、
方法が良くないのかもしれません。
丁寧に、テストで自分が正解できた問題も復習するのが理想です。
時間があれば全ての問題を解き直してもよいでしょう。
あまり時間の余裕がないのなら、
分からなかった問題だけ復習するという方法に切り替えましょう。
一問ずつABCDで自己評価しよう
分からなかった問題だけ復習するというのは、
意外と難しいものです。
先週解いた数学の問題のうち、
どの問題がどの程度解けなかったか、
ということを思い出すのは、簡単ではありません。
まったく手がつかなかったのか?
解き方は見当がついたけれど解答できなかったのか?
どの程度分からなかったのかによって
復習すべき度合は変わってきます。
解答した時点での理解度を覚えておくことは重要です。
そこで、「ABC評価法」。
問題を解いたら、その場ですぐにABCの自己評価をつけます。
A:完全に自力で正解できた
B:自力で解答できたが、完ぺきではない
C:解き方の見当はついたが、間違えた
D:全然わからなかった
テキストを使った勉強の時だけでなく、
過去問や模試、さらには試験本番の時にも、
このABCD評価法を取り入れましょう。
A/B/C/Dいずれか一文字をメモするだけですので、
時間はかかりません。
ABCD評価法は二度おいしい
このABCD評価法は、二回にわたって力を発揮します。
一回目は、解答中に見直しをする時。
模試、テスト本番では、問題を解き終わったあと
制限時間いっぱいまで見直しをしますが、
その見直しが効率よく行えます。
CやD評価がついている問題だけを見直せばよいですし、
余裕があればBを見直しします。
見落としやケアレスミスを減らすこともできるので、
質・スピードを共に格段に向上します。
次に役立つのが、復習を行う時。
復習に効果的な時期は1週間ごと1か月後。
この時、分からなかった問題にだけ的を絞って復習することが可能になります。
Aがついている問題は復習の必要がありませんし、
B評価のものでは自分の解答と模範解答を照らし合わせる程度の復習でいいでしょう。
一方で、CやD評価のついている問題は、
自力で解けるまで解き直しをしましょう。
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おすすめ教材
ここからは、中学生にお勧めの教材を紹介します。高校生にお勧めの教材は
こちらをご覧ください。
英語
キクタンは文字通り耳で覚える単語集(CD2枚収録)。教科書に出てくる単語だけでは不十分。定期テストは乗り切ることができても、実力テストでは教科書に出ていないものもバンバン出てきます。中学生必携の単語集です。
文法事項が詳しく説明されています。この参考書の良いところは動画で授業をしてくれるところ。英語嫌いの生徒でもすんなり頭に入るでしょう。
「ホントにわかる」シリーズよりも内容は易しめ。監修は山田暢彦先生。このテキストを使って
YouTubeでとってもわかりやすい授業を公開しています。
こちらのテキストは教科書準拠。丁寧な解説に教科書の内容に沿った問題で学習を進めることが可能です。付属のCDでリスニング対策もばっちり!
中学3年間の基礎がコンパクトにまとまっています。高校入試の準備として使うと効果的です。
数学
とても見やすく、動画付きで理解もしやすい教材。基礎から徹底的に学習するのにぴったりです。
数学と言えば数研出版。中学生用のシリーズもご多聞に漏れず秀逸です。数学が好きな生徒にはピッタリ。自学でもメキメキ実力アップ。
中学数学の総まとめ教材。カラーページが多く、数学嫌いの生徒や数学が苦手な生徒でも取り組みやすくなっています。
国語
現代文のカリスマ講師、出口汪による教材です。中学生向けに書かれていますので、わかりやすい表現になっています。文章の読み方、問題の解き方などを徹底的に解説。現代文が苦手な高校生にもおすすめです。
国語は一度得意科目にしてしまえば、勉強をしなくてもコンスタントに高得点がとれる教科です。理論編で問題の解き方を学んだあとは、こちらの問題集で力を定着させましょう。
理科
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。理科の暗記学習はこれでばっちり!
付属のネット動画がとてもわかりやすく、まるで家庭教師の授業!基礎から標準レベルの力をつけるためには最適なテキストです。
タイトル通り、図や表がふんだんに盛り込まれたビジュアル参考書。勉強の仕方も説明されているので、テキスト通りに勉強を進めていけば、中学理科の各分野の理解が深まります。
基礎から標準レベルの知識を効率的に身に着けることができます。一人でも学習を進めやすく、編者のこだわりが随所に感じされます。
社会
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。社会の暗記学習はこれでばっちり!
ハイレベルな参考書。社会が大好きな生徒はこの一冊でどんどん自学を進めるとぐんぐん実力がアップします。
地理はやみくもに暗記してモス部に忘れてしまいます。地図と関連付けながら覚えていくのがポイントです。こちら教材の動画を見なが具体的なイメージを描いて勉強を進めていくことができます。
歴史の勉強は、頭の中に年表を作ることが重要。この教材は動画と連動した学習で、現代までの時代の流れを無理なく覚えていくことができます。
数学に定評のある数研出版社のテキスト。社会の教材ではことらがおススメです。演習書が付属しており、定期試験対策だけでなく、自高校入試の対策にも最適です。
こちらの教材は問題集ではありませんが、苦手教科の対策の第一歩としておすすめの教材です。名前の通りマンガで解説されていますので、スイスイ読み進めることができます苦手な人が多い歴史、公民、古文などをはじめとして、ほぼ全教科がそろっています。毎日気軽に触れることで苦手意識がなくなっていきます。
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公民が苦手な生徒にはこちらがおススメ。基本からしっかり教えてくれるます。
偏差値50を目指す生徒におススメ。標準レベルの内容で3年間の学習内容を総復習できます。このテキストを完ぺきにこなせるようになったら、上のレベルにすってっぷアップしましょう。
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こちらの問題集は受験生の50%以下の生徒しか解くことができなかった難しい問題を集めた問題集です。偏差値は相対評価なので、みんなが解けない問題を解くことができるようになれば偏差値60が突破できるようになってきます。こちらの問題集もすべての問題に正答率がついています。正答率30%以下の問題が解けるようなれば、実力は相当なものです。何度も何度も繰り返し解いて応用力を伸ばしましょう。