暗記するためには何度も書かなければならない?
暗記するためには何度も書かなければならない?
このような考え方を持ち、英単語などを何度もノートに書き写している生徒は多いですね
しかし残念ながら、覚えるために何度も書くというのは、もっとも非効率的な勉強法なんです
小学生にとっては、字を書く訓練という意味合いもありますので、
何度も書くという行為自体に意味があります
でも、中学校に入ったら「書いて覚える」勉強法はやめにしましょう
小学校からの習慣で、中学校に入っても書いて覚えようとする人が多いですが、
時間ばかりかかる勉強法で、はっきり言って悪習慣です
このような勉強法はすっぱりと切り捨てて
効率的な、「目で見て覚える」勉強法の訓練をしましょう
書いて覚える方法はどのくらい非効率的なのか?
たとえば、ある英単語を書いたときに
1つの単語を書くのに6秒かかったとしましょう
これ、目で見たら1秒で終わりますよね
単純に考えて、6倍のスピードで勉強が進みます
1分あれば、各勉強では単語10個しか勉強できませんが、
見る勉強法では60個勉強できますよね
この差は圧倒的です
手を動かす<反復
記憶をするためにとても大切なことは「反復回数」です
1つの単語を60秒かけて10回書くよりも、
1分で60個の単語を見る方が記憶は定着します
なぜなら、見る勉強の方が反復しやすいからです
人間が母国語を覚えるときには、書いて覚えることはしませんよね
これは、周りの人々が話をしている日本語を何度も聞き、
親が日本語を話している姿を見て覚えたのです
英語も当然同じ方法で覚えることが可能です
ただし、英単語の意味を日本語と紐づけるという作業が必要ですが・・・
まずは英語から始めてみよう
英単語を書いて覚えるのではなく、
目で見て、そして反復回数をひたすら増やして覚える
これこそが、最も効率的な勉強法です
よく
「何回ぐらい反復すればいいですか?」
という質問を受けるのですが、
20回の反復で覚えられたら天才だと思ってください
つまり、天才ではない人は、50回、100回と繰り返す必要があるわけです
これ、書く勉強法ではとうていできませんよね?
しかし、見る勉強法ならば、100回の反復も可能です
さぁ、今すぐ始めてみましょう!
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おすすめ教材
ここからは、中学生にお勧めの教材を紹介します。高校生にお勧めの教材は
こちらをご覧ください。
英語
キクタンは文字通り耳で覚える単語集(CD2枚収録)。教科書に出てくる単語だけでは不十分。定期テストは乗り切ることができても、実力テストでは教科書に出ていないものもバンバン出てきます。中学生必携の単語集です。
文法事項が詳しく説明されています。この参考書の良いところは動画で授業をしてくれるところ。英語嫌いの生徒でもすんなり頭に入るでしょう。
「ホントにわかる」シリーズよりも内容は易しめ。監修は山田暢彦先生。このテキストを使って
YouTubeでとってもわかりやすい授業を公開しています。
こちらのテキストは教科書準拠。丁寧な解説に教科書の内容に沿った問題で学習を進めることが可能です。付属のCDでリスニング対策もばっちり!
中学3年間の基礎がコンパクトにまとまっています。高校入試の準備として使うと効果的です。
数学
とても見やすく、動画付きで理解もしやすい教材。基礎から徹底的に学習するのにぴったりです。
数学と言えば数研出版。中学生用のシリーズもご多聞に漏れず秀逸です。数学が好きな生徒にはピッタリ。自学でもメキメキ実力アップ。
中学数学の総まとめ教材。カラーページが多く、数学嫌いの生徒や数学が苦手な生徒でも取り組みやすくなっています。
国語
現代文のカリスマ講師、出口汪による教材です。中学生向けに書かれていますので、わかりやすい表現になっています。文章の読み方、問題の解き方などを徹底的に解説。現代文が苦手な高校生にもおすすめです。
国語は一度得意科目にしてしまえば、勉強をしなくてもコンスタントに高得点がとれる教科です。理論編で問題の解き方を学んだあとは、こちらの問題集で力を定着させましょう。
理科
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。理科の暗記学習はこれでばっちり!
付属のネット動画がとてもわかりやすく、まるで家庭教師の授業!基礎から標準レベルの力をつけるためには最適なテキストです。
タイトル通り、図や表がふんだんに盛り込まれたビジュアル参考書。勉強の仕方も説明されているので、テキスト通りに勉強を進めていけば、中学理科の各分野の理解が深まります。
基礎から標準レベルの知識を効率的に身に着けることができます。一人でも学習を進めやすく、編者のこだわりが随所に感じされます。
社会
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。社会の暗記学習はこれでばっちり!
ハイレベルな参考書。社会が大好きな生徒はこの一冊でどんどん自学を進めるとぐんぐん実力がアップします。
地理はやみくもに暗記してモス部に忘れてしまいます。地図と関連付けながら覚えていくのがポイントです。こちら教材の動画を見なが具体的なイメージを描いて勉強を進めていくことができます。
歴史の勉強は、頭の中に年表を作ることが重要。この教材は動画と連動した学習で、現代までの時代の流れを無理なく覚えていくことができます。
数学に定評のある数研出版社のテキスト。社会の教材ではことらがおススメです。演習書が付属しており、定期試験対策だけでなく、自高校入試の対策にも最適です。
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公民は身の回りの生活に深くかかわっており、内容的に社会の中で最も理解しやすい分野です。こちらのシリーズで定評のある動画授業でぐんぐん理解が進みます。
公民が苦手な生徒にはこちらがおススメ。基本からしっかり教えてくれるます。
偏差値50を目指す生徒におススメ。標準レベルの内容で3年間の学習内容を総復習できます。このテキストを完ぺきにこなせるようになったら、上のレベルにすってっぷアップしましょう。
受験生の50%以上が正解できた入試問題だけを集めているため効率的に基本問題を復習することができます。全ての問題に「受験生のどれくらいが解けた問題なのか」という正答率が表示されています。1ページあたりの問題量も少ないため無理なく進められ、モチベーションアップにつながります。
こちらの問題集は受験生の50%以下の生徒しか解くことができなかった難しい問題を集めた問題集です。偏差値は相対評価なので、みんなが解けない問題を解くことができるようになれば偏差値60が突破できるようになってきます。こちらの問題集もすべての問題に正答率がついています。正答率30%以下の問題が解けるようなれば、実力は相当なものです。何度も何度も繰り返し解いて応用力を伸ばしましょう。