単語は分解できる
単語の中には要素に分解することが出来るものが多くあります。
英単語は意味を拡張する「接頭辞」、
単語の意味の根幹をなす「語根(語幹)」、
品詞を決定する「接尾辞」の三つからなります。
いくつか例を挙げてみましょう
structure:[名]構造、構成、骨格
construct:[他]~を建設する、組み立てる
construction:[名]建設
constructive:[形]建設的な
destruction:[名]破壊
struct(組み立てる)という語根にそれぞれ
「con-(共に、あるいは強意)」,
「de-(分離)」という接頭辞や
「-ive(形容詞化)」「-ion(名詞化)」という接尾辞がついて
単語が作られていることがわかります。
接頭辞には
im-,in-はb,m,pの前ではim-となり、
l,rの前ではil-,ir-となる
のようにスペルの法則を持つものもあります。
分解して覚えると、スペルミスなどの防止にもつながります。
こちらのサイトが参考になります↓
Gogengo!‐ゴゲンゴ!‐英単語は語源で楽しく!
単語を分解するメリットは
未知の単語に出くわしたときや、知っているのにど忘れしてしまったときなどに、
先ほどの「struct」のような語根を知っていると推測もしやすくなるという点です。
「spect:見る」という語根を例に見てみましょう。
・inspect→in-(中を)+spect(見る):[他]~を詳しく調べる
;inspection(-ion名詞化:調査、検査)
・prospect→pro-(前を)+spect(見る):[名]見通し、展望
;prospective(-ive形容詞化:予想される、見込みのある)
・retrospect→retro-(後ろを)+spect(見る):追想、回想
reterospectという単語は一見ややこしい単語ですが、
retero-という接頭辞とinspectやprospectといった単語を知っていれば
十分に推測可能ですよね。
文章を読んでいて知らない単語が出てくることよくあります。
文脈からの推測には限界がありますが、
単語そのものを分解し、そこから意味を推測することができれば、
文意を把握する助けになります。
発音も英単語分解法で
発音も単語を分解することによってマスターしていくことができます。
・単語の接尾辞が-ate[名詞化][形容詞化]の場合は2つ前の音節にアクセント。
・-ion,-ity[名詞化]や-ic,-ical[形容詞化]の接尾辞は直前の音節にアクセント。
といった具合に、接尾辞によってその単語のアクセントがどこか知ることが出来ます。
例外もありますが、接尾辞の法則とその例外を覚えるだけで丸暗記から解放されます。
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