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古文攻略法 プラス・マイナスのイメージで選択肢を絞ろう!

time 2019/10/23

古文攻略法 プラス・マイナスのイメージで選択肢を絞ろう!

単語より部分、部分より全体を重視して意味内容を比較しよう

選択肢の文章の内容は、プラス・マイナスのイメージを手がかりにつかもう

選択肢群の「意味ありげさ」を感じとろうとするときに、よくある間違いの例が、選択肢をくらべるのに、ただ単語同士をくらべようとすることです。出題者は、受験生を“内容的に一混乱させようと、不正解の選択肢を作るのですから、ただ単語のみをくらべてみても、正確には 「意味ありげさ」は分かりません。では、「意味ありげさ」をつかむには、どうしたらいいのでしょうか?

そこで、かならず頭に入れておいてほしいのは、選択肢というのは、必ずいくつかの単語の組み合わせによって部分ができ、そして、そのいくつかの部分の組み合わせによって一本の選択肢ができあがるということです。

「意味ありげさ」がいちばん重くなるのは、いくつかの部分のまとまった選択肢全体が表現している内容が、関係深いもの同士ということになります。言いまわしがいくら違っても、選択肢の “言いたいことーが似ているもの同士の「意味ありげさ」がいちばん重くなります。次いで重いのが「部分」が表現している内容だ。選択肢の部分同士が同じようなことをいっているとか、反意文的なことをいっている、縁語的に密接にかかわることをいっているとか、そういうものが重いといえます。単語同士の比較というのは、ほんとうに最後の最後に、参考程度に見るように心がけるのが正攻法です。

しかし、受験生の多くは、つい単語の比較からはいってしまいがちです。そして同じ単語があると、喜んで選択してしまうのです。で正解を導き出すときにいちばんだいじな視点は、単語より部分、部分より全体に注目するということなのです。 しかも部分の同語関係をくらべるのではなく、部分の表現している意味内容をくらべるのがポイント。そこに、当然のことながら同語が含まれることもあるというだけなのです。つまり、内容的に似た表現の中には、同語が使われていることが多いものの、選択肢に同語が使われているからといって、同じ内容のことをいっているとはかぎりません。

これらのポイントをふまえて、つぎの問題を見てみましょう。

例題4
〔問〕 傍線部(イ)の意味内容として正しいものを選び、その記号をマークせよ。

a 向こう見ずの恋ごころをとり戻してください

b 見さかいのない恋ごころを払い去ってください

c すぐに他人をあてにする性格を直してください

d 他人の立場を考えない行動をさせないでください

この問題の選択肢を見たときに、単語だけをくらべると、aとbの 「恋ごころ」と、cとdの 「他人」が同じ単語になっています。ここまでは 「恋」も「他人」も「意味ありげさ」は同等に思えますね。しかし、aとbの 「向こう見ずの恋」と「見さかいのない恋」 は、いくつ
かの言葉の組み合わせによって形成されており、意味的にとても近い内容を表わしているといえます。しかも文章全体の意味を見くらべると、a 「-をとり戻す」、b 「-を払い去る」 というように反意的な文末となっています。一方、cとdの 「他人をあてにする」と「他人の立場を考えない行動」 は、文の内容はそれほど近くない。ということは、部分、さらには文章全体の 「意味ありげさ」 において、圧倒的にaとbのほうがcとdよりも重いといえます。

では、aとbのどちらがいいか考えてみましょう。cを見ると「他人をあてにする性格」 というマイナス要因を「直してください」 というように取り除こうとしています。この視点でaとbを見ると、aは、「向こう見ずの恋ごころ」というマイナス要因を 「とり戻して」 さらにマイナスにもっていこうとしていますが、bは 「見さかいのない恋ごころ」を 「払い去ってください」 と、こちらは取り除こうとしています。つまり、aはマイナスを強化しようとしていますので、結果的にマイナス。cはマイナスをプラスに変えていこうとしているので、結果的にはプラスとみることができます。cは全体の意味する内容がプラスの傾向にあるbに近いため、bを見てデッチ上げた選択肢と思われます。

よって「本命b」「対抗a」で、「穴c」となります。実際の正解はbです。

「本命」をしぼりきれないときは、選択肢の「主張」を細かく吟味して

例題5

〔問〕 (7)「『闇のうつゝ』には猶劣りけり」には、次の(a)(b)(c)のなかのどれが適当か。記号で答えよ。

(a) どんなにあざやかな幻であろうとも、暗闇の中の現実にはやはり及ばないのであった。

(b)このあざやかな幻には、たとえ現実であっても暗闇の中の現実では、とてもかなわないのであった。

(c)どんなにあざやかな幻であっても、現実の暗闇の中では、夢よりも見劣りがするのであった。

三本の選択肢をパッと見て、視覚的に、前半の部分で(a)と(c)が「意味ありげ」なのはわかりますが、ただ眺めているだけでは、なかなか一本にしぼりこめません。そういうときには、選択肢の文章で出題者が言わんとしていることを細かくチェックしていきましょう。

たとえば、(a)の選択肢では、幻と現実が勝負して暗闇の現実の勝ち。それから(b)では、幻と現実が勝負して、幻の勝ち。(c)では、幻と夢が勝負して、夢が勝って幻が負けています。こうやって考えてみると、勝ち負けを〇×でつければ見やすいと思いますが、三本の勝負で幻が負けているのが二本、勝っているのが一本です。

そうすると、負けているほうが二本あるから「意味ありげ」で、やはり(a)か(c)ということになります。それで(a)と(c)のどちらが“本命 かというと、(a)と(b)では、幻と暗闇の中の現実が勝負していますが。しかし(c)では、幻と夢が勝負しています。

意味ありげさでは(a)と(c)、対戦結果でも(a)と(c)、戦いの組み合わせでは(a)と(b)ということで、より多く淘汰の選択肢とのかかわりを持っているのは(a)となります。正解の選択肢も(a)です。

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