コーチングのテクニックに習熟するためには、
自分と問答せよということを、
前に述べました。
ここでは、
コーチング術を (手っ取り早く)身につけるための
三大原則をお教えしましよう。
それは、
・答えは本人 (子ども) が持っている
・本人は、問題を解決する能力を持っている
・本人から答えを引き出す過程がコーチングである
という三点です。
たったこれだけのことを肝に銘じておくだけで、
今日からあなたも立派なコーチです。
コーチングは
「人に自らの考えで行動させる」手法ですから、
「質問型のコミュニケーションを用いて、
相手に自分がとるべき行動を選択させる」
というものでした。
「でも、どう質問すれば?」
と不安を感じる必要はありません。
コーチングのマジックワードは次の三つです。
・なるほど (受け入れ)
・どうすればいいと思う? (問いかけ)
・○○なら大丈夫だよ (励まし)
基本は「どうすればいいと思う?」を連発すること。
そして 「なるほど」と受け入れ、
「大丈夫だよ」と励ます。
コーチングのテクニックは
たったこれだけで良いのです。
あとは最後にもう一ひねり、
「いつごろまでに、何をどこまでできるかな?」
と、お子さんに目標達成までの期日を考えさせ、
決定させるだけ。
中でも「受け入れる」「励ます」の部分が、
非常に重要です。
「ダメ・・・」
「でも・・・」
「しかし・・・」
「違う・・・」
「絶対〜ない」
などの否定的な言葉は、
口にしないようにしましよう。
「ダメじゃないの!」を
「~するにはどうすれば良いと思っているの?」に
「ちっともやらないんだから!」
「○○をしなさいって言ったでしよ!」を
「いつごろまでに、何をどこまでできると思う?」
に変えるのです。
最初のうちは努力が必要です。
多大な努力が必要なことから、
日頃、子どもに対して、
どれ ほど否定的な言葉を繰り返していたか、
気づくことになるでしょう。
ついつい禁句が口からこぼれ落ちそうになったら、
最初はウソでも良いですから、
「なるほどね」を連発することです。
外部から強制された行動はハッピーではありません。
しかし、自ら選択した行動は、
人間をハッピーにします。
「へンなこと約束しちやったな」
と思っても、命じられた時のようには、
苦にならないもの。
同じ行動をとっていても、
それに至るまでのプロセスの違いで、
精神状態や意欲に雲泥の差がでます。
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おすすめ教材
ここからは、中学生にお勧めの教材を紹介します。高校生にお勧めの教材は
こちらをご覧ください。
英語
キクタンは文字通り耳で覚える単語集(CD2枚収録)。教科書に出てくる単語だけでは不十分。定期テストは乗り切ることができても、実力テストでは教科書に出ていないものもバンバン出てきます。中学生必携の単語集です。
文法事項が詳しく説明されています。この参考書の良いところは動画で授業をしてくれるところ。英語嫌いの生徒でもすんなり頭に入るでしょう。
「ホントにわかる」シリーズよりも内容は易しめ。監修は山田暢彦先生。このテキストを使って
YouTubeでとってもわかりやすい授業を公開しています。
こちらのテキストは教科書準拠。丁寧な解説に教科書の内容に沿った問題で学習を進めることが可能です。付属のCDでリスニング対策もばっちり!
中学3年間の基礎がコンパクトにまとまっています。高校入試の準備として使うと効果的です。
数学
とても見やすく、動画付きで理解もしやすい教材。基礎から徹底的に学習するのにぴったりです。
数学と言えば数研出版。中学生用のシリーズもご多聞に漏れず秀逸です。数学が好きな生徒にはピッタリ。自学でもメキメキ実力アップ。
中学数学の総まとめ教材。カラーページが多く、数学嫌いの生徒や数学が苦手な生徒でも取り組みやすくなっています。
国語
現代文のカリスマ講師、出口汪による教材です。中学生向けに書かれていますので、わかりやすい表現になっています。文章の読み方、問題の解き方などを徹底的に解説。現代文が苦手な高校生にもおすすめです。
国語は一度得意科目にしてしまえば、勉強をしなくてもコンスタントに高得点がとれる教科です。理論編で問題の解き方を学んだあとは、こちらの問題集で力を定着させましょう。
理科
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。理科の暗記学習はこれでばっちり!
付属のネット動画がとてもわかりやすく、まるで家庭教師の授業!基礎から標準レベルの力をつけるためには最適なテキストです。
タイトル通り、図や表がふんだんに盛り込まれたビジュアル参考書。勉強の仕方も説明されているので、テキスト通りに勉強を進めていけば、中学理科の各分野の理解が深まります。
基礎から標準レベルの知識を効率的に身に着けることができます。一人でも学習を進めやすく、編者のこだわりが随所に感じされます。
社会
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。社会の暗記学習はこれでばっちり!
ハイレベルな参考書。社会が大好きな生徒はこの一冊でどんどん自学を進めるとぐんぐん実力がアップします。
地理はやみくもに暗記してモス部に忘れてしまいます。地図と関連付けながら覚えていくのがポイントです。こちら教材の動画を見なが具体的なイメージを描いて勉強を進めていくことができます。
歴史の勉強は、頭の中に年表を作ることが重要。この教材は動画と連動した学習で、現代までの時代の流れを無理なく覚えていくことができます。
数学に定評のある数研出版社のテキスト。社会の教材ではことらがおススメです。演習書が付属しており、定期試験対策だけでなく、自高校入試の対策にも最適です。
こちらの教材は問題集ではありませんが、苦手教科の対策の第一歩としておすすめの教材です。名前の通りマンガで解説されていますので、スイスイ読み進めることができます苦手な人が多い歴史、公民、古文などをはじめとして、ほぼ全教科がそろっています。毎日気軽に触れることで苦手意識がなくなっていきます。
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公民が苦手な生徒にはこちらがおススメ。基本からしっかり教えてくれるます。
偏差値50を目指す生徒におススメ。標準レベルの内容で3年間の学習内容を総復習できます。このテキストを完ぺきにこなせるようになったら、上のレベルにすってっぷアップしましょう。
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こちらの問題集は受験生の50%以下の生徒しか解くことができなかった難しい問題を集めた問題集です。偏差値は相対評価なので、みんなが解けない問題を解くことができるようになれば偏差値60が突破できるようになってきます。こちらの問題集もすべての問題に正答率がついています。正答率30%以下の問題が解けるようなれば、実力は相当なものです。何度も何度も繰り返し解いて応用力を伸ばしましょう。