みなさんこんにちは!
郡山家庭教師学院です。
さて、みなさんは問題を解いた後に、解説を読んでいますか?
正解した問題ならば解説を読まないこともあるかもしれませんが、
ミスした問題の解説を読まないなんて、言語道断です。
問題を解いて答え合わせをしたときは、
必ず解説を読むようにしてください。
解説を読むべき理由は3つあります
・弱点克服のヒントがある
・新しい視点を得ることができる
・自ら学ぶ力がつく
私の教え子にこんな生徒がいました。
新教研テストが終わってからの最初の授業の時のことです。
私「この前の新教研テストで分からないところはありましたか?」
生徒「大丈夫です。」
私「念のため、自己採点の結果を見せてくれる?」
生徒「はい」
自己採点の結果を見せてもらうと、間違えた問題がちらほら・・・
私「この問題、ミスしたみたいだけど、今同じ問題をやったら解くことできる?」
生徒「多分できると思います」
私「多分?同じ問題だよ?ミスをしたのに復習していないの?」
生徒「答えを見ても解き方がわからなかったので、解いていません」
私「解説読んでいないの?」
生徒「はい…」
この生徒さんは、まぁまぁ成績は良かったのですが、
11月のテストから、成績が伸びなくなっていました。
詳しく聞いてみると、
今まで答え合わせの時に解説を読むことはしていなかったということです。
私は常々
「解説を読んでも、わからないところがあった質問するように」
と言い聞かせていましたが、
「はい」とは言いながら、実際にはやっていなかったのです。
数学や理科は、3年2学期終盤からとても難しくなってきます
この生徒さんは、理数系の教科が得意だったので、
2学期中ごろまでは、解説を読まなくても45点くらいとれていたのですが、
学習内容の難易度が上がっているにもかかわらず、
丸しかつけず、解説を全く読まない答え合わせをしていたために、
得意だった理数系の強化で40点さえ取ることができなくなってしまいました。
この生徒さんやる気は本当にあるんです。
90分の授業時間にもかかわらず、
毎々20問近く質問を用意するくらいやる気はあるんです。
当然90分で20問も解説することはできませんので、
いつも途中で終わらざるを得ないのですが、
その質問の中には、
その子の実力だったら解説を読むだけで解けるんじゃないか?
と思えるような問題も含まれていました。
やる気はあるんですが、
自力で理解しようとする姿勢が足りなかったのですね。
解説を読んで自分で学ぼう党とする姿勢は、とても重要です。
家庭教師は毎日勉強を見てくれるわけではありません
(もちろん週7日の指導も可能ですが、授業料がべらぼうに高くなってしまいます)
せいぜい週1回か2回、多くて3回といったところです。
自分の実力をアップさせるカギは、
自分一人でより多くの内容を頭に叩き込むことができるかということにかかっています。
自分一人では、理解できないところは家庭教師の力を借りる、
というのが、最も効率的で、実力がめきめきとアップする王道です。
結局この生徒さん、
それまでは、問題を解いて○×を付けたら、あとは放置をしていたことが判明!
その後、授業回数を増やしていただき、
何とか安積黎明高校に合格させました。
みなさん、答えわせの時は絶対に解説を読んでくださいね?
丸付けた後にほったらかしは、絶対に力は伸びませんよ。
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おすすめ教材
ここからは、中学生にお勧めの教材を紹介します。高校生にお勧めの教材は
こちらをご覧ください。
英語
キクタンは文字通り耳で覚える単語集(CD2枚収録)。教科書に出てくる単語だけでは不十分。定期テストは乗り切ることができても、実力テストでは教科書に出ていないものもバンバン出てきます。中学生必携の単語集です。
文法事項が詳しく説明されています。この参考書の良いところは動画で授業をしてくれるところ。英語嫌いの生徒でもすんなり頭に入るでしょう。
「ホントにわかる」シリーズよりも内容は易しめ。監修は山田暢彦先生。このテキストを使って
YouTubeでとってもわかりやすい授業を公開しています。
こちらのテキストは教科書準拠。丁寧な解説に教科書の内容に沿った問題で学習を進めることが可能です。付属のCDでリスニング対策もばっちり!
中学3年間の基礎がコンパクトにまとまっています。高校入試の準備として使うと効果的です。
数学
とても見やすく、動画付きで理解もしやすい教材。基礎から徹底的に学習するのにぴったりです。
数学と言えば数研出版。中学生用のシリーズもご多聞に漏れず秀逸です。数学が好きな生徒にはピッタリ。自学でもメキメキ実力アップ。
中学数学の総まとめ教材。カラーページが多く、数学嫌いの生徒や数学が苦手な生徒でも取り組みやすくなっています。
国語
現代文のカリスマ講師、出口汪による教材です。中学生向けに書かれていますので、わかりやすい表現になっています。文章の読み方、問題の解き方などを徹底的に解説。現代文が苦手な高校生にもおすすめです。
国語は一度得意科目にしてしまえば、勉強をしなくてもコンスタントに高得点がとれる教科です。理論編で問題の解き方を学んだあとは、こちらの問題集で力を定着させましょう。
理科
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。理科の暗記学習はこれでばっちり!
付属のネット動画がとてもわかりやすく、まるで家庭教師の授業!基礎から標準レベルの力をつけるためには最適なテキストです。
タイトル通り、図や表がふんだんに盛り込まれたビジュアル参考書。勉強の仕方も説明されているので、テキスト通りに勉強を進めていけば、中学理科の各分野の理解が深まります。
基礎から標準レベルの知識を効率的に身に着けることができます。一人でも学習を進めやすく、編者のこだわりが随所に感じされます。
社会
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。社会の暗記学習はこれでばっちり!
ハイレベルな参考書。社会が大好きな生徒はこの一冊でどんどん自学を進めるとぐんぐん実力がアップします。
地理はやみくもに暗記してモス部に忘れてしまいます。地図と関連付けながら覚えていくのがポイントです。こちら教材の動画を見なが具体的なイメージを描いて勉強を進めていくことができます。
歴史の勉強は、頭の中に年表を作ることが重要。この教材は動画と連動した学習で、現代までの時代の流れを無理なく覚えていくことができます。
数学に定評のある数研出版社のテキスト。社会の教材ではことらがおススメです。演習書が付属しており、定期試験対策だけでなく、自高校入試の対策にも最適です。
こちらの教材は問題集ではありませんが、苦手教科の対策の第一歩としておすすめの教材です。名前の通りマンガで解説されていますので、スイスイ読み進めることができます苦手な人が多い歴史、公民、古文などをはじめとして、ほぼ全教科がそろっています。毎日気軽に触れることで苦手意識がなくなっていきます。
公民は身の回りの生活に深くかかわっており、内容的に社会の中で最も理解しやすい分野です。こちらのシリーズで定評のある動画授業でぐんぐん理解が進みます。
公民が苦手な生徒にはこちらがおススメ。基本からしっかり教えてくれるます。
偏差値50を目指す生徒におススメ。標準レベルの内容で3年間の学習内容を総復習できます。このテキストを完ぺきにこなせるようになったら、上のレベルにすってっぷアップしましょう。
受験生の50%以上が正解できた入試問題だけを集めているため効率的に基本問題を復習することができます。全ての問題に「受験生のどれくらいが解けた問題なのか」という正答率が表示されています。1ページあたりの問題量も少ないため無理なく進められ、モチベーションアップにつながります。
こちらの問題集は受験生の50%以下の生徒しか解くことができなかった難しい問題を集めた問題集です。偏差値は相対評価なので、みんなが解けない問題を解くことができるようになれば偏差値60が突破できるようになってきます。こちらの問題集もすべての問題に正答率がついています。正答率30%以下の問題が解けるようなれば、実力は相当なものです。何度も何度も繰り返し解いて応用力を伸ばしましょう。