2022/08/25
みなさんこんにちは!
ワイズアップ!郡山家庭教師学院です。
郡山市内の進学校といわれている学校について分析をしている、
4回シリーズの2回目です。
今回は安積黎明高校です。
安積黎明高校も県内では進学校というイメージが強い高校です。
特に国公立大学の合格者数は県下一を誇ります。
安積黎明高校から難関大学に合格するためには、
校内でどのくらいのポジションを確保しなければならないのか?
さっそく公式サイトのデータを元に分析をしてみましょう。
まずは、上位国立大学への進学者数です。
対象は下記の大学の合格者数です。
北海道・東北・国際教養・筑波・東京・一橋・東京外語・東京工業
お茶の水・東京学芸・横浜国立・千葉・埼玉・首都大学東京・名古屋
大阪・京都・奈良女子・神戸・岡山・広島・九州
これらの大学に現役合格を果たした生徒は
36名!(平成27年のデータ)
安積高校の半分ですが、なかなかの数字ですね。
つづいて、上位私立大学への進学者数です。
対象は下記の大学です。
早稲田・慶応・上智・国際基督・明治・立教・法政・青山学院
学習院・中央・東京理科・國學院・同志社・立命館・関西・関西学院
これらの大学に現役合格を果たした生徒は、
55人!(平成27年データ)
なお、医学部に現役合格した生徒の数はデータにありませんでした。
上記の合格者の合計は
36+55=91人
となりますが、こちらの数字は延べ人数です。
1人で複数の大学に合格している生徒もいますので、
上記の難関大学に現役で合格するためには、
最低でも校内で320人中50番以内、
できれば30~40番をキープする力が必要です。
また、安積黎明高校には、
安積高校でも平均以上の成績を取ることができる力を持っている生徒が、
推薦による大学進学を狙って安積黎明高校に入学してくるケースがあります。
安積よりも黎明の方が、高い評定を得られるとの目論見からです。
そのような点からも、
安積黎明高校で上位の成績を維持するのは
安積高校で2ケタ以内に入るのと同じレベルの難しさと考えた方がよいでしょう。
安積黎明高校合格だけを目標にすると、入学後に苦労します。
難関大学を目指したいと思っている人は、
上位の成績で合格することを目標に受験勉強に臨みましょう。
【おことわり】
上位大学への進学だけが高校生活の目標ではありません。
進学先は偏差値だけで選択せず、自分の進路をよく考えて、
学びたい大学、学びたい学部を選択するようにしてください。