そろそろ三者面談も終わった時期かと思います
以前の記事でも触れました通り
11月のこの時期に志望校を決定してしまうのは
時期尚早です。
では、最終的な志望校はいつ決定すればよいのか?
ということについて、
一つのアイデアを提案したいと思います
志望校の決め方については、
様々な考え方があります。
難しいかもしれないけれども、
レベルの高い高校に挑戦するというのも
一つの案だと思います。
それ自体は否定いたしません。
たとえC判定だったとしても、
最後の追い込み次第では、
十分合格の可能性はあるといえるでしょう。
しかし、私が重視するのは、
入試に合格するということよりも、
入学後の勉強のことなのです。
志望校に合格したといっても、
300人の定員中
1位で合格した人もいれば、
300位で合格する人もいます。
C判定の人は、後者の可能性があるということです。
下位の成績で合格した場合、
入学後の授業は
自分がついていけないスピードで
進んでいく可能性大です。
到底部活との両立は不可能です。
学年上位の成績が取れなければ、
大学への推薦ももらえません。
そんな高校生活は
大きなストレスを抱えながらのものとなるでしょう。
部活動や、
高校のブランドへの憧れなど、
勉強以外の強い目的意識があれば
たとえ勉強が学年下位の成績であっても
充実した高校生生活を送ることができるとは思いますが、
そうでない場合は、
ギリギリの成績で入学するのはお勧めできません。
これがわたくしの志望校選択についての考えです。
賛否はあると思いますので、
ご自身が納得される方法で志望校を選択してください。
では、実力に見合った志望校選択のポイント
についてお話します。
とは言っても、
そんなに難しいことではありません。
ポイントは、
「1月と2月の実力テストまたは新教研の平均偏差値または平均点で決める」
ということです。
2回のテストの平均を出すというのは、
1回のテストだと「たまたま」という場合があるためです。
1月2月のテストは、
難易度が上がっており、
入試本番の結果を予想するのに大いに役立ちます。
夏のテストでは、
数学で40点台を連発していたのに、
冬になると30点台がやっとになってしまった
なんてのは、普通にあります。
逆に、7月8月のテストは、
入試直前に問題を見直してみると、
「なんて簡単な問題なんだ!」
と感じられることでしょう。
はっきりいって、7~10月のテストで
成績が良かったからといって、
まったく安心はできません。
大事なのは11月以のテストです。
特に1・2月は超重要です。
どの教科も問題のレベルがアップしますので、
テストの難易度が上がっても
十分合格できる点を取ることができるか?
ということがポイントになってきます。
どの高校に入るにはどれくらいの成績が必要なのか?
ということについては、下の表ご覧ください。
学 校 名 |
平均点 |
平均偏差値 |
安積 福島 |
200以上 |
67以上 |
磐城 安積黎明
白河(理数) |
190以上 |
65以上 |
橘(普通)
会津(普通) |
180以上 |
62以上 |
郡山(普通)
相馬(理数)
福島東(普通)
磐城桜が丘(普通) |
170以上 |
60以上 |
郡山東(普通)
須賀川桐陽(数理)
白河(普通)
福島南(文理)
郡山(英語) |
160以上 |
58以上 |
葵(普通)
福島西(普通)
福島南(国際文化)
須賀川桐陽(普通)
いわき光洋(文理) |
150以上 |
56以上 |
福島西(数理科学)
白河旭(普通)
会津学鳳(総合)
湯本(普通) |
140以上 |
53以上 |
すべての福島県立高校と福島高専の合格ボーダーラインについては、
こちらのリンクより、駿英家庭教師学院のサイトをご覧ください。
2018年受験用公立高校ボーダーライン早見表

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おすすめ教材
ここからは、中学生にお勧めの教材を紹介します。高校生にお勧めの教材は
こちらをご覧ください。
英語
キクタンは文字通り耳で覚える単語集(CD2枚収録)。教科書に出てくる単語だけでは不十分。定期テストは乗り切ることができても、実力テストでは教科書に出ていないものもバンバン出てきます。中学生必携の単語集です。
文法事項が詳しく説明されています。この参考書の良いところは動画で授業をしてくれるところ。英語嫌いの生徒でもすんなり頭に入るでしょう。
「ホントにわかる」シリーズよりも内容は易しめ。監修は山田暢彦先生。このテキストを使って
YouTubeでとってもわかりやすい授業を公開しています。
こちらのテキストは教科書準拠。丁寧な解説に教科書の内容に沿った問題で学習を進めることが可能です。付属のCDでリスニング対策もばっちり!
中学3年間の基礎がコンパクトにまとまっています。高校入試の準備として使うと効果的です。
数学
とても見やすく、動画付きで理解もしやすい教材。基礎から徹底的に学習するのにぴったりです。
数学と言えば数研出版。中学生用のシリーズもご多聞に漏れず秀逸です。数学が好きな生徒にはピッタリ。自学でもメキメキ実力アップ。
中学数学の総まとめ教材。カラーページが多く、数学嫌いの生徒や数学が苦手な生徒でも取り組みやすくなっています。
国語
現代文のカリスマ講師、出口汪による教材です。中学生向けに書かれていますので、わかりやすい表現になっています。文章の読み方、問題の解き方などを徹底的に解説。現代文が苦手な高校生にもおすすめです。
国語は一度得意科目にしてしまえば、勉強をしなくてもコンスタントに高得点がとれる教科です。理論編で問題の解き方を学んだあとは、こちらの問題集で力を定着させましょう。
理科
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。理科の暗記学習はこれでばっちり!
付属のネット動画がとてもわかりやすく、まるで家庭教師の授業!基礎から標準レベルの力をつけるためには最適なテキストです。
タイトル通り、図や表がふんだんに盛り込まれたビジュアル参考書。勉強の仕方も説明されているので、テキスト通りに勉強を進めていけば、中学理科の各分野の理解が深まります。
基礎から標準レベルの知識を効率的に身に着けることができます。一人でも学習を進めやすく、編者のこだわりが随所に感じされます。
社会
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。社会の暗記学習はこれでばっちり!
ハイレベルな参考書。社会が大好きな生徒はこの一冊でどんどん自学を進めるとぐんぐん実力がアップします。
地理はやみくもに暗記してモス部に忘れてしまいます。地図と関連付けながら覚えていくのがポイントです。こちら教材の動画を見なが具体的なイメージを描いて勉強を進めていくことができます。
歴史の勉強は、頭の中に年表を作ることが重要。この教材は動画と連動した学習で、現代までの時代の流れを無理なく覚えていくことができます。
数学に定評のある数研出版社のテキスト。社会の教材ではことらがおススメです。演習書が付属しており、定期試験対策だけでなく、自高校入試の対策にも最適です。
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公民が苦手な生徒にはこちらがおススメ。基本からしっかり教えてくれるます。
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