勉強で成果を上げたければ、勉強材の質うんぬんよりも、勉強量の方が大事です。効率の悪い勉強をしている子でも、たくさんの時間を勉強に費やしていれば、いつかは成果が表れてきます。しかし、中学生時代にノー勉強でいい成績を取っていた生徒が、地元の進学に入学後、ずるずると成績を下げていって、最終的には学年のびりということも珍しくはありません。
多くの学習者は、少ない勉強量でいかに成果を出すかということを常に考えています。でも、結局は勉強量が勉強の質を凌駕するのですかから、効率の良い勉強法を探求し続けるよりも、今目の前にある課題にがむしゃらに取り組む方がよっぽど成果が上がるのです。重Bnな勉強時間を確保しつつ効率的な勉強方法に取り組むことができれば無双ですね。
わたしは、勉強量を増やすことが勉強の成果を一番大きく左右する要素であることを知っています。これを増やさずしては絶対に成果は上がらないのです。それなのに、よのなかには楽して簡単に!という勉強メソッドがあふれています。「10日間完成!~」などはその典型です。中身が悪いわけではないのですが、10日間勉強しただけで勉強が完成するわけないのです。しかし、10日間とか、1日10分とかいう具体的な数字が書いてあると、消費者に対する訴求効果が高いのです。結局は教材を売るための文句にすぎません。手元に10日間完成の問題集があるのであれば、その問題集を30日かけて3回解いてください。そして、1か月後に10日間かけてもう一度解いてください。そうすれば、必ず成果が上がります。このような、楽して簡単な勉強教材は、高校受験対策問題集や、英語学習の分野で氾濫していますので、お気を付けください。
この記事を読んでいる方の中には、巷の英会話学校に通った方も多いことでしょう。しかし、そのほとんどの方は英会話を習得できていないのではありませんか?なぜなら、勉強量が圧倒的に足りないからです。週に1・2回30分程度の英会話教室に通ったって、英語が話せるようにはなりません。なのに、1回数千円のレッスン料を払ってのこのこと通ってきてくださる。経営者にとっては、カモがネギと鍋とガスコンロを背負ってきてくれているようなものです。本当に英会話ができるようになりたければ、You must speak English 5 days in every week!週に5回は英会話のレッスンを受ける必要があります。金額だってバカになりません。ですから、よほどお金にゆとりのある方以外は、オンラインの英会話レッスンを受けることをお勧めします。
例えば、DMM英会話であれば毎日25分のレッスンを1か月5980円で受けられます。1回あたり翌200円です。お気に入りの講師を見つけて毎日25分の会話を続ければ、英会話の力はめきめきと上達します。
この勉強法を紹介すると、講師がフィリピンやインド人など英語がネイティブの講師ではないということに難色を示す方がいます。このような方は、心の底では勉強をしたくない方なのです。なんだかんだと勉強をしない理由を探しているんですね。考えてもみてください。地球上で英語を話すことができる人間の中で、英語が母国語の人って何%だと思いますか?英語を話せる人の3分の2以上は英語を母国語としない人たちです。ネイティブの講師から習わなければならないということはないのです。金髪で青い目をした外国人講師から習わないと英語が上達しないなんてことがあるでしょうか?
↑10日間で完成なんかするはずないんです・・・
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おすすめ教材
ここからは、中学生にお勧めの教材を紹介します。高校生にお勧めの教材は
こちらをご覧ください。
英語
キクタンは文字通り耳で覚える単語集(CD2枚収録)。教科書に出てくる単語だけでは不十分。定期テストは乗り切ることができても、実力テストでは教科書に出ていないものもバンバン出てきます。中学生必携の単語集です。
文法事項が詳しく説明されています。この参考書の良いところは動画で授業をしてくれるところ。英語嫌いの生徒でもすんなり頭に入るでしょう。
「ホントにわかる」シリーズよりも内容は易しめ。監修は山田暢彦先生。このテキストを使って
YouTubeでとってもわかりやすい授業を公開しています。
こちらのテキストは教科書準拠。丁寧な解説に教科書の内容に沿った問題で学習を進めることが可能です。付属のCDでリスニング対策もばっちり!
中学3年間の基礎がコンパクトにまとまっています。高校入試の準備として使うと効果的です。
数学
とても見やすく、動画付きで理解もしやすい教材。基礎から徹底的に学習するのにぴったりです。
数学と言えば数研出版。中学生用のシリーズもご多聞に漏れず秀逸です。数学が好きな生徒にはピッタリ。自学でもメキメキ実力アップ。
中学数学の総まとめ教材。カラーページが多く、数学嫌いの生徒や数学が苦手な生徒でも取り組みやすくなっています。
国語
現代文のカリスマ講師、出口汪による教材です。中学生向けに書かれていますので、わかりやすい表現になっています。文章の読み方、問題の解き方などを徹底的に解説。現代文が苦手な高校生にもおすすめです。
国語は一度得意科目にしてしまえば、勉強をしなくてもコンスタントに高得点がとれる教科です。理論編で問題の解き方を学んだあとは、こちらの問題集で力を定着させましょう。
理科
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。理科の暗記学習はこれでばっちり!
付属のネット動画がとてもわかりやすく、まるで家庭教師の授業!基礎から標準レベルの力をつけるためには最適なテキストです。
タイトル通り、図や表がふんだんに盛り込まれたビジュアル参考書。勉強の仕方も説明されているので、テキスト通りに勉強を進めていけば、中学理科の各分野の理解が深まります。
基礎から標準レベルの知識を効率的に身に着けることができます。一人でも学習を進めやすく、編者のこだわりが随所に感じされます。
社会
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。社会の暗記学習はこれでばっちり!
ハイレベルな参考書。社会が大好きな生徒はこの一冊でどんどん自学を進めるとぐんぐん実力がアップします。
地理はやみくもに暗記してモス部に忘れてしまいます。地図と関連付けながら覚えていくのがポイントです。こちら教材の動画を見なが具体的なイメージを描いて勉強を進めていくことができます。
歴史の勉強は、頭の中に年表を作ることが重要。この教材は動画と連動した学習で、現代までの時代の流れを無理なく覚えていくことができます。
数学に定評のある数研出版社のテキスト。社会の教材ではことらがおススメです。演習書が付属しており、定期試験対策だけでなく、自高校入試の対策にも最適です。
こちらの教材は問題集ではありませんが、苦手教科の対策の第一歩としておすすめの教材です。名前の通りマンガで解説されていますので、スイスイ読み進めることができます苦手な人が多い歴史、公民、古文などをはじめとして、ほぼ全教科がそろっています。毎日気軽に触れることで苦手意識がなくなっていきます。
公民は身の回りの生活に深くかかわっており、内容的に社会の中で最も理解しやすい分野です。こちらのシリーズで定評のある動画授業でぐんぐん理解が進みます。
公民が苦手な生徒にはこちらがおススメ。基本からしっかり教えてくれるます。
偏差値50を目指す生徒におススメ。標準レベルの内容で3年間の学習内容を総復習できます。このテキストを完ぺきにこなせるようになったら、上のレベルにすってっぷアップしましょう。
受験生の50%以上が正解できた入試問題だけを集めているため効率的に基本問題を復習することができます。全ての問題に「受験生のどれくらいが解けた問題なのか」という正答率が表示されています。1ページあたりの問題量も少ないため無理なく進められ、モチベーションアップにつながります。
こちらの問題集は受験生の50%以下の生徒しか解くことができなかった難しい問題を集めた問題集です。偏差値は相対評価なので、みんなが解けない問題を解くことができるようになれば偏差値60が突破できるようになってきます。こちらの問題集もすべての問題に正答率がついています。正答率30%以下の問題が解けるようなれば、実力は相当なものです。何度も何度も繰り返し解いて応用力を伸ばしましょう。