英語と並んで、算数、数学は、
積み重ねが大切な科目です。
学習内容の理解に穴があると、
次のステップに進んでいけませんし、
たとえ進んでも穴の開いたバケツに、
十分な水(実力) は溜まりません。
また、「うちの子どもは計算ミスが多くて」と、
気軽におっしやる 親御さんがいらっしやいますが、
ケアレスミスは要注意です。
なぜならそれは、注意力が欠けていることを意味しているから。
「これさえ間違えていなければ、もっと良い点が取れたのだから」
と甘く見るのは禁物です。
たしかに、根本的にわかって いない子どもより、
内容を良く理解してはいるのですが、
些細 なことで間違える子どもは、
本筋に関係のないところでミスをして、
割をくう大人に成長するかもしれません。
スポーツでも勉強でも、
あるいは実社会での競争でも、
勝負はほんのタッチの差で決まるものです。
「取れていたはずの点」で負けることほど、
悔しいことはありません。
計算ミスを軽く見て、
お子さんに「負け癖」をつけないように気をつけて下さい
間違えた問題は、
単に解き直しをするだけではなく、
問題を写すという子もよい方法の一つです。
つまり、「間違いノート」を作るのです。
子どもたちは勉強というものを、
先生の話を聞いたり、
本を読んだり、問題を解いたりすることだと考えています。
ですから、
かなり強度に勉強アレルギーの子どもでも、
間違えた問題を「写す」という単純作業には、
意外に抵抗を感じないのです。
最初は一問でもかまいません。
間違ったところを写す作業を行ったら、
良くやったとほめてあげましよう。
本人はそうとは思っていなくても、
それは確実に「勉強」ですし、
勉強の習慣が身につく行為です。
また学年が上がれば上がるほど、
後から見直しをするのに、
間違いノートがどれほど役に立つか、
自分で気づくようになります。
そうすればしめたもの。
間違いノートはいろいろな意味で、
子どもに勉強の習慣をつけさせるに良い方法です。
「ー見勉強に見えない作業で勉強癖 がつく」
ということを覚えて置いてください。
なお、消しゴムは使わないのも、
ノートに関連した良い学習態度の一つです。
消しゴムは、言わずと知れた間違ったところ
を消してしまう道具です。
ところが勉強は、
間違ったところが重要なのです。
間違えたところには、
大きくバツを書いて、
その横か下にもう一度書き直すようにと、
コーチングしてください。
こうすると、
「さっきどこで間違えたんだっけ?」ということがなくなります。
次に見直す時に、
前回のミスが確認できて
写すべき場所が一日瞭然です。
消しゴムを使うとノートがよごれるし、
消す時間もかかります。
間違いが多くても、
気にすることはまったくありません。
昔から「失敗は成功のもと」と言うではありませんか。
間違いが多いほど、
次にできるようになることが増える。
そのくらい ポジティブに考えておきたいものです。
お子さんのコーチングを行う際、
間違っても「きれいに書か れているかどうか」を、
チェックポイントにしないで下さいね。
にほんブログ村
おすすめ教材
ここからは、中学生にお勧めの教材を紹介します。高校生にお勧めの教材は
こちらをご覧ください。
英語
キクタンは文字通り耳で覚える単語集(CD2枚収録)。教科書に出てくる単語だけでは不十分。定期テストは乗り切ることができても、実力テストでは教科書に出ていないものもバンバン出てきます。中学生必携の単語集です。
文法事項が詳しく説明されています。この参考書の良いところは動画で授業をしてくれるところ。英語嫌いの生徒でもすんなり頭に入るでしょう。
「ホントにわかる」シリーズよりも内容は易しめ。監修は山田暢彦先生。このテキストを使って
YouTubeでとってもわかりやすい授業を公開しています。
こちらのテキストは教科書準拠。丁寧な解説に教科書の内容に沿った問題で学習を進めることが可能です。付属のCDでリスニング対策もばっちり!
中学3年間の基礎がコンパクトにまとまっています。高校入試の準備として使うと効果的です。
数学
とても見やすく、動画付きで理解もしやすい教材。基礎から徹底的に学習するのにぴったりです。
数学と言えば数研出版。中学生用のシリーズもご多聞に漏れず秀逸です。数学が好きな生徒にはピッタリ。自学でもメキメキ実力アップ。
中学数学の総まとめ教材。カラーページが多く、数学嫌いの生徒や数学が苦手な生徒でも取り組みやすくなっています。
国語
現代文のカリスマ講師、出口汪による教材です。中学生向けに書かれていますので、わかりやすい表現になっています。文章の読み方、問題の解き方などを徹底的に解説。現代文が苦手な高校生にもおすすめです。
国語は一度得意科目にしてしまえば、勉強をしなくてもコンスタントに高得点がとれる教科です。理論編で問題の解き方を学んだあとは、こちらの問題集で力を定着させましょう。
理科
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。理科の暗記学習はこれでばっちり!
付属のネット動画がとてもわかりやすく、まるで家庭教師の授業!基礎から標準レベルの力をつけるためには最適なテキストです。
タイトル通り、図や表がふんだんに盛り込まれたビジュアル参考書。勉強の仕方も説明されているので、テキスト通りに勉強を進めていけば、中学理科の各分野の理解が深まります。
基礎から標準レベルの知識を効率的に身に着けることができます。一人でも学習を進めやすく、編者のこだわりが随所に感じされます。
社会
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。社会の暗記学習はこれでばっちり!
ハイレベルな参考書。社会が大好きな生徒はこの一冊でどんどん自学を進めるとぐんぐん実力がアップします。
地理はやみくもに暗記してモス部に忘れてしまいます。地図と関連付けながら覚えていくのがポイントです。こちら教材の動画を見なが具体的なイメージを描いて勉強を進めていくことができます。
歴史の勉強は、頭の中に年表を作ることが重要。この教材は動画と連動した学習で、現代までの時代の流れを無理なく覚えていくことができます。
数学に定評のある数研出版社のテキスト。社会の教材ではことらがおススメです。演習書が付属しており、定期試験対策だけでなく、自高校入試の対策にも最適です。
こちらの教材は問題集ではありませんが、苦手教科の対策の第一歩としておすすめの教材です。名前の通りマンガで解説されていますので、スイスイ読み進めることができます苦手な人が多い歴史、公民、古文などをはじめとして、ほぼ全教科がそろっています。毎日気軽に触れることで苦手意識がなくなっていきます。
公民は身の回りの生活に深くかかわっており、内容的に社会の中で最も理解しやすい分野です。こちらのシリーズで定評のある動画授業でぐんぐん理解が進みます。
公民が苦手な生徒にはこちらがおススメ。基本からしっかり教えてくれるます。
偏差値50を目指す生徒におススメ。標準レベルの内容で3年間の学習内容を総復習できます。このテキストを完ぺきにこなせるようになったら、上のレベルにすってっぷアップしましょう。
受験生の50%以上が正解できた入試問題だけを集めているため効率的に基本問題を復習することができます。全ての問題に「受験生のどれくらいが解けた問題なのか」という正答率が表示されています。1ページあたりの問題量も少ないため無理なく進められ、モチベーションアップにつながります。
こちらの問題集は受験生の50%以下の生徒しか解くことができなかった難しい問題を集めた問題集です。偏差値は相対評価なので、みんなが解けない問題を解くことができるようになれば偏差値60が突破できるようになってきます。こちらの問題集もすべての問題に正答率がついています。正答率30%以下の問題が解けるようなれば、実力は相当なものです。何度も何度も繰り返し解いて応用力を伸ばしましょう。