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数学の勉強は何故必要なのか

time 2017/06/19

数学は考え続けるための忍耐力を育てます。

そして大学で習う専門知識のための道具ともなりえます。

しかし数学が いったい何の役に立つのか

と聴く人は多いです。

 

確かに職種によっては役に立たない場合は多々あります。

では役に立たないから勉強しなくてもいい

という論理が成り立つでしようか?

 



脳の発達という観点から言えば、

例えば高校生が小学校低学年の算数をやっても

脳はあまり働きません。

脳は働かなければ退化していきます。

ですから

中学生なら中学生に合った数学、

高校生なら高校生に合った数学を勉強して

脳を動かしていかねばいけないのです。

 

脳を活性させるには

百マス計算でもいいわけですが、

人間はコンピューターのような機械ではないので

当然ながらそれだけをやっていればいい

というものでもありません。

 

人間は知性を持ちえた動物ですから、

やはり新しいものを学んでこそ人間と言えるはずです。

私の経験で言えば、

数学の勉強を避けてきた人というのは

考え続ける忍耐力に欠けていると思います。

考え続けること ができなければ、

新しいものを生み出すことができません。

 

理科は得意だけど数学が得意でない生徒を見ていると、

どうも思考の柔軟性にかける気がします。

既存にあるものを学んでいくことは得意なのだけど、

見たこともないものを自分で解決しようとする力に欠けている気がするのです。

そういう人は、

企業の開発部門のリーダーとなって

人を引っ張っていくことはなかなか難しいでしよう。

お勉強は良くできるけど仕事はちよっと・・・

なんていうことはやっぱり言われたくないですよね。

ですからどんな人も

数学は一生懸命勉強してほしいと思います。や

ればやっただけ考える力は本当につきますから。

 

計算とは数式という抽象的なものを

忍耐強く理路整然と論理にそって変形していく訓練なわけです。

これができない人 というのは

直感人間になってしまいます。

芸術家や演劇の世界に進むのならいいかもしれませんが、

一般的な実務ではやはりそれではまずいわけです。

仕事は順序だてて考えながらやらなくてはいけません。

報告書、企画書だって頭の中で構成を考え、

順序だてて書かなければいけません。

直感だけでできる実務なんていうものはないわけです。

社会人になれば与えられたものをこなしていくだけではやっていけません。

自分で正しく判断して自分で解決していく能力が求められます。

仕事とは与えられるものでなく自分 で作っていくものです。

「こうしたら動きに無駄がない」

「こういうことを言えば人間関係がうまくいく」

「こういうことをすればお客さんが増える」

というように仕事とは自分の頭で考えて自分で作っていくものです。

考える力がない人 は

社会でいかに適応できないかということがわかると思います。

 

ちなみに文系の大学に進学しようとする人で、

経済学、経 営学、金融関係などの分野に進もうとする人は

高校で習う数 学の知識も必要になります。

そのためにもぜひ中学からしっかり勉強をしてほしいと思います。

 

さて数学を進んで勉強して考える力を養い

開発や実務に強い人間になるか、

数学を避けて直感にしか頼れない人間になるか。

それはあなたの考え方次第だと思います。

 

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