みなさんこんにちは!
ワイズアップ!郡山家庭教師学院です。
今回のお話は、テスト後の社会の復習法について第2回です。
ここでは、テストの点数が30点以上の方へ向けて、
テスト後の社会の復習法をお話しします。

点数が30点台に乗ってくると、
それ以上の点数をとることが難しくなってきます。
30点以上の点数をとることができる人は、
基礎的な知識は身についていますので、
知識を整理しながら復習していくことが
得点アップの鍵となってきます。
さっそくですが、次の例題をご覧ください。
日清戦争に勝利した日本は、1895年清国との間に講和条約を結んだ。
問い:下線部の条約をなんといいますか。
答え:南京条約
正解:下関条約
これは、下関条約と答えるべきところを
南京条約と答えて間違えてしまった問題です。
ここで、
「日清戦争で結ばれたのは下関条約」
と覚えるだけでは、今後のテストでの得点アップは望めません。
テスト後の社会の復習では、次の2点に気をつけてください。
- 正解の答えと間違えた答え両方について復習する。
- 答えの周辺部分について復習をする。
「間違えた答えと正解の答え両方について復習する。」とは?_
今回の例題で言えば、
・日清戦争後に下関条約が結ばれた。
・南京条約はアヘン戦争後に英国と清国の間で結ばれた。
という2点を覚えなければなりません。
基礎はできているのに、ミスをするのは、
知識が完全に定着して織らず、
頭の中で雑然としている状態にあるためです。
間違えた答えと正解の答え両方について確認をし、
知識を整理することで、次からの間違いを減らせるようになります。
「答えの周辺部分について復習をする。」とは?
社会でミスをした場合は、
その答えだけではなく、
その答えに関連する事項についても
知識が整理できていない場合がほとんどです。
そのため、答えの関連事項についても復習をしておく必要があります。
例えば、今回の正解だった下関条約については、

下関条約について
・1895年に日本と清国の間で結ばれた。
・日本は清国から台湾と遼東半島を譲り受けた。
・日本は巨額の賠償金を得た。
・日本はロシア、ドイツ、フランスによる三国干渉を受け、遼東半島を返還した。
・敗戦した清国には欧米列強が勢力を伸ばし、義和団事件のきっかけとなった。
・義和団事件をロシアが満州にとどまり、日本と対立。日本はロシアと対抗するため日英同盟を結んだ。
参考書を見るかでもこれだけの関連事項が載っています。
今後、下関条約を直接問われることがなくても、
下関条約の関連事項の中から出題される可能性もありますので、
テストの復習時に関連事項まで知識の整理をしておくことが
得点につながっていくのです。
もちろんこの例題の場合、
南京条約についても関連事項について復習しておきます。

南京条約について
・1940年のアヘン戦争後に英国と清国の間で結ばれた。
・英国はインドで作ったアヘン(麻薬)を清国に売って、銀を手に入れていた。
・清国がアヘンを取り締まったために英国との戦争になった。
詳しく調べるときりがありませんので、
中学生向けの参考書に載っている内容を押さえておけば十分です。
関連事項を確認する時には、
教科書を調べていると大変なので、
コンパクトにまとまった参考書を1冊用意しておくと便利です。
おすすめはこちら↓

今回の関連事項は全て上記のマイスタディガイドからの引用です。
このように、間違えた問題の答えを覚えるだけではなく、
正解と不正解の答えについて、
関連事項に及ぶまでの知識を整理しておくことによって、
以後の社会のテストでの確実に得点できる問題の幅が広がります。
より高いレベルに到達するために、
ぜひとも復習時の参考にしてください。
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