2022/08/25
みなさんこんにちは,
郡山家庭教師学院です。
今回は,第一志望の高校に合格したい人へのアドバイスをお話します。
この記事を読んでいる中学1・2年生のみなさん,
あなたは行きたい高校がありますか?
その高校は,今のあなたの偏差値で十分合格できる高校ですか?
中学2年生の生徒や3年生の1学期ごろの生徒は,
自分の偏差値が足りないにもかかわらず,
上位の高校に行きたがる傾向があります。
例えば,
自分の偏差値は62なのに,安積高校に行きたい!
自分の偏差値は60なのに,安積黎明高校に行きたい!
自分の偏差値は55なのに,郡山高校に行きたい!
自分の偏差値は45なのに,あさか開成高校に行きたい!
という生徒です。
現在の自分の実力よりも,
合格するために必要な偏差値が,
4~5程度足りない。
でも,上位の高校に行きたい!
レベルの低い高校には行きたくない!
そんな生徒には,このように尋ねます。
「○○さんは,××高校に行きたいんだね?
そのために今どんなことをしているの?」
ほとんどの生徒は,ここで絶句します。
「…。」
今の自分よりもレベルの高い高校に行くための努力を何もしていないのです。
こういう生徒は絶対に現在のレベルよりも高い高校には行けません。
いいですか?絶対にです。
何で何もしないのか?ということを尋ねると,
次のような返事が返ってきます。
「部活が忙しいから。」
「まだ時間があるから。」
「ついつい寝てしまう。」
「まだ本気でやっていないだけ。」
今の自分よりもレベルの高い高校に行くためには,
並々ならぬ努力が必要です。
受験本番まで1年あろうと,2年あろうと
今すぐできることは山ほどあります。
そして,やって無駄なことはほとんどありません。
単語の暗記,長文の音読,既習内容の復習…
自分の実力が目標に達していないならば,
1日たりとも無駄にはできないのです。
「やればできる?」
そんなことは当たり前です。
「やる」こと自体が難しいのです。
「やる」といってもちょっとやそっとの勉強ではありません。
1日何時間も机に向かって一生懸命に勉強を「やる」のです。
高望みをしている生徒の大半は,
受験勉強をなめています。
だから時間があるのにやらないのです。
その上,いざとなったらやれると勘違いしているのです。
でも,できないのです。
勉強を「やる」こと自体が難しいので,
早めに受験勉強を始めて,
「やる」練習をしなければならないのです。
このような生徒が,自分の甘さに気づくのは,
受験が迫った冬休み明けです。
これでは遅すぎます。
せめて,3年の1学期のうちに気づいてくれれば,
挽回のチャンスはあったかもしれません。
彼らは,ほぼ100%第一志望の受験に失敗します。
3年生の3学期になって,
1年前の第一志望を受験することができるだけでもラッキーです。
大部分は,偏差値が足りずに
1年前の第一志望の高校を受験することすらできません。
受験勉強を先延ばしにする理由はいくらでもあります。
でも,受験勉強を先取りして始めなければならない理由はひとつしかありません。
「受験勉強は,早く始めれば,早く始めるほど有利」なのです。
やれることはたくさんあります。
やるのはあなたです。
3年生の3学期,笑顔で迎えるために。
今できることを,今すぐはじめましょう。
やらずに後悔するのは,
あなた自身です。