2022/08/25
笑顔が「楽しい」をつくる
鬱病の治療の一つに
「笑顔トレーニング」というものがあります
笑顔でいると、
脳が楽しいと錯覚して、
幸せな気持ち、
楽しい気持ちになるホルモンを分泌するそうです。
例えば漫画を読むとき、
割り箸を横に咥えながら読むと
口角が上がって笑顔になるため
そのマンガを面白いと感じるそうです
笑顔でいると、面白い、幸せだと感じるホルモンが
わき出してくるんですね。
脳は身体からの情報を元に信号を出しています。
「笑顔」という身体の状態を先に作り、
後から「面白い・楽しい」というホルモンを出すということが
起こり得るのです。
右脳を活性化させよ!
「笑顔でいると楽しくなる」という脳の仕組みを
勉強に活用することができます。
やり方は簡単。 「口角をあげること」
それだけです。
好きな歌の歌詞は覚えられるのに、
勉強のこととなるとどうして覚えられないのだろう。
思ったことはありませんか?
それは右脳の状態に関係しています。
歌詞の方が覚えやすいのは、
歌によって右脳が活性化されているため。
実は、右脳が活性化した状態では記憶力が高まるんです。
しかも、右脳は左脳に比べて容量がとても大きく、
多量の情報を記憶することができます。
また処理スピードも、段違いに早いといわれています。
人間は言語を習得する課程で右脳を使用する機会が減ってゆき、
大人になるころにはほとんど使われなくなります。
特に現代社会では、言語的・論理的思考が得意な左脳がメインになっていきます。
受験ではそれが特に顕著。 ほとんど左脳しか使われないのです。
これはとてももったいない話ですね。
記憶力の良い、パワフルな右脳を
どうにか活性化させる方法はないのでしょうか。
右脳を活性化させるには
右脳は、
「楽しい」とか「面白い」といった感情に伴って活性化されます。
楽しくなるためにはどうするのか?
答えは簡単
笑顔を作れば良いのです。
勉強中は常に笑顔を維持することで、
楽しい・面白いという感情が生まれ、
脳が活発に働きます。
笑顔でいるといっても、
別に歯をむき出しにしてニコッとしろとは言っていません。
口元が多少歪むくらいの、ほのかな笑顔で構いません。
マスクをつけたり、対面に人の目がない自習室だったり、
環境を選べばどこでも実践できそうです。
これを機に新しい環境で、
口角を上げての勉強はいかがでしょうか。