英語の基本は単語です。
国語で漢字をおろそかにしないのと同様、
英語でも単語の学習を徹底させましよう。
単語の意味だけではなく、
その単語がどんな品詞なのかということも
ノートにまとめておくことが大切です。
ただし、ノートにまとめるだけでは不十分です。
大量の紙を用意して、
何度も何度も繰り返し書かせることが重要です。
こうした単語ノート作りは、
教科書の各単元ごとに、
新出単語を書き出して行います。
試験前には暗記 「カード」と しても利用できる優れ物です。
また、単語ノートだけではなく、
学校や塾の授業で習った文法事項をまとめておくノートの必要です。
親御さんがティーチングして書かせても良いのですが、
教科書の説明や参考書の該当部分の説明を、
自分で写させる方が自分で学ぶ力が養われます。
学校の教科書では
一つの文法事項を次々と発展させて学んでいきます。
学校の教科書や、一般の塾のテキストから、
文法事項のまとめノートを作ることは、
それほど簡単ではないかもしれませんが、
このような発展理解が英語力を飛躍的に伸ばします。
英語も数学と同様に、
一箇所でつまづくと、
先へ進めない科目の代表格です。
英語が苦手なために浪人してしまった
というタイプの大学受験生は、
大抵の場合、
Be動詞と一般動詞の違い、
そして三人称単 数現在の「S」でつまづいています。
「そんなまさか。18・19歳にもなって、
中学1年生の文法事項で!」
とお思いになるかもしれませんが、
残念なことに事実です。
お子さんにその轍を踏ませないようにしましょう。
★つまずきやすい中学英語の文法事項一覧
1.Be動詞
2.一般動詞
3.三人称単数現在の「s」
4.不定詞
5.比較級・最上級
6.受動態・能動態
7.現在完了
8.関係代名詞
9.付加疑問文
10.感嘆文
なお、小学校の段階から英語を学習る場合には、
文字と音とを結びつけて覚える
「フォニックス」を導入しておくことをお薦めします。
子どもは「p」は「ピー」、
「e」は「イー」、
「n」 は「エヌ (エン)」
と習ったのに、
どうして「pen」となると
「ピーイーエヌ (エン)」ではなく
「ペン」になるのか、というところでつまづきます。
「p」は子音です。
だから「ピー」という発音から、
母音である「イー」を取り払う。
すると「プ」という音が残る。
だから「単語」の中では「ピー」は「プ」と発音する。
| n」は子音だから、
「エヌ (エン)」から母音の「エ」を取り去つて、
残った「ヌ」とも「ン」ともつかない音が、
綴りの中で「n」が受け持つ音。
だから「pen」は「ペン」となる…。
上の説明は非常に大ざっばな言い方です。
またカタカナで「プ」などと書くと、
まだまだ「ウ」という母音がつきまとっており、
破裂音の「p」を表していないなど、
不正確でもあります。
しかし、フオニックスというのは、
だいたいにおいて、このようなことを系統立てて教える方法です。
フォニクスこうしたルールを教えておくと、
子どもは意外なくらいあっさりと、
「アルファベットとしての読み方」と
「単語としての 読み方」が、関連しつつも、
違う次元のものなのだと理解してくれます。
また、新出単語の読み方を自分たちで予想してみるなど、
積極的な態度を見せることが多くなります。
スタート時に、「英語って何だか良くわからない」と
食わず嫌いの嫌悪感を抱かせないためにも、
小学英語のテイーチングを行う前には、
簡単なフォニクスを教えてあげましょう。
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おすすめ教材
ここからは、中学生にお勧めの教材を紹介します。高校生にお勧めの教材は
こちらをご覧ください。
英語
キクタンは文字通り耳で覚える単語集(CD2枚収録)。教科書に出てくる単語だけでは不十分。定期テストは乗り切ることができても、実力テストでは教科書に出ていないものもバンバン出てきます。中学生必携の単語集です。
文法事項が詳しく説明されています。この参考書の良いところは動画で授業をしてくれるところ。英語嫌いの生徒でもすんなり頭に入るでしょう。
「ホントにわかる」シリーズよりも内容は易しめ。監修は山田暢彦先生。このテキストを使って
YouTubeでとってもわかりやすい授業を公開しています。
こちらのテキストは教科書準拠。丁寧な解説に教科書の内容に沿った問題で学習を進めることが可能です。付属のCDでリスニング対策もばっちり!
中学3年間の基礎がコンパクトにまとまっています。高校入試の準備として使うと効果的です。
数学
とても見やすく、動画付きで理解もしやすい教材。基礎から徹底的に学習するのにぴったりです。
数学と言えば数研出版。中学生用のシリーズもご多聞に漏れず秀逸です。数学が好きな生徒にはピッタリ。自学でもメキメキ実力アップ。
中学数学の総まとめ教材。カラーページが多く、数学嫌いの生徒や数学が苦手な生徒でも取り組みやすくなっています。
国語
現代文のカリスマ講師、出口汪による教材です。中学生向けに書かれていますので、わかりやすい表現になっています。文章の読み方、問題の解き方などを徹底的に解説。現代文が苦手な高校生にもおすすめです。
国語は一度得意科目にしてしまえば、勉強をしなくてもコンスタントに高得点がとれる教科です。理論編で問題の解き方を学んだあとは、こちらの問題集で力を定着させましょう。
理科
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。理科の暗記学習はこれでばっちり!
付属のネット動画がとてもわかりやすく、まるで家庭教師の授業!基礎から標準レベルの力をつけるためには最適なテキストです。
タイトル通り、図や表がふんだんに盛り込まれたビジュアル参考書。勉強の仕方も説明されているので、テキスト通りに勉強を進めていけば、中学理科の各分野の理解が深まります。
基礎から標準レベルの知識を効率的に身に着けることができます。一人でも学習を進めやすく、編者のこだわりが随所に感じされます。
社会
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。社会の暗記学習はこれでばっちり!
ハイレベルな参考書。社会が大好きな生徒はこの一冊でどんどん自学を進めるとぐんぐん実力がアップします。
地理はやみくもに暗記してモス部に忘れてしまいます。地図と関連付けながら覚えていくのがポイントです。こちら教材の動画を見なが具体的なイメージを描いて勉強を進めていくことができます。
歴史の勉強は、頭の中に年表を作ることが重要。この教材は動画と連動した学習で、現代までの時代の流れを無理なく覚えていくことができます。
数学に定評のある数研出版社のテキスト。社会の教材ではことらがおススメです。演習書が付属しており、定期試験対策だけでなく、自高校入試の対策にも最適です。
こちらの教材は問題集ではありませんが、苦手教科の対策の第一歩としておすすめの教材です。名前の通りマンガで解説されていますので、スイスイ読み進めることができます苦手な人が多い歴史、公民、古文などをはじめとして、ほぼ全教科がそろっています。毎日気軽に触れることで苦手意識がなくなっていきます。
公民は身の回りの生活に深くかかわっており、内容的に社会の中で最も理解しやすい分野です。こちらのシリーズで定評のある動画授業でぐんぐん理解が進みます。
公民が苦手な生徒にはこちらがおススメ。基本からしっかり教えてくれるます。
偏差値50を目指す生徒におススメ。標準レベルの内容で3年間の学習内容を総復習できます。このテキストを完ぺきにこなせるようになったら、上のレベルにすってっぷアップしましょう。
受験生の50%以上が正解できた入試問題だけを集めているため効率的に基本問題を復習することができます。全ての問題に「受験生のどれくらいが解けた問題なのか」という正答率が表示されています。1ページあたりの問題量も少ないため無理なく進められ、モチベーションアップにつながります。
こちらの問題集は受験生の50%以下の生徒しか解くことができなかった難しい問題を集めた問題集です。偏差値は相対評価なので、みんなが解けない問題を解くことができるようになれば偏差値60が突破できるようになってきます。こちらの問題集もすべての問題に正答率がついています。正答率30%以下の問題が解けるようなれば、実力は相当なものです。何度も何度も繰り返し解いて応用力を伸ばしましょう。