英語の宿題で長文の全訳なんて出されたことありませんか?ありゃ、英語の先生のパワハラですよ。こういう宿題を出す先生は三流教師の典型です。自分の指導力のなさを吐露してしまっています。英語長文の全訳を書くなんてことは無駄しかありません。書いている時間が圧倒的にもったいないのです。英語の時間は英語の勉強をしているわけですから、日本語で英語の訳を書く行為には意味がないのです。知っていればかけるし、知っていなければ書けない、これだけの話です。
例えば、I go to station.という英文を「私は駅に行きます」とノートに書いたら7秒の無駄です。ノートに書かなければ、すぐに次の文を読むことができます。長文はたくさんの文の集まりですから、訳を書くことによって生じる時間のロスは相当なものになります。
英文の全訳が宿題として出された場合、それは先生が楽をするため以外の理由はありません。英語の和訳の宿題は、宿題として添削をするときに、先生にとって読みやすいんですね。しかも、英語力にかける英語の先生であればあるほど。これが逆だったらどうでしょう?英語の作文を宿題に出す英語の先生がいたら、その先生は素晴らしい先生です。英語の作文は、書く方にとっては本当に大変な作業ですが、それを添削するものにとっても本当に面倒くさいんです。スペリングや、文法上の正しさ、言い回しが適切かどうかをいちいち確認しなければならない。しかも、生徒が書いたものだから間違いだらけということもある。隅から隅まで目を通して、チェックするなんて、ただでさえ忙しい先生にとっては大きな負担です。波の先生だったらこんな宿題をクラス全員に出したりはしません。とにかく、英語の和訳の宿題っていうのは、先生側にしかメリットがないんですね。
では、長文を和訳する代わりに何をすればよいのか?
答えは簡単、読めばいいのです。意味を理解し、声に出し、スラスラ読めるようになるまでとにかく繰り返し読みましょう。意味を理解するには、全訳が必要ですか?そんなものは、教科書ガイドを買えばいいのです。もっとも、教科書ガイドを買うまでもなく、ネット上に教科書の本文の和訳はアップされています。「new horizon 3年 unit3-2」とでも入れて検索してみてください。模擬試験の過去問でしたら、和訳がついていると思いますし、問題集の長文だって、解答解説を見れば和訳は載っています。そもそも和訳のついていない長文は英語の勉強に使うのはやめましょう。もしも、どうしてもスラスラ読めるようにならない場合は、語彙力か文法知識、またはその両方がが、長文読解に必要なレベルに達していない可能性もあります。そういう時は、単語、熟語、文法の勉強に立ち返って、長文読解レベルに追いつくまで勉強しなおしましょう。
にほんブログ村
おすすめ教材
ここからは、中学生にお勧めの教材を紹介します。高校生にお勧めの教材は
こちらをご覧ください。
英語
キクタンは文字通り耳で覚える単語集(CD2枚収録)。教科書に出てくる単語だけでは不十分。定期テストは乗り切ることができても、実力テストでは教科書に出ていないものもバンバン出てきます。中学生必携の単語集です。
文法事項が詳しく説明されています。この参考書の良いところは動画で授業をしてくれるところ。英語嫌いの生徒でもすんなり頭に入るでしょう。
「ホントにわかる」シリーズよりも内容は易しめ。監修は山田暢彦先生。このテキストを使って
YouTubeでとってもわかりやすい授業を公開しています。
こちらのテキストは教科書準拠。丁寧な解説に教科書の内容に沿った問題で学習を進めることが可能です。付属のCDでリスニング対策もばっちり!
中学3年間の基礎がコンパクトにまとまっています。高校入試の準備として使うと効果的です。
数学
とても見やすく、動画付きで理解もしやすい教材。基礎から徹底的に学習するのにぴったりです。
数学と言えば数研出版。中学生用のシリーズもご多聞に漏れず秀逸です。数学が好きな生徒にはピッタリ。自学でもメキメキ実力アップ。
中学数学の総まとめ教材。カラーページが多く、数学嫌いの生徒や数学が苦手な生徒でも取り組みやすくなっています。
国語
現代文のカリスマ講師、出口汪による教材です。中学生向けに書かれていますので、わかりやすい表現になっています。文章の読み方、問題の解き方などを徹底的に解説。現代文が苦手な高校生にもおすすめです。
国語は一度得意科目にしてしまえば、勉強をしなくてもコンスタントに高得点がとれる教科です。理論編で問題の解き方を学んだあとは、こちらの問題集で力を定着させましょう。
理科
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。理科の暗記学習はこれでばっちり!
付属のネット動画がとてもわかりやすく、まるで家庭教師の授業!基礎から標準レベルの力をつけるためには最適なテキストです。
タイトル通り、図や表がふんだんに盛り込まれたビジュアル参考書。勉強の仕方も説明されているので、テキスト通りに勉強を進めていけば、中学理科の各分野の理解が深まります。
基礎から標準レベルの知識を効率的に身に着けることができます。一人でも学習を進めやすく、編者のこだわりが随所に感じされます。
社会
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。社会の暗記学習はこれでばっちり!
ハイレベルな参考書。社会が大好きな生徒はこの一冊でどんどん自学を進めるとぐんぐん実力がアップします。
地理はやみくもに暗記してモス部に忘れてしまいます。地図と関連付けながら覚えていくのがポイントです。こちら教材の動画を見なが具体的なイメージを描いて勉強を進めていくことができます。
歴史の勉強は、頭の中に年表を作ることが重要。この教材は動画と連動した学習で、現代までの時代の流れを無理なく覚えていくことができます。
数学に定評のある数研出版社のテキスト。社会の教材ではことらがおススメです。演習書が付属しており、定期試験対策だけでなく、自高校入試の対策にも最適です。
こちらの教材は問題集ではありませんが、苦手教科の対策の第一歩としておすすめの教材です。名前の通りマンガで解説されていますので、スイスイ読み進めることができます苦手な人が多い歴史、公民、古文などをはじめとして、ほぼ全教科がそろっています。毎日気軽に触れることで苦手意識がなくなっていきます。
公民は身の回りの生活に深くかかわっており、内容的に社会の中で最も理解しやすい分野です。こちらのシリーズで定評のある動画授業でぐんぐん理解が進みます。
公民が苦手な生徒にはこちらがおススメ。基本からしっかり教えてくれるます。
偏差値50を目指す生徒におススメ。標準レベルの内容で3年間の学習内容を総復習できます。このテキストを完ぺきにこなせるようになったら、上のレベルにすってっぷアップしましょう。
受験生の50%以上が正解できた入試問題だけを集めているため効率的に基本問題を復習することができます。全ての問題に「受験生のどれくらいが解けた問題なのか」という正答率が表示されています。1ページあたりの問題量も少ないため無理なく進められ、モチベーションアップにつながります。
こちらの問題集は受験生の50%以下の生徒しか解くことができなかった難しい問題を集めた問題集です。偏差値は相対評価なので、みんなが解けない問題を解くことができるようになれば偏差値60が突破できるようになってきます。こちらの問題集もすべての問題に正答率がついています。正答率30%以下の問題が解けるようなれば、実力は相当なものです。何度も何度も繰り返し解いて応用力を伸ばしましょう。