2022/08/25
勉強という言葉を使うと、抵抗感のある人もいると思います。しかし、昨日よりも自分のレベルを少しでも上げる生産的活動は、すべて勉強と表現して問題ないと思います。通常最も身近な勉強は読書といえるでしょう。
本を読む習慣のない人は、毎月一冊でもいいので、少しずつ読む習慣を身に着けてくださいやはり、インプットの量が少ないと、自分のレベルがなかなか上がっていきません。別の言い方をすれば、自分のアウトプットが少ないのは、インプットの量が少ないのが鯨飲の一つなのです。
本を購入する際のコツは、一度に大量に購入せず、できるだけ1冊ずつ購入し、購入した日に読み始めることです。私の経験上、購入したにもかかわらず、積読になってしまっている人は、買った当日に読み始めなかった人です。
前の記事で、「勉強にはタイミングが重要」と述べましたが、これは読書にも当てはまります。本を探しているときに「読みたい」と思った本が見つかったら、迷わず即買いしましょう。そしてその本が手に入ったら、その日のうちに読み始めます。数ページでもいいので読み始める子がコツです。なぜなら、読みたいと思った時の読むのが一番効率よくその本の情報を吸収できるからです。一度に大量の本を購入すると、この読みたいタイミングを逃してしまう場合が多いのです。
そして、本を読み始めて、これは面白くない!または、自分に必要な情報が載っていない!と判断したらすぐに読むのは中断してください。自分に合わない本を読み続けることほど苦しいことはありません。メルカリかブックオフにでも売ってしまいましょう。自分にとって有益でない本を読むのは時間の無駄です。
これも私の経験上ですが、この本はまぁまぁためになったな、と思える本は、読んだ本の20%くらいのです。しかも、自分の本棚に並べたいと思える本は全体の5%にも満たないと思います。ですから、自分にとっていい本に出合うには、読書の量を増やさなければならないのです。さらに、せっかく読了しても、自分のためにならなかったなと感じる場合もあります。これは、本自体に価値がなかった場合と、自分レベルが本のレベルに達していない場合です。良書は1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と読み直していくうちに、同じ本からより多くの有益な情報をキャッチできるようになります。本に書いてあることは何も変わっていないのですが、自分が有益な情報キャッチできるレベルに上がったのです。このように、自分のレベルを知る上でも、読書はとても有効な手段です。
読書時間の作り方として、入浴中に本を読むことをお勧めします。これなら、忙しい人でも毎日10~15ふんは本が読めるようになるでしょう。せっかく買ったのに…と思うかもしれませんが、本は消耗品です。読まずに積読しておくよりも、しわになったも読破して知識を吸収した方が生産的です。防水機能の付いた電子書籍リーダーをつかうのもいい方法ですね。