2022/08/25
高校受験の勉強法情報はここから!郡山家庭教師学院のブログ記事より,
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前回の記事では、
10月~冬休み前までの過ごし方についてお話しました。
今回は、冬休み~受験直前の過ごし方についてです。
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弱点補強(冬休み~受験1週間前)
冬休み前までの過去問研究を終えると、
入試における自分の弱点が見えてきます。
ここからの期間は自分の弱点補強のために時間を割いていきましょう。
そのためにうってつけの問題集がこちらです。
公立高校の入試は教科書の範囲から出題されますので、
どうしても全国の都道府県で似たようなな問題が出題されるようになってきます。
この問題集は今年の3月に全国で実施された
各都道府県の入試問題と解説が掲載されています。
つまり、過去問同様、入試の傾向をよく捉えた問題で構成されているわけです。
過去問の弱点はその問題量にあります。
長いものでも過去10年分くらいの問題しか掲載していません。
しかしながら、量が多ければよいかというとそう言うわけではなく、
10年以上前の過去問では、
指導要領の改変や、出題傾向の変化によって、
現在の入試問題とのずれが生じてくることがあります。
その点から言っても「全国高校入試問題正解」は
昨年度末に実施されたばかりのホットな問題ばかりですので、
入試対策には絶好の問題集といえるわけです。
但し問題量があまりにも多いので、万人にオススメというわけではありません。
福島県であれば、
安積、黎明、福島、会津、磐城を目指し受験生には必須の問題集ですね。
郡山、郡山東レベルを目指している人も挑戦してみる価値は十分にあります。
逆にこれ以外の高校を目指しているのであれば、
県の過去問とこれまで取り組んできた問題集に
じっくりと取り組むのがよいと思います。
実はこの問題集、冬休みから取り組み始めては遅すぎます。
理想的には夏休みから、
遅くとも10月からはコツコツと取り組んでほしい問題集です。
次回は「全国高校入試問題正解」の使い方についてお話いたします。