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問題演習が効果的な教科の学習方法(数・英・理) その2

time 2014/11/08

高校受験の勉強法情報はここから!郡山家庭教師学院のブログ記事より, 

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今回は「問題演習が効果的な教科の学習方法 その2」についてです。

ここでは、具体的な学習方法について説明していきます。

数学の問題集を解く場合を例お話を進めていきましょう。


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step1 問題集を解く 1回目
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まずは問題集用のノートを用意して、

問題集を解いていきましょう。

絶対に問題集に直接答えを書き込んではいけません。

せっかくの問題集を1度しか使わないのはもったいないですからね。


1回目は最初から最後まで順番にといていって大丈夫です。

ただし、解答学習の記事でもお話しましたとおり、

1つの問題に対して5分考えてもとき方が分からない場合は、

その問題は飛ばしてください。

1ページまたは見開き2ページ解き終わったら

○付けをします。

そのときに、ただ単純に○×をつけていくのではなく、

「自分の理解度」を客観的に捉えるために、

問題に印をつけながら○付けをしていきましょう。

問題に印をつけるルールは次のとおりです。

無印・・・すらすら解くことができた問題。

△・・・間違えてしまった問題(ケアレスミス、解答を読めば理解可能な問題)

×・・・間違えてしまった問題(解答を読んでも理解できない問題)


このように△、×を問題集の問題番号のところに書いていきます。

正解した問題については、もう既に解けるわけですから、

何も印をつけなくてもいいです。

間違えた問題にだけチェックします。

ノートに問題を解いて答え合わせをし、印をつける、

この作業をくりかえしながら、

どんどん問題集を解いていってください。

△のついた問題は問題集の解答書を見ながらノートに解き方を書いておきましょう。

×のついた問題は可能な限り理解できるように解答書を確認しておくようにします。

問題集を一通り解くことを1回転または1周と数えます。

定期テスト範囲が問題集20ページ分であれば1回転は20ページ

受験のための勉強であれば、1回転は問題集1冊ということになります。



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step2 △・×がついた問題を解く 2回目
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問題を一通り解き終えたら、2回転目に入ります。

全ての問題を解いていく必要はありません。

△と×つけた問題だけもう1度解いていきましょう。

解かなければいけない問題数が少なくなりますので

1回目よりも短時間でとくことができると思います。

このときも、ひとつの問題につき5分以上考えないようにしてください。

△をつけた問題は解ける見込みが十分ある問題です。

この△をつけた問題がテストに出たときにとりこぼさないようにすることが大切です。

できなかったことを出来るようにする。それが勉強なのです。

ですから△の問題に繰り返し挑戦して解いていくわけです。

×の問題はさらっと見るだけでかまいません。

できそうだったらやってみる、

分からなかったら飛ばしてください。

たくさん時間をかけて考えても貴重な時間を浪費してしまいます。

また、2回目の問題集も、以下のルールに従って問題に印をつけていきます。

1回目△だった問題
・2回目は解けた!という場合・・・△・×→○
・また解けなかったという場合・・・△・×→△・×

1回目×だった問題
・2回目は解けた!という場合・・・×→○ (コレはほとんどありえません)
・2回目も解けなかったが、解き方は分かった・・・×→△
・2回目もまったく分からなかった・・・×→×

1回目につけた△という状態が2回目はどうなったのか。

自分の理解度がどれだけ進んだか確認しながら問題に取り組みましょう。

△が○になったのか、△が△のままなのか。

それを問題集の問題番号のところに書き込みます。

こうして少しずつ×を△に、△を○に変えていきます。


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step3: △のまま、×のままの問題をもう1度解きなおす 3回目以降
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さて、ここからはひたすら繰り返し問題集を解いていきます。

△がついている問題はどんどんと少なくなっていくと思いますので、

回転数が上がっていく1回転にかかる時間は短くなっていきます。

3回転目以降は△の問題がなくなるまで問題集を回していきます。

ひたすら問題集と向き合っていきましょう。

根気強さが求められてきます。

がんばってください!


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△問題を解けるようにするだけで、

あなたの得点力はだいぶ上がっているはずです。

×の問題にあまりこだわる必要はありません。

問題をさっと見て解けそうだったら挑戦してみる。

分からなかったら飛ばしてしまう。

×の問題はもともと歯が立たない問題なのですから、

とけたらラッキーぐらいの感覚で臨みましょう。

テストで重要なこと難点とることができるかということです。

難しい問題を1問解くよりも、

自分が解ける5問の問題を確実に解く方が優位に立つことができます。

まずは取りこぼしをなくすことからはじめていきましょう。

次回はstep4、△の問題がすべて○担った後の学習方法をお話します。

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