【大学受験】受験生は全員寝る前に復習をすべき！朝勉の効果とやり方

time 2022/08/27

受験生は絶対に寝る前に復習をやるべき

すべての受験生が絶対にやるべきことは、夜寝る前に1時間、その日学んだことを復習することです。

なぜかというと、夜寝る前の1時間で復習をすると、復習時間を大幅に短縮できるからです。多くの学生の勉強法は、できるだけ多くの参考書に目を通し、翌日からまた始めるというものです。一見、正しいように見えますが、勉強が完結していないと記憶の定着がなく、せっかく学んだことが無駄になってしまうのです。

学習したことを長期記憶に移さない限り、人はどんどん忘れてしまうので、復習は絶対に必要です。一度覚えたものは時間が経つと復習の効率が下がり、短時間に何度も復習するほど記憶の定着が良くなることを表しています。このメカニズムはヘルマン・エビングハウスによって発見されたため、エビングハウスの忘却曲線と呼ばれている。

例えば、二人で1時間勉強したとします。その1時間の勉強を1週間後に見直すと約45分かかると言われていますが、24時間以内に見直すと、約10分でほぼ100％の記憶がよみがえります。そして、その復習を1週間のうちに5分ほどすると、ほぼ100％の記憶が再び戻ってくるのです。さらに、1カ月以内に2〜4分間、その審査に報復すれば、記憶は100％に戻る。

このように、一度学んだことは、すぐに復習し、その後も定期的に復習することで、学んだことが定着していきます。ですから、学んだことを確実に定着させ、効率よく学びたいのであれば、ただ前に進むだけでなく、「3歩進んで2歩下がる」という学習方法をとる必要があります

夜寝る前に復習したほうがいい2つの理由

皆さんは、なぜ復習をすべきなのか、その理由を理解していただけたでしょうか。なぜ夜寝る前に復習をしなければならないのかと思う人もいるでしょう。夜寝る前に復習したほうがいい2つの理由を紹介します!

記憶のゴールデンタイムを最大限に活用する

夜寝る前は暗記のゴールデンタイムと言われています。実は、これは経験則だけでなく、脳科学でも証明されていることなのです。人間の脳は、夜寝ている間に昼間に得た情報を整理し、定着させる能力を持っています。さらに、記憶の定着は睡眠開始直後から始まるため、就寝前に記憶したことはほとんど失われずに保持されると言われています。そのため、夜寝る前の時間は暗記のゴールデンタイムなのです。

復習ではなく、新しい暗記物を覚えればいいと思っている人もいるかもしれませんが、そうではありません。これは、日中にあらゆる情報にさらされた脳が、就寝前の夜間に最も疲れているためです。つまり、就寝前は集中力や判断力も著しく低下しているため、新しい情報を得ようとするのではなく、負担の少ない方法で復習することが最良の選択となるのです。

また、重要な追加事項として、長時間の勉強や夜更かしは、いくら記憶のゴールデンタイムとはいえ、睡眠の質を低下させることにつながる。睡眠の質が低下すると、記憶の定着や保持も悪くなり、就寝前の復習が無駄になってしまうかもしれません。夜、就寝の1時間前という制限を設けたのは、この失敗を避けるためです。これは徹底的にやってほしいことなので、しっかり覚えておいてください。

早朝学習との相乗効果が期待できる

夜寝る前の1時間の復習が、早朝の勉強との相乗効果を生む。

具体的には、夜寝る前に見直した内容が実際に保持されているかどうかを、朝一番に確認するのです。もし、そこに保持されていない部分があれば、丁寧に調べ直してください。こうすることで、寝る前の記憶力の良い時間帯だけでなく、夜から朝にかけての短い時間にも復習することができ、知識の定着率が格段にアップします。したがって、この抜け漏れを発見し、さらに定着度を高めるという作業を毎朝行えば、受験生活を通じて復習時間を大幅に短縮することができます。寝る前の復習と早朝の勉強法はセットで本当におすすめなので、ぜひこの順番を毎日の習慣に取り入れてみてください。

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