2022/08/25
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地学がおすすめな理由？
地学は、地球と宇宙を研究する学問です。例えば、高校の地学では、地質学、気象学、海洋、地震、地球史、天文学を学びます。地球内、地球表面、地球を取り巻く空間の現象を研究する学問です。
地学には主に3つの特徴があります。
- 計算や暗記があまりない
- 地理を選択科目として提供できる大学はごくわずかです。
- 参考書や問題集はほとんどない。
大学入試における地学の優位性は、短時間で準備できることです。他の理系3科目と比較すると、地質学は比較的計算が少なく、暗記が多い。しかし、暗記量も生物より少ないので、短時間でもセンター試験で高得点を取ることが可能です。もちろん、文系の高校生は理系科目よりも文系科目に時間を割くことになります。理科はセンター試験でしか使わないので、理科に余計な時間をかけたくないということです。地学は、短期間で準備できるため、文系の高校生にとって最もコストパフォーマンスの高い科目です。
大学受験のための地学のデメリットは、受験科目として使える大学が少ないという点です。物理・化学・生物に比べ、国公立大学の二次試験や私立大学の入試で地質学を受験できる大学・学部は圧倒的に少ないです。私立大学に通う高校生の場合、地学を選択しても、他の科目と一緒に入試を受けることが可能です。ただし、国公立大学の場合、理科は2科目必修のところが多いので、国公立大学を目指す高校生には地学以外にもうひと科目勉強しなければなりません。また、上記のような欠点があるため、参考書や問題集は非常に少なく、センター試験対策や地学基礎の参考書や問題集はありますが、二次試験対策のような発展的な参考書や問題集はなく、絶滅危惧種みたいなものです。ただ、２次試験で地学を実施している大学はそれほど多くありませんので、地学は文系志望者のための理科科目ということができます。
とはいえ、勉強する内容は身の回りの減少を多く取り上げていますので、内容がとても面白く、モチベーションの継続は容易です。受験科目として使える大学を死亡しているのであれば、地学は超おススメの理科科目です。
地学で９０%以上得点するための勉強法
教科書を徹底的に暗記する
暗記科目なので、教科書のインプットをきちんとすることが大切です。センター試験の地学の問題は、ほとんどが教科書の内容から出題されます。そのため、教科書は隅から隅まで読む必要があります。ある程度入力したら、リファレンスブックで出力しておくとよいでしょう。そうすることで、知識の定着率がぐんと上がります。
問題集の使い方
第一の学習方法は、答えを見ずに問題を解き、解説をじっくり読むことです。当たり前のことなのですが、多くの学生がこれを怠っています。特に、問題を解きながら答えを見ていく傾向があります。まずは自分で問題を解き、その後に解説を読んで自分の知識に取り入れるとよいでしょう。最低でも3周はしてください。1回目で解けなかった問題は2回目、2回目で解けなかった問題は3回目に挑戦してください。間違えた問題を繰り返し学習することで、自分のやり方を定着させることができます。このように、地学の勉強に参考書を活用することができるのです。
地学のおすすめ参考書＆問題集
青木の地学基礎をはじめからていねいに
「青木の地学基礎をはじめからていねいに」は、イラストを多用し、カラフルなページで地球科学の基礎が学べる参考書です。図や地形図、天気図などビジュアルを使った問題が多いので、文字だけでなく、イラストや写真が多い本を選ぶと理解しやすいと思います。地学の基本的な問題を解くためには、何が起こっているのかを視覚化することが重要です。地質学の基礎を学ぶのに最適な教材です。
新しい高校地学の教科書―現代人のための高校理科
本書は、高校理科の内容を羅列したものではありません。また、クイズやコラムを盛り込み、最後まで飽きずに読めるよう工夫しています。
共通テスト過去問研究 地学/地学基礎
計23回分収載!思考力問題が満載の、共通テスト対策過去問集。最新の共通テスト本試験を2日程分収載。 さらに、試行調査も収載。共通テスト対策に役立つ、センター過去問もバッチリ収載。共通テストの攻略法がわかる、充実の「共通テスト対策講座」で、受験勉強を強力にサポート。使いやすい別冊問題編。マークシート解答用紙つき。共通テスト対策に最適の1冊。地学を選択する殆どの受験生は共通テストを受験すると思います。教科書と参考書で地学の知識をインプットしたら、センター試験時代からの過去問をとにかく解きまくるのが最強の勉強法です。全ての問題を解けるようにすれば、共通テストで９０%以上の得点は確実です。
