2022/08/25
語彙集、古典文法書、読解問題集など、古文に関する参考書をランキング形式で紹介します。
目次
大学受験で古文を勉強することの意義とは?
参考書の問題と実際の試験で出題される問題は、同じようなものであったり、同じ話の違う部分であったりすることが多いのです。その理由は、古文書は日本の古文書であり、書き足すことができないからです。そのため、模試や入試では、既存のテキストが使われています。つまり、問題の解き方を学ぶだけでなく、見たことのある問題を解けるようになるのです。
問題だけでなく、古典文学の参考書にも詳しい解説が掲載されていることがあります。少し面倒ですが、文中の各単語の意味や使い方を確認してみてください。現代の文章では、同じ単語が別の文章で使われることがよくあるように、他の文章でも同じ単語や文法が必ず出てきます。
古文に登場する語彙を学ぶ!
この言葉を知れば、日本語が読めるようになる! 英単語を知っていれば、何を言っているのか理解できるはずです。しかし、英単語に終わりがないように、日本古来の言葉にも終わりがありません。
今回は、どれくらいの単語を覚えればいいのかを解説します。
大学受験のおススメ古文参考書ベスト15
15位 二刀流古文単語634
自分で単語を覚えるのが難しい人のための参考書です。単語だけで暗記するのは難しいという方には、これらの単語が文章の中でどのように使われているかを理解することができる本書をお勧めします。また、634語は大学入試の出題頻度に合わせて配列されているので、見出しに注目するだけでも効果的です。
14位 望月光の古文単語333
代々木ゼミナールの人気講師である望月光氏が執筆した本書は、ただ暗記するだけでなく、言葉の意味を理解できるようになります。言葉の成り立ちとその核となるイメージを解説しています。イラストも多く、視覚的に言葉を理解することができます。また、本書には別途クイズが用意されており、すべて理解できたかどうかを確認することができます。
13位 古文解釈の完成 中・上級問題集
上級中学の駿台と呼ばれる駿台受験シリーズの参考書で、難問が多く含まれています。国立のトップ校や公立の難関校を目指すなら、この本がおすすめです。大学入学共通テスト(以下:共通テスト)の古文問題で満点が取れるレベルになってから始めることをお勧めします。
12位 望月光の古文教室(古典文法編)
本書は、高得点を取るために必要な文法、語彙、背景知識の3つの要素を定着させるためのものです。ウォームアップ編では、品詞や接続詞の基本を学びます。その後、実践編として、文法事項をひとつひとつ学んでいきます。この本は、日本語を初めて学ぶ人のために書かれたもので、とても詳しい解説があります。
11位 速読古文単語
赤シートを使って、それぞれの単語の最も一般的な意味と、その語源のイラストを見ることができるので、ただ暗記するのではなく、その意味を理解することができるのです。重要単語」「最重要単語」「最重要敬語」に分かれているので、大学入試の前など、短い時間で最重要単語に目を通すことができます。
10位 マドンナ古文常識217
マドンナシリーズは、日本で最も人気のある参考書の一つです。この参考書では、冊子が書かれた当時の「常識」を知ることができます。古文書を読むときの常識は、それが書かれた時代には、結婚するまで相手と顔を合わせないということでしたから、それを知らないと理解するのは難しいでしょう。非常にコミカルに書かれているので、参考書というより、笑える本として読むことができます。
9位 古典単語ゴロゴプレミアム
古典単語が覚えられない方にオススメの一冊です。本書では、『ゴルゴ13』で有名なデューク東郷が、それぞれの単語とその意味を紹介しています。単語が面白いので、”暗記しなきゃ!”と思わなくていいんです。 . 考えなくても単語が覚えられるので、とても便利です。
8位 富井の古文読解をはじめからていねいに
古文の読み方、理解の仕方を解説した本です。「センテンス」「一般常識」「ジャンル」「実践」の4つのカテゴリーがあります。この本は、日本語の文法と語彙をすべて学んだと思う人のための本です。本書を読み終えたら、センター試験の過去問や私大の過去問のMARCHレベルに進みます。
7位 おいしい古文
本書は、大学入試によく出る古典をコンパクトにまとめた入門書です。細かいところまで覚えていなくても、試験のあらすじや登場人物、時代背景を知るだけで、内容をあまり知らなくてもある程度は解けるようになるものです。とても読みやすい本です。古文に慣れてきたら、読解も並行して取り組むとよいでしょう。
6位 古文文法問題演習―基本テーマ30
わかりやすい文章で定評のある河合塾の文法書です。助動詞、助詞、敬語などの用語、基本文法、解答解説の5つのセクションで構成されています。練習問題だけでなく、実際の試験問題もあるので、対策が必要な難易度を把握することができます。また、詳細な解説と照らし合わせることで、正しく理解できているかどうかを確認することができます。
5位 ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル
大学入試に必要な文法が網羅されています。難易度は高くないので、古典が苦手な方や初学者の方におすすめです。ステップアップノート30 基礎文法ドリル」が本書の基本ですので、必ず全問正解できるレベルまで到達してください。
4位 ステップアップノート30 古典文法トレーニング
初歩的な文法の説明よりも、演習に重点を置いています。初級編を何周かやって、もう大丈夫と思った方にお勧めの一冊です。「これだ!」と思ったら、とことんやりましょう。完全にマスターしたと思ったら、読解問題集に挑戦してみてはいかがでしょうか。
3位 マドンナ古文単語230
1ページにつき1単語ずつ学習できます。語源や解説、イラストも掲載されているので、単に意味を覚えるだけでなく、理解することができます。他の単語帳に比べて収録語数が少ないので、重要な単語を効率よくカバーすることができます。現在、コベックを使いこなせていない方や、古文を共通テストでしか使わない方は、この本で十分だと思います。
2位 古文上達 読解と演習45
基礎から応用まで、読解に関する45問を収録しています。本書の特徴は、「まとめ」と「集中講義」で文法事項を詳しく解説していることです。概要」を読んでも理解できないところは、より詳しい「集中講義」を読んで理解を深めてください。また、解説が詳しいのも特徴のひとつで、復習するときにとても役に立ちます。
1位 古文上達 読解と演習56
古文読解についての参考書です。問題のレベルが高いので、初級の読解参考書を終えてから始めるとよいでしょう。過去問の解説はそれほど詳しくなく、参考書のみで詳しい解説がされています。解説をよく読んで、単語、文法、時代背景をすべて理解することが大切です。
古文(文法)のおススメ参考書
ボキャブラリーの次にマスターすべきは古典文法です。当然、現代の文法とは大きく異なるので、別言語という認識で暗記する必要があります。最初は難しく感じるかもしれませんが、一度マスターしてしまえば、後の演習がとても楽になります。ここでは、そのサポートとなる参考図書をご紹介します。
富井の古典文法をはじめからていねいに
古典的な日本語文法が苦手な人、どう勉強したらいいかわからない人のための初めての参考書。古文の学習方法に迷っている人に最適な参考書です。
古文解釈 はじめの一歩 文法から解釈へ
古文を解読するために必要なポイントを詳しく解説しています。内容が重いので、この参考書をすぐに勉強することはお勧めしません。「富井の古典文法をはじめからていねいに」で基礎を固め、本書でスキルアップを図ることをお勧めします。練習のきっかけにするのがおすすめです。
古文上達 基礎編 読解と演習
古典文法をある程度習得し、過去問を受ける前に長文読解に慣れたい方にお勧めの一冊です。45章もあり、内容も重いですが、この本で中堅私大レベルの読解力をつけることができます。文法の知識を使って長文を解きたい方にお勧めの一冊です。
古文(読解)のおすすめ参考書
古文入試精選問題集
この参考書は、基礎知識のインプットが終わった学生が、過去問に取り組む前に練習したいときによく使われます。本書の問題は、MARCH、早稲田慶應、難関国公立大学の過去問から引用したものです。したがって、この参考書の演習に移る前に、基本的な参考書から始めるとよいでしょう。本書のレベルの目安としては、センター試験の8割に合格する力が必要です。ただ、レベルは高いですが、解説はかなり充実しているので、ある程度知識のある学生がこの参考書で練習すれば、過去問に対応する力が身につきます。
古文(単語)おススメ参考書
古文単語ゴロゴ
最初にご紹介するのは、『古文単語ゴロゴ』です。日本語の古語を語呂合わせで覚えるというコンセプトの単語帳です。この本に載っている単語をすべて覚えることができれば、大学入試で困ることはないでしょう。日本語の単語を覚えるのが苦手な方でも、『古文単語ゴロ合わせ』を使うと覚えやすいので、以前より効率的に覚えられるようになります。すでに教科書や問題集で単語を覚えようとしていて、難しいと感じた方は、こちらの参考書で単語帳を使って覚えてみることをおすすめします。
読んで見て覚える大切な315の古文単語
次にご紹介するのは、「読んで、見て、覚える315の大切な古文単語」です。それぞれの単語に語源とイラストがあるので、違和感なく暗記できます。これまでの日本語単語帳よりもイラストを重視し、初学者でも安心できる内容になっています。
古文の基礎固めにおすすめの参考書
古文には暗記しなければならない単語や動詞、助詞が多く、苦手意識を持つ人も多いのですが、裏を返せば、一度暗記してしまえば、大きな得点源になるのです。しかし、頑張りすぎると、かえって時間を浪費することになりかねません。この記事を参考に、正しい本を勉強して、最短で試験に合格できるようにしましょう。
古語の特徴は、単語だけでなく、文法的な事柄もたくさん覚える必要があることです。すべてを適当に暗記するのは非効率だし、時間もかかります。古文の知識を蓄えたら、今度は練習帳で実践してみましょう。いくら暗記しても、自分で問題を解くのに必要な時間と労力には対応できません。自分に合った参考書を見つけて計画的に受験勉強を進めていきましょう。
ステップアップノート30古典文法基礎ドリル
この参考書のコンセプトは「短期間で古典文法を身につける」ことなので、この参考書を完成させることで、ある程度古典の文章を読めるようになります。各文法を詳しく説明するのではなく、練習問題で文法に慣れ親しむことができ、学んだことを書き出すのに適した参考書となっています。また、初めて学習する人が古文でつまずいたり、不安になったりしないように、丁寧な解説を心がけています。
まとめ
一言も理解できないような授業を受けたことがある人ならわかると思いますが、古文に阻まれていると感じている人はたくさんいます。多くの人が古文に導かれていると感じているようですが、確かに古文は現代文の古い版であり、同じ言葉でも意味が大きく異なります。古文を英語と同じように外国語として扱い、ルールを守って理解することが近道です。古文は勉強範囲が狭いので、頑張れば高得点を取ることは難しくありません。最高の参考書を使い、古文を得意科目に変えていきましょう!
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