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【大学受験】高校1・2年生必見!受験に大きく影響する!社会科目の選択方法

time 2022/02/15

【大学受験】高校1・2年生必見!受験に大きく影響する!社会科目の選択方法

“選択科目の決定”。これは、1年生と2年生の全員が決断しなければならないことで、大学での成否に直結する非常に重要なことです。一度選択すると、学校はその科目を履修することを前提にしているので、授業や定期試験で多くの時間を費やすことになります。今回は、その選択を後悔しないために、その概要をご紹介します。

目次

社会科目を選択するときのポイント

ここでは、社会科目選びで失敗しないための以下の3つのコツをご紹介します。

  1. 志望校に合格できるかどうか
  2. 中学校でのあなたの学力
  3. あなたの興味

志望校に合格できるかどうか

1点目は、志望校に出願できるかどうかです。政治経済学部や地理学科を選ぶと、出願できる学校が限られます。大学によっては、政治学や地理学の履修を認めていないところもあるからです。最悪なのは、科目を決めた後で、志望する大学に出願できないことが分かったことです。これは滑稽に聞こえるかもしれませんが、現実に起こっていることなのです。したがって、最適な科目を選択するためには、国立・私立を問わず、出願する可能性のある大学の科目選択をあらかじめ確認しておくことが大切です。

中学校での学力

2つ目のポイントは、中学時代の学力です。例えば、中学校の定期試験で9割以上得点できた人は、高等学校での勉強の基礎が出来ていることになります。どんな科目でも基礎がしっかりしていれば、必要な参考書をある程度読み飛ばすことができ、知識の発展や応用が早くなります。

対象への興味

3つ目のポイントは、自分の興味関心です。参考書を読みながら、自分が学んでいることに純粋に興味を持ち、ワクワクできるかどうかが、上達に大きく影響します。

実際に学習を始めるときに、全く興味がなくて学習するのが苦痛にならないように、トピックを特定できるようにしてほしいと思っています。

あなたにぴったりの社会科目を徹底解説

世界史

今日取り上げる選択科目の中で、世界史は最も多くの暗記が必要な科目です。しかし、大学入試では重要な分野を表面的に理解するだけで済む問題が多いため、得意になりやすい科目の一つでもあります。世界史は、「横の流れ」や地理を理解することも重要です。「横の流れ」とは、ある国の出来事と、他の国で起こったことの流れを指す。そのため、同時期に発生した事象を結びつけ、国同士の関係を整理する必要があります。また、世界史は主に領土問題の記録であるため、一連の知識である地理を把握することも必要です。

世界史を選択する最大のメリットは、選択科目としての汎用性の高さです。あらゆる大学の受験可能性を残しておきたいという人は、後述する日本史か世界史に絞られることになります。

世界史の欠点は、最も多くの暗記を必要とすることです。世界史は大量の暗記が必要です。中学生以来の勉強ということで、ゼロからのスタートとなるケースが多いようです。

世界史は、外国の地名や人名を覚えることができる人、新しいことを学ぶのが好きな人、異文化に興味がある人に向いています。キリスト教とイスラム教の違いなどに興味がある人にはピッタリです。

世界史のおススメ参考書&問題集と共通テストで80%レベルに達するまでの所要時間の目安は以下の通りです。

日本史

日本史は世界史に次いで暗記量が多い科目です。しかし、日本史は世界史と異なり、日本史は一国の歴史についてより深い知識が要求されます。つまり、タイムラインや因果関係を使って出来事を整理する能力が必要になるのです。

日本史は、高校に入る前に基本的な内容を終えているので、勉強を始めやすいのも利点の一つです。すでに中学校で習った日本史の基礎知識があれば、問題なく勉強できるはずです。これは他の科目と比較して大きなアドバンテージです。

デメリットは、世界史に比べて地理的な範囲が狭いため、より深い内容の問題が出題されることです。世界史が「広く浅く」だとすれば、日本史は「狭く深く」です。しかし、時系列的に一点に集中できるのであれば、それは利点となりえます。

日本史は、戦国時代や幕末が好きな人に向いています。時代劇が好きな方、戦国武将や剣と魔法のゲームなどをプレイしたことがある方なら、すでに馴染みのある人名や地名が多いので、わかりやすいと思います。

日本史のおススメ参考書&問題集と共通テストで80%レベルに達するまでの所要時間の目安は以下の通りです。

地理

地理は、系統地理学と地理学の2つの分野に大別される。系統地理学は地形、気候、農業、工業など、地理学はアジア、ヨーロッパ、北アメリカなど、それぞれ異なるテーマを研究しています。地理は記憶力が必要なく、時間もかからないが、分析力、論理的思考力が必要です。標準的な試験で9割の満点を取るのは、単なる暗記以上のものが要求されます。

地理は、暗記が比較的少なく、歴史とうまく融合しているという利点があります。山川の用語集にある日本史の用語の数に比べると、地理は3分の1程度に過ぎません。地理は地名や文化、民族の問題を扱うため、世界史との相乗効果があります。また、地理は構成と密接な関係があります。

地理学の欠点は、受け入れる大学が限られることです。例えば、慶應義塾大学では商学部のみ、早稲田大学では教育学部でしか地理で受験できません。志望校を選択する際には、志望校を確認することが重要です。

地理学は、数値データの分析が好きで、論理的思考力に自信のある人向けです。地理は暗記だけでは太刀打ちできない科目ですが、科学的に考える力があれば、高得点が狙えます。

地理のおススメ参考書&問題集と共通テストで80%レベルに達するまでの所要時間の目安は以下の通りです。

政治経済

その名の通り、政治学と経済学の2つの分野に分けられます。例えば政治学では、日本の国会はどのように機能しているのか、他の国の国会とどう違うのか、といった国内外の政治に関する問題が出題されます。経済学では、ある年の総生産から実質経済成長率を求めるような計算問題があります。そのため、暗記するだけでなく、ロジックを理解し、計算を練習することが重要です。

政治・経済のメリットは、世界史や日本史に比べて圧倒的に勉強量が少なくて済むことです。文部科学省は、地理と倫理は4単位必要だが、政治と経済は2単位しか必要ないので、勉強量は非常に少ないと思います。そのため、政治・経済で必要な暗記量は少なく、短期間で簡単に上達することができます。しかし、その分、受験生が大学受験では点数を取りやすく、場合によっては点数調整で大幅に点数を落とすこともあります。

政治・経済のデメリットは、受けられる大学の範囲が狭いことと、最新の時事問題を問われる可能性が高いことです。早稲田大学では文学部、文化創造学部、政治経済学部、国際教養学部、社会科学部で受験できますが、慶應義塾大学では全学部で政治学の受験はできません。近年、政治学や経済学の受験が可能な学部は徐々に減り始めています。最新の時事問題に関する出題傾向としては、政治学や経済学で、他の科目よりも最新の内容に関する出題が多いようです。

政治経済は、日常生活で起こる時事問題に興味がある人向けです。歴史と違い、学んだことを日常生活で活用できる科目なので、日頃からニュースや新聞に触れている人は、そこから得た知識を活用することができます。

政治経済のおススメ参考書&問題集と共通テストで80%レベルに達するまでの所要時間の目安は以下の通りです。

現代社会

政治経済や倫理の基礎、国際情勢、環境問題など、幅広いテーマを扱う現代社会は、社会と人間に関する基本的な問題について理解を深めることを目的としています。

現代社会」の長所は、1つ1つの単元が薄くて覚えやすいこと、常識的な範囲で対応できる問題が多いことです。社会科にあまり時間をかけずに一定の点数を確保したいが、他の科目も高得点を取りたい人に向いている科目です。また、中学受験生や現代社会分野に興味のある方は、初受験で60%以上の成績を収めることも珍しくありません。

デメリットは、中堅国公立大学の共通テストにしか使えないことです。難易度が高い大学ほど現代社会では受験できなくなるので、志望校の科目は必ずチェックしておきましょう。

現代社会は、政治経済と同じように、時事問題に興味がある人向けです。なにも勉強をせずに共通テストの過去問を解いてみて、50%以上得点できる力が備わっていれば、現代社会を選択するメリットを享受できるでしょう。

おススメ参考書&問題集と共通テストで80%レベルに達するまでの所要時間の目安は以下の通りです。

倫理

倫理は、古代から現代までの哲学用語や偉人の名前など、いわゆる「思想史」「哲学史」を学ぶ科目です。また、与えられたテキストの下線部に関連して、先人の思想や哲学を問うなど、長文問題でセンター試験時代から知られている科目でもあります。

倫理学の強みは、暗記が少なくて済む狭い科目であることと、世界史という思想的な領域との親和性が高いことである。したがって、世界史を選択した国公立大学の学生は、共通試験の科目として倫理を選択することで、より充実した学習ができます。

デメリットは、受験できる大学が少ないことです。実際、国公立大学の共通テストでしか使えないし、難関大学の共通テストでも倫理は単独では使えない場合がほとんどです。

倫理は、歴史や哲学に興味があり、近代文学を専門とする人に非常に適しています。また、文章を読んで理解しないと解けない問題もあるので、読解力も有利になります。

おススメ参考書&問題集と共通テストで80%レベルに達するまでの所要時間の目安は以下の通りです。

倫理政経

その名の通り、倫理学と政治経済学を組み合わせた学問です。独創的な問いは少なく、むしろ倫理学、政治学、経済学に同じ問いが見られる。共通テストでは、暗記だけでなく、内容を理解した上での思考を必要とする問題が多く出題されます。そのため、倫理や政治・経済では、常に “なぜそうなのか?”を意識することが必要です。

倫理政経のメリットは、多くの難関大学が「倫理政経」を公民の科目として指定していることです。ただし、私立大学や中堅国公立大学では、特別な事情がない限り、一般試験や二次試験で倫理・政治を使用しないので、国公立大学への合格が難しく、倫理政経でなければ受験できない受験生以外は、最初から倫理政経を勉強せず、現代社会、政治経済、倫理をそれぞれ勉強してください。

倫理と政治を履修するデメリットは、2科目勉強しなければならないので、負担が大きいことです。文部科学省は日本史や世界史と同じ4単位を与えているので、暗記量は同じと考えた方がいい。

時事問題や歴史、哲学に興味があり、現代文が得意な方に向いています。

おススメ参考書&問題集と共通テストで80%レベルに達するまでの所要時間の目安は以下の通りです。

文系数学

試験によって点数の幅が大きい、ハイリスク・ハイリターンな科目です。文系の数学は、理系の数学ほど難しい計算は必要ありませんが、より正しい論理で問題を整理し、アプローチする力が必要です。微分積分を例にとると、文系の場合、「xのn乗」の微分積分さえできれば、基本的にすべての問題が解決できるんです。しかし、微分には計算能力だけでなく、関数を座標平面や空間に落とし込み、論理的に解釈する能力が重要です。

文系数学は、歴史や公民に比べて暗記が少なくて済むという利点があり、点数調整の際に有利になる可能性があります。文系数学は平均点が非常に低いため、高得点を取れば追加で得点調整をしてもらいやすいのです。

文系数学は短期間での逆転には向いていません。確かに選択科目の中では最も暗記量が少ないが、期待される学習量は地理Bの3倍から4倍、人によっては4倍以上かもしれない。したがって、暗記量だけに惑わされないようにしなければなりません。また、理系の学生が参戦してくることも要注意。特に、慶應義塾大学経済学部のように、英語・数学で小論文が出題される学校であれば、理系の方でも比較的出願しやすいと思います。この場合、競争率が高くなります。

文系の数学は、パズルなど数字や空間を扱うのが得意な人、物事を論理的に分析・考察するのが好きな人に向いています。一方で、数学は論理的思考力を養う科目でもあるので、「数学は公式を暗記して、それを応用して計算するものだ」と思っている人は向いていないでしょう。

文系数学のおススメ参考書&問題集と共通テストで80%レベルに達するまでの所要時間の目安は以下の通りです。

 

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